楽天FXの評判:短所や比較、スプレッド、MT4、レバレッジ

(公開日:

楽天FXは楽天証券が提供するFXサービスだ。任意に取引する口座のほか、自動売買ツール「MT4」に対応する専用口座もある。

楽天FXでは「グッドデザイン賞」を受賞した取引ツールが無料で利用できる。楽天銀行と連携させることで即時入金が可能になり、取引に楽天ポイントが付与されるようにもなる。そのため、日頃から楽天グループのサービスを利用している投資家にはメリットが大きいと言えるだろう。

結論からいえば、楽天FXは取引ツール重視のトレーダーに向くFX会社だ。口座開設の際は、同じく取引ツールに強みがある以下4社と比較し検討したい。

 ポイント最小取引単位通貨ペア数ドル円 スプレッドシストレ対応
FXTFFXTF情報局ではFXに関する情報を提供、コストが低い10,000通貨300.1銭×
JFXスキャルピング可能で短期売買がしやすい10,000通貨260.2銭×
アヴァトレードシストレ可能であり、MT4の次世代ツールMT5にも対応1,000通貨501.1銭
OANDA 対応通貨ペアの種類が多い1通貨690.3銭~0.8銭×

更に詳しい比較・デメリットを補うFX会社の組み合わせはこちら(特化記事)

楽天FXを簡潔にまとめると?:取引ツール&情報重視トレーダーに向く

楽天FXは高度な自社取引ツールのほかMT4に対応している。取引ツールを重視したいトレーダーに推奨されるだろう。取引ツールについては後で詳しく述べる。

楽天FXは情報配信にも強みがある。FXにまつわる情報はもちろん、株式など、さまざまなマーケット情報を配信している。

特に日経新聞が無料で読める点は大きいだろう。楽天FXは情報配信重視のトレーダーにも向くといえよう。

楽天FXのメリット──ポイント獲得や24時間対応の問い合わせ

楽天スーパーポイントが貯められる

楽天FXでは取引で楽天ポイントが貯まる。

楽天ポイントは、楽天市場など楽天グループのサービスで利用できる。楽天証券の株式手数料や投資信託の購入に充てることも可能だ。

投資に役立つ専門情報を配信

楽天FXは情報発信に力を入れている。毎日配信の「毎日!為替Walker」や毎週金曜日に配信される「FXマーケットライブ」など、投資に役立つ専門情報が充実。初心者向けの解説から上級者向けの詳しい分析まで、幅広い層をカバーしている。

日経新聞が無料で読める

また日経新聞(楽天証券版)が無料で読める点もメリットだ。日経新聞の朝刊・夕刊に加え、日経産業新聞や日経MJなどが閲覧できる。過去1年分の記事検索も可能だ。

内容は楽天証券用にカスタマイズされてはいるが、質の高い情報を無料で読めるのは魅力的だろう。

同サービスは、楽天証券の株式取引ツール「マーケットスピード(PC向け)」または「iSPEED(スマホ向け)」から呼び出す。両ツールは株式を取引しない場合でも無料で利用できる。

24時間の問い合わせ対応

楽天FXでは、AIチャットによる24時間問い合わせ対応がある。簡単な質問であれば、AIが瞬時に返答してくれる。AIチャットで解決できなかった場合、平日の日中に電話での問い合わせとなる。

楽天FXのデメリット

一部の通貨ペアはスプレッドが高い

楽天FXのスプレッドは、主要通貨ペアにおいては他社と遜色がない。しかし、その他の通貨ペアではスプレッドが大きい傾向がある。

取引が少ないマイナー通貨ペアの取引を行う場合は注意したい。

スワップポイントは低い

FXでは「スワップポイント」も収益源だが、楽天FXのスワップポイントはそう大きくない。楽天FXのデメリットといえるだろう。

スワップポイントとは

スワップポイントとは、通貨間の金利差分のこと。一般的に、金利の低い通貨を売り、金利の高い通貨を買えば、2通貨間の金利差からその差額を受け取ることができる。

例えば金利1%の通貨を売り、金利3%の通貨を買えば2%分のスワップポイントを受け取れる。

楽天FXのデメリットを補完できるFX会社

楽天FXで口座を設ける場合、「SBI FXトレード」および「LIGHT FX」にも同時に口座を作りたい。取引の目的に応じて口座を使い分けることで、楽天FXのデメリットを解消できるためだ。

