FXの口座開設に審査が必要な理由|審査内容な必要書類を解説

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FXの口座開設をする際に、気になるのが申し込み後に行われる「審査」ではないだろうか。

ローンやキャッシングの審査とは違い、FXの口座開設をする際に行われる審査は、「FX会社が独自に制定した審査基準」で行われている。

では「なぜ審査が行われるのか?」、「どのような内容なのか?」を解説していこう。

FXの口座開設になぜ審査が必要なのか

FXの口座開設をする場合には、FX会社が定めた「口座開設基準」を満たしているのかを確認するために審査が行われる。

口座開設に審査が必要なおもな理由
  • 第三者のなりすまし防止
  • 犯罪や反社会的勢力への利用防止
  • 身の丈に合わない投資の防止

犯罪収益移転防止法によって、マネー・ロンダリングやテロ行為などの犯罪を防ぐために本人確認が必須とされており、住所や勤務先などの記入が必要になる。

FXは、運用の仕方によっては投資以上の金額の負債を抱えてしまう可能性があるため、健全に取引可能かを審査によって判断している。

以上のような理由から、各FX会社は口座開設時の審査を設けている。