マイナー通貨の取引なら「SBI FXトレード」

楽天FXは主要通貨ペア以外のスプレッドが高い。このデメリットは「SBI FXトレード」の口座を持つことで解消できる。マイナーな通貨ペアでもスプレッドが低い傾向があるためだ。

両者の主要通貨ペア以外のスプレッドを以下にまとめた。

楽天FX&SBI FXトレード スプレッド比較(主要通貨ペア以外)

楽天FXSBI FXトレード
カナダドル/円3.9銭1.4銭
スイスフラン/円5.9銭1.4銭
南アフリカランド/円1.0銭0.8銭
メキシコペソ/円0.5銭0.2~0.29銭
トルコリラ/円6.8銭1.4銭
人民元/円1.8銭0.9~1.4銭
香港ドル/円2.9銭1.5銭
シンガポールドル/円4.9銭2.79銭
ノルウェークローネ/円3.9銭1.89銭

主要通貨ペア以外の取引はSBI FXトレードで行うと良いだろう。

注意点は、SBI FXトレードは1,000通貨超の取引はスプレッドを固定していない点だ。上記は1,000通貨以下取引のスプレッドをまとめている。取引が大きくなる場合、楽天FXよりもスプレッドが大きくなる可能性はある。

スワップ目的の取引なら「LIGHT FX」

楽天FXのスワップポイントは大きくない。スワップポイント目的の取引を行いたい場合は「LIGHT FX」の口座を設けておくと良い。楽天FXより比較的大きなスワップポイントが期待できるためだ。

参考に、2021年5月5日時点における両者のスワップポイントを以下にまとめる。

楽天FX&LIGHT FX スワップポイント比較(2021年5月5日時点)

楽天FXLIGHT FX
米ドル/円3円5円
英ポンド/円11円9円
南アフリカランド/円2円9.1円
メキシコペソ/円3円7.1円
トルコリラ/円20円40円

スワップポイント目的の取引はLIGHT FXで行うと良いだろう。

楽天FXの概要──楽天証券が2008年から提供

通貨ペアは26 1,000通貨単位の取引

楽天FXの取引通貨ペアは26あり、うち対円の通貨ペアは14だ。最小取引単位は1,000通貨。

レバレッジ1~25倍までの5コースを選択

FXは自己資金以上の取引が可能だ。取引できる金額と自己資金の比率を「レバレッジ」で表すが、楽天FXではレバレッジを以下5コースから選択できる。

  • スタンダード25倍コース
  • レバレッジ10倍コース
  • レバレッジ5倍コース
  • レバレッジ2倍コース
  • レバレッジ1倍コース

標準では「スタンダード25倍コース」に設定されているが、後から変更できる。

自動売買ツール「MT4」に対応する「楽天MT4口座」

楽天FXは世界的な自動売買ツール「MT4」に対応している。大手FXサービスで対応しているのは楽天FXのみ。MT4はカスタマイズ性が高く、投資のプロが使用しているチャートも利用可能だ。

利用したい場合、楽天FX口座の開設後、改めて「楽天MT4口座」の開設を申し込む。ただし、「楽天MT4口座」では、通常の「楽天FX口座」と通貨ペアやスプレッド(取引コスト)が異なるので、注意が必要だ。

楽天MT4口座 取扱通貨ペア

対円通貨ペア米ドル/円、ユーロ/円、英ポンド/円、豪ドル/円、NZドル/円、南アフリカランド/円、カナダドル/円、スイスフラン/円、トルコリラ/円、メキシコペソ/円
その他の通貨ペアユーロ/米ドル、英ポンド/米ドル、豪ドル/米ドル、NZドル/米ドル、米ドル/スイスフラン、英ポンド/スイスフラン、ユーロ/英ポンド、ユーロ/スイスフラン、豪ドル/スイスフラン、NZドル/スイスフラン、豪ドル/NZドル、米ドル/カナダドル

楽天FX口座&楽天MT4口座 スプレッド比較

楽天FX口座楽天MT4口座
米ドル/円0.2銭0.5銭
ユーロ/円0.5銭1.1銭
英ポンド/円1.0銭2.0銭
豪ドル/円0.7銭1.2銭
NZドル/円3.9銭2.8銭

楽天FXの評判──楽天ポイントにポジティブ

楽天FXは「オリコン顧客満足度調査」「ZAI FX!総合ランキング」において、通貨ペアや分析ツール、また取引コストで比較的高い評価を得ている。

口コミでは、取引や入会キャンペーンなどでもらえる「楽天ポイント」に対してポジティブな意見があった一方、レートが安定しないなど、約定力に対するネガティブな意見も見られた。

楽天FXのクチコミ(口コミ)・評判は?

信用取引にかかる手数料が一番お得

私の把握している限りでは、信用取引にかかる手数料が一番お得な証券会社だと思います。 レバレッジを使った信用取引は、スイング・デイトレをする方には必須だと思います。 証券会社によっては、その都度高い信用取引手数料が発生するので、取引回数を多く使うスインガーには取引手数料は重要です。
多くの取引でその都度発生する手数料をいかに低くするかが利益を高めるうえで重要になるので、そのポイントを考えるなら楽天FXはお得だと思います。

★★★★★5点
(30代・男性)

総合的にみて良い 安心感重視の方におすすめ

総合的に見ると良い方だと思います。MT4が使用できる純粋な国内口座と言う事で日本人の安心感は一番あります。楽天証券の総合口座、銀行口座とも連携できるので証拠金の取り回しがラクで、楽天グループなので安心できます。
問題点もいくつかあります。MT4を使用できる口座は通常の楽天FX口座と異なります。また、スプレッドも0.5銭と少し高くなります。取引できる通貨ペアは多くないのでドルストレート・クロス円以外の通貨がメインの場合は使えないかも知しれません。
ただ、ドル円メインで国内口座を使用し、MT4で取引を行いたい場合は、他の外資系口座よりも少しスプレッドも狭めなので良いと思います。
何より安心感を重視する方にはおすすめだと思います

★★★★4点
(40代・男性)

スプレッドの狭さはいいが、相場が動く時に広くなるのが困る

他社と比べて良い点と悪い点が両方ともあると思いました。良い点はスプレッドの狭さです。平常時であれば0.2銭であり、これは他者と比べても非常にリーズナブルな水準だと思います。
一方で相場の乱高下が激しいときや暴落暴騰時においてのスプレッドの広さには感心できません。コロナショックの直後ではスプレッドが最大10銭まで広がったことがあり、まともに取引をすると大損するため、註文を入れることすらできません。他社は平常時のスプレッドこそ楽天FXに劣るものは数多いですが、平常時以外でもスプレッドが広がりにくいことから非常に有用であり、相場が激しい時に楽天FXを使う利点はありません。

★★★★★3点
(20代・男性)

楽天FXのスプレッド──主要通貨ペアはシェア大手と同水準

楽天FXの対円通貨ペアのスプレッド(取引コスト)は以下の通りだ。

米ドル/円0.2銭ノルウェークローネ/円3.9銭
ユーロ/円0.5銭香港ドル/円2.9銭
豪ドル/円0.7銭シンガポールドル/円4.9銭
英ポンド/円1.0銭人民元/円1.8銭
NZドル/円3.9銭南アフリカランド/円1.0銭
カナダドル/円3.9銭トルコリラ/円6.8銭
スイスフラン/円5.9銭メキシコペソ/円0.5銭

楽天FXの「米ドル/円」「ユーロ/円」「豪ドル/円」の取引コストを、FX取引シェアの高い「SBI FXトレード」「DMM FX」「GMOクリック」「YJ FX」と比べる。結果は以下の通り。

取引コストは「SBI FXトレード」を除いて3社と同じ値だ。楽天FXの取引コストは、シェア大手と比較しても遜色がないといえる。

主要な通貨ペア以外はスプレッドが大きい

上述の通り、主要通貨ペアにおいては楽天FXのスプレッドは遜色がない。ただし、その他の通貨ペアではスプレッドが大きい傾向がある。参考に、「NZドル/円」「カナダドル/円」「スイスフラン/円」のスプレッドを高シェアFX会社と比較した。

その他の通貨ペア スプレッド比較

楽天FXSBI FXトレードDMM FXGMOクリックYJFX
NZドル/円3.9銭0.9銭1.2銭1.2銭1.2銭
カナダドル/円3.9銭1.4銭1.7銭1.7銭1.7銭
スイスフラン/円5.9銭1.4銭1.8銭1.8銭
※DMM FXは「スイスフラン/円」の取り扱いなし

上記3通貨ペアにおいては、すべて楽天FXのスプレッドが最も大きくなった。

楽天FXのスワップポイント

楽天FXのスワップポイントは大きくない。参考に2021年5月5日時点のスワップポイントを以下にまとめる。

楽天FXのスワップポイント(2021年5月5日時点)

米ドル/円3円
英ポンド/円11円
南アフリカランド/円2円
メキシコペソ/円3円
トルコリラ/円20円
※1日あたり。いずれも1万通貨の買い

上記5通貨ペアを主要FX会社と比較した結果は以下の通り。「英ポンド/円」は楽天FXが最も高くなったが、その他の通貨ペアはいずれも楽天FXが最下位となった。スワップポイント目的の取引には向かないといえよう。

スワップポイント 他社との比較(2021年5月5日時点)

楽天FXSBI FXトレードDMM FXGMOクリックYJFXLIGHT FX
米ドル/円3円5円6円5円4円5円
英ポンド/円11円5円9円9円5円9円
南アフリカランド/円2円5円6円6円5円9.1円
メキシコペソ/円3円4円4円4円4円7.1円
トルコリラ/円20円34円38円35円40円
※1日あたり。いずれも1万通貨の買い
※DMM FXは「トルコリラ/円」の取り扱いなし

ただし、スワップポイントは日によって変動がある。上記はあくまで2021年5月5日に限った結果で、楽天FXのスワップポイントが常に低いとはいえない点に注意したい。

楽天FXの取引ツール

楽天FXでは、取引ツールとしてWeb版・インストール版・モバイル版の3種類を用意している。それぞれの特徴を確認しておこう。

グッドデザイン賞受賞の「マーケットスピードFX」

楽天FX提供の「マーケットスピードFX」は操作性、デザイン性に優れた無料取引ツールだ。「すべてのユーザーに向けて使いやすさを実現している」「UIのグラフィックレベルが非常に高い」などが評価され、2012年にはグッドデザイン賞を受賞した(グッドデザインアワードHPより)。

「レート一覧」画面では、すべての通貨ペアレートをさまざまな情報と一緒に表示させ、一覧で確認できる。「テクニカルチャート」では40のテクニカル分析と9の描画ツールなどで分析が可能だ。

投資情報はそれぞれカスタマイズでき、レイアウトを「マイページ」に最大10画面まで保存できる。「ティッカー」機能を使えばニュースや経済情報を画面下部に流し続けることもできる。

Web版「楽天FX-WEB」

「楽天FX-WEB」は、インストール不要でブラウザから取引できるWeb版取引ツールだ。マーケットスピードFXとは違い、チャート上からの発注ができないことに加え、対応しているテクニカル指標が少ない。

しかし、他の面ではマーケットスピードFX同様の機能を備えている。ダウンロード版は、Windows用しかないため、MacではWeb版を使うことになる。Web版ではデモ取引ができないため、Macでのデモ取引は不可。

スマホアプリ版の「iSPEED FX」

「iSPEED FX」は、楽天FXが提供しているスマホアプリ版の取引ツールだ。スマートフォン(iOS・Android)に加え、タブレットにも対応している。テクニカル指標は12種類と限られているものの、見やすい表示とチャート画面から注文で、利便性が高い。

2019年11月から新たな機能「サークルメーター」を追加し、より直感的に取引できるようになった。同機能は、画面の中心に円状の日足チャート(サークルメーター)を表示する、楽天FX独自のものだ。他の機能と組み合わせ分析が不要で、多角的な情報から取引の判断ができる。

楽天銀行と連携し即時入出金できる「マネーブリッジ」──楽天ポイントも付与

「楽天銀行」の口座を連携させる「マネーブリッジ」の利用で、楽天銀行口座から楽天FXへ即時入金が可能だ。振り込み手数料は無料で、楽天FX画面から入金操作ができる。

マネーブリッジの設定後、「ハッピープログラム」にエントリーすると、楽天FXの取引に楽天ポイントが付与されるようになる。ポイントの付与率は10万通貨に付き1ポイントだ。なお、楽天MT4口座の取引は対象外となっている。

楽天FXと楽天銀行FXの違い

楽天グループでは、楽天FXの他に「楽天銀行FX」を提供している。両者の違いはどこにあるのだろうか。

楽天FXと楽天銀行FXの違いは2つ

楽天FXと楽天銀行FXの違いは、以下の2点である。

  • 法人口座の有無
  • 楽天銀行FXはMT4が使えない

楽天銀行FXには、法人口座がない。楽天FXの法人口座は、必要証拠金率が50%に固定されている。また、楽天銀行FXではMT4が使えない。MT4を使いたい方は、楽天FXを選ぶことになる。

楽天FXと楽天銀行FXの取引ルールは同じ

楽天銀行FXは、楽天証券のシステムを利用しており、取引ルールは基本的に楽天FXと同じだ。そのため、対応している通貨ペアやレバレッジの設定、ロスカットルールなどは同じとなる。

楽天FXの3つの注意点

注意点1 スプレッドが広がることも

楽天FXの1つ目の注意点は、スプレッドが広がることがある点だ。特に経済指標の発表時など、急激な変動が起こる場合にスプレッドが広がりやすい。取引の際は注意したい。

注意点2 システム障害が発生したことがある

楽天FXは、システム障害が発生し、取引ができなくなる可能性がある。2005年から2009年にかけて3度のシステム障害を起こし、行政処分を受けている。システム障害時は取引ができなくなる。ポジションを持っている場合は決済できなくなる可能性があり、注意が必要だ。

注意点3 審査が厳しい

楽天FXは、口座開設の審査が厳しい。楽天FXで口座開設をする際、以下の条件を満たす必要がある。

  • メールアドレスをもっていること
  • 20歳以上であること
  • 口座開設時に100万円以上の金融資産を有していること

楽天FXでは、口座開設時に100万円以上の金融資産を有している証明ができなければ口座開設ができない。

楽天FXの口座開設の流れ

楽天FXの口座開設の流れを確認しておこう。口座開設の方法は、FX専用口座の開設を申し込む方法と証券総合口座からFX口座に申し込む方法がある。ここではFX専用口座の開設手順を述べる。

手順1 Webページから口座開設の申請

楽天FXのWebページから口座開設の申請を行う。画面の案内に従い、基本情報や本人確認書類の提出を行うと完了となる。申し込み時に暗証番号とパスワードの設定があるため、忘れずにメモしておく。

最短2営業日で口座開設が可能。すぐに取引を開始したい方はFX専用口座での開設がおすすめだ。

手順2 口座にログイン

数日後、取引時に必要なIDとパスワード情報が送られてくる。口座にログインし、取引ができる。

手順3 デモトレードをしてみる

楽天FXでは、デモトレードを提供しており、本番同様の機能を無料で試すことが可能だ。デモ口座は90日以上ログインしなかった場合利用できなくなる。その場合、改めてデモ口座開設を申し込むことができる。

初期残高(500万円)からどれだけ増やせるか競い、ランキング上位に入ると商品がもらえる。楽天FXの取引ツールに慣れるため、まずはデモトレードから始めるのもいいだろう。

楽天FXの審査に落ちる3つの理由と対策

楽天FXに申請したものの、審査で落ちてしまう場合もある。楽天FXの審査で落ちる理由としては、以下の3つが挙げられる。

  1. 資産の不足
  2. 必要事項に虚偽の記載
  3. 以前、審査に落ちている

ここでは、審査に落ちないための対処法を説明を行う。口座開設を申し込む前に確認したい。

対策1 資金(資産)を用意する

上述の通り、楽天FXの口座開設の条件に「100万円以上の金融資産を有していること」とある。資産が100万円に満たない場合は、資産に落ちると考えた方が良い。

住宅ローンなどの債務がある場合でも、100万円以上の資産あるいは安定収入があれば、審査に通る確率が高い。楽天FXで取引を始めたい方は、まず100万円以上を用意しておこう。

対策2 必要事項を正しく記入する

口座開設には、必要事項に記入した内容と提出書類の内容が一致している必要がある。必要事項を正確に記入せず、誤った記載をしてしまうと、審査に落ちてしまう。

年齢や性別、収入・職業など正確に記入を行う。また、口座開設後に虚偽の記載が発覚した場合、強制解約となる可能性もあるため、注意が必要だ。

過去に審査落ちした人は注意

条件を満たしていたとしても、過去に審査落ちしている場合、審査に落ちることがある。FX口座以外にも、過去に楽天銀行や楽天カードで審査落ちしている場合、注意が必要だ。

一方で、他のFX会社で審査落ちした人も、楽天FXで審査が通るケースもある。まずは楽天FXの口座開設に申し込もう。

楽天FXのお得な利用方法

楽天FXは以下の方法でよりお得に利用できる。申し込む前に確認しておこう。

  1. 楽天カード・楽天銀行を利用
  2. キャンペーンを利用

楽天カード・楽天銀行を利用

楽天証券は、楽天カード・楽天銀行と連携し、利用に応じて優遇される仕組みがある。取引量に応じた楽天ポイントの付与や楽天銀行の普通預金で最大5倍の優遇金利が適用されるなど、さまざまな特典を受けられる。

楽天FXに申し込む際は、楽天カードと楽天銀行への申し込みも併せて行うと、よりお得だろう。

最後に──楽天FXは大手FX会社の中で唯一MT4に対応

当記事では、楽天FXの特徴から口座開設の手順まで、具体的に解説してきた。楽天FXは、幅広いレバレッジ設定や約定力に定評のあるFX取引サービスだ。いわゆる大手FX会社の中で、自動取引ツール「MT4」に対応しているのは楽天FXのみ。

ただし、スプレッドの広さやシステム障害が起こるリスク、厳しい審査には注意が必要だ。キャンペーンや楽天カード・楽天銀行と連携すると、お得に利用できる。楽天FXが気になった方は、口座開設を申し込んでみてはいかがだろうか。

【注目】有力FX会社の早見表(スタイル&ニーズ別)

短期で取引したい(デイトレ&スキャルピング)

 ポイント各社のメリット特に誰に向くか約定スピードドル円 スプレッド通貨ペア数最小取引単位シストレ対応
JFXスキャルピング公認。高速取引専用ツールが魅力数秒単位のスキャルピングに対応。
MT4に対応
4社で唯一数秒単位のスキャルピング「秒スキャ」に言及
超短期トレーダーはJFX推奨
最速:0.001秒 平均:0.005秒 (2020年7月実績)0.2銭2610,000通貨×
LION FX(ヒロセ通商)スキャルピング公認。取扱通貨ペアは業界最多水準大口ならキャッシュバックキャンペーン手厚い
通貨ペア数が多く、スキャルピングの選択肢が広い
数十万円キャッシュバックの取引キャンペーンが定番
大口トレーダーに推奨
最速:0.001秒 平均:0.003~0.005秒 (2020年7月実績)0.2銭501,000通貨×
セントラル短資FXスキャルピング向けに「1クリック注文」用意4社で最もドル円スプレッド安いドル円メインのトレーダーに向く0.1銭251,000通貨
OANDA スキャルピング公認。95%以上の注文が0.001秒で処理口座開設者に世界7拠点からマーケット情報提供口座開設者は「OANDAラボ」から情報提供受けられる
情報も重視したい方はOANDA
新規注文の99%が0.001秒で処理 (2021年5月3週実績)0.3~0.4銭4010,000通貨
※OANDAは「東京サーバー」コース(その他コースでは1通貨単位、69通貨ペアも)

更に詳しい比較・デメリットを補うFX会社の組み合わせはこちら(特化記事)

②スプレッド重視(とにかく取引コストを低く)

 ポイント各社のメリット特に誰に向くか米ドル円ユーロ円ポンド円豪ドル円NZドル円
ネオモバFXドル円スプレッドが最低0銭「Tポイント」で取引可能TポイントでFXと株式の取引可能
ポイントで疑似体験したい方に向く
0~0.3銭0.4~0.6銭0.9~1.1銭0.6~1.1銭1.2~2.5銭
ゴールデンウェイ・ジャパン大口取引も低スプレッド 1万通貨超なら3社で最も低い(ドル円)1万通貨超なら3社で最低
取引金額が大きい方に推奨される
0.1銭0.3銭0.6銭0.4銭1.0銭
SBI FXトレード1,000通貨以下なら低スプレッドで原則固定3社で最も通貨ペアが多い3社で最も通貨ペアが多いが、1,000通貨超のスプレッドは変動制
少額トレーダーに向く
0~0.1銭0.3銭0.69銭0.4銭0.9銭

更に詳しい比較・デメリットを補うFX会社の組み合わせはこちら(特化記事)

③中長期で取引したい(スワップ=金利収入重視)

 ポイント各社のメリット特に誰に向くか米ドル円ポンド円ランド円メキシコ円トルコ円最小取引単位通貨ペア数スプレッド(米ドル/円)シストレ対応
みんなのFX高水準スワップが魅力「オプション」取引も可能(LIGHT FXはFXのみ)「オプション」のほか「自動売買」に対応(LIGHT FXはFXのみ)
FX以外の選択肢も持ちたい方に推奨
32円259円50.7円35.7円292円1,000通貨270.2銭
LIGHT FX新興国通貨スワップに強み新興国通貨スワップが「みんなのFX」より高い傾向新興国通貨スワップが「みんなのFX」より高い傾向
高金利通貨のスワップを獲得したい方に向く
31円259円63.7円49.7円292円1,000通貨270.2銭×
表中のスワップポイント(米ドル円~トルコリラ円)は「2021年5月24~28日の累計 1万通貨の買い」の数値

※トルコリラ/円に特化した図表は、下記の記事内を参照されたい。

更に詳しい比較・デメリットを補うFX会社の組み合わせはこちら(特化記事)

④少額取引(数円~数千円で始めたい初心者&取引金額を細かく調整したい方)

 ポイント各社のメリット特に誰に向くか
SBI FXトレード全34通貨ペアで1通貨単位取引OK唯一マイナー通貨の少額取引可能「ブラジルレアル」などのマイナー通貨も取り扱う
さまざまな通貨で少額FXを行いたい方に推奨される
ネオモバFX最低取引単位1通貨スプレッド0はネオモバだけ(ドル円、1,000通貨以下)1,000通貨以下のドル円スプレッド0
少額かつドル円トレーダーに推奨
LINE FX1,000通貨単位取引。いつもの「LINE」で取引可能3社で唯一米国株取引可能「国内株」「米国株」「投資信託」を取り扱い、いずれも少額取引可能。3社で最も選択肢が多い
FX以外の少額取引を行いたいならLINE FX

更に詳しい比較・デメリットを補うFX会社の組み合わせはこちら(特化記事)

⑤自動売買(時間が無い方向け。プログラムによる取引)

 ポイント各社のメリット特に誰に向くか種類
アイネットFXリピート系「ループイフダン」平均利益率127%(2020年度)デモ口座あり。ループイフダンのオンラインセミナーもループイフダンはデモ口座対応。自動運用を仮想の資金で試せる
使用感を事前に試したい方に推奨
リピート系
FXブロードネット自動売買ツール「トラッキングトレード」。利益実績84.8%(2014年10月15日~2021年3月31日)9つの取引コースを用意。複数コースの保有OKルールが異なる取引コース9種。複数のコースを持てるため取引の目的ごとに使い分けられる
取引管理を重視したい方に向く
リピート系
インヴァスト証券プログラムをリストから選ぶ選択型システムトレード「トライオートFX」ETF(上場投信)の自動売買も可能売買プログラムを選ぶほか、自分で設定もできる。またETF(上場投信)も同じツールで自動売買できる
より発展的な自動売買を行いたい方にはインヴァスト証券が推奨される
選択型
アヴァトレード「MT4(世界的な取引ツール)」対応の本格システムトレード4社で唯一MT4対応。独自売買プログラムも提供4社でMT4に対応しているのは同社だけ。「AMMA」または「DUPLI TRADE」に申し込むと独自の売買プログラムを利用できる。
MT4で本格的な自動売買を行いたい方に向く
選択型

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⑥サポート重視(初心者&夜間取引が多い人向け)

 ポイント各社のメリット特に誰に向くかその他の問い合わせ窓口
外為どっとコム24時間電話受付。為替のプロが対応税金やマーケット情勢についても回答オペレーターは為替のプロ。オンラインFXセミナーも頻繁に行われる
初心者のエントリー口座として特に推奨
メール
外為ジャパン電話&LINEで24時間対応。LINEも24時間対応高機能FXツール「プレミアチャート」を無料提供。値動きを詳細に分析できる
本格的な取引も行いたい方に向く
メール、LINE
DMM FXコールセンターは24時間受付。メールやLINE、AIチャットも3社で唯一株式取引可能(株式も24時間サポート対応)「株式」「CFD」を取り扱い、いずれも24時間サポートの対象。独自の競走馬ファンドサービス「BANUSY」はユニーク。
サポートのほか選択肢も重視したいならDMM FXが推奨される
メール、LINE、AIチャット

更に詳しい比較・デメリットを補うFX会社の組み合わせはこちら(特化記事)

⑦取引ツール重視(MT4など)

 ポイント最小取引単位通貨ペア数ドル円 スプレッドシストレ対応
FXTFFXTF情報局ではFXに関する情報を提供、コストが低い10,000通貨300.1銭×
JFXスキャルピング可能で短期売買がしやすい10,000通貨260.2銭×
アヴァトレードシストレ可能であり、MT4の次世代ツールMT5にも対応1,000通貨501.1銭
OANDA 対応通貨ペアの種類が多い1通貨690.3銭~0.8銭×

更に詳しい比較・デメリットを補うFX会社の組み合わせはこちら(特化記事)

⑧デモ口座のあるFX会社

 最小取引単位通貨ペア数ドル円 スプレッドシストレ対応
DMM FX10,000通貨210.2銭×
アイネットFX10,000通貨240.7銭~1.8銭
FXTF10,000通貨300.1銭×
JFX1,000通貨260.2銭×
LION FX1,000通貨500.2銭×
FXブロードネット1,000通貨240.2銭
アヴァトレード1,000通貨551.1銭
セントラル短資FX1,000通貨250.1銭
OANDA1通貨690.3銭~0.8銭×
外為どっとコム10,000通貨300.2銭×
みんなのFX1,000通貨270.2銭
2021年6月1日現在

更に詳しい比較・デメリットを補うFX会社の組み合わせはこちら(特化記事)

⑨「提供情報の多さ」重視(知識をつけたい・戦略を練りたい)

FX会社概要
LIGHT FX金融情報サービス「FXi24」を通じて為替ニュースを閲覧できるほか、重要度がひと目で分かる経済指標カレンダーも公表
インヴァスト証券自動売買ができるトライオートFXでは、自動売買に関する知識が丁寧に紹介されており、初心者でも無理なく自動売買に挑戦できるようになっている
LINE FX何よりの強みと言えるのが、LINEで為替や相場に関するニュースを受け取ることができることだ。経済指標の発表に合わせて通知がすぐに送られてくるため、チャンスやピンチに素早く反応することができる

更に詳しい比較・デメリットを補うFX会社の組み合わせはこちら(特化記事)

FX会社名 ポイント
DMM FX 口座開設数は国内最大級
SBI FXトレード 最小1通貨から取引可能、積立FXも対応
LIGHT FX スワップポイントに定評、実践的な情報コンテンツ
外為ジャパン 1,000通貨単位、クイック入金や24時間サポート体制
楽天FX 楽天ポイント・グループのシナジーで若者が流入
マネックス証券 リスク管理しやすい仕様、外貨出金が可能
LINE FX シンプル設計や通知機能がライトユーザーに便利
ゴールデンウェイジャパン スプレッド業界最狭水準、MT4利用可
FXブロードネット 豊富な取引コースや自動売買が好評
LION FX(ヒロセ通商) 最高水準の取扱通貨ペア数、多様なキャンペーン
ネオモバFX Tポイント利用可、少額からの投資にも強み
トライオートFX 自分で自由度高く作成可能な「設定型」の自動売買
JFX 約定力に定評、スキャルピングも
セントラル短資FX 値動きを予測する「みらいチャート」が好評
OANDA Japan 豊富なテクニカル指標・描画オブジェクト標準装備
アヴァトレード・ジャパン 日本初MT5に対応
アイネットFX 裁量取引も、自動売買取引も可能
更新日:2021/01/25

動画でもFXを勉強(松井証券によるFX動画の例)

たとえば「MATSUI FX」(通貨ペアの追加や主要ネット証券初の1通貨単位取引導入など、2021年2月にサービス内容がリニューアルされた)を運営する松井証券は以下のように動画でFXについて解説するシリーズを用意している。

(画像:Shutterstock)

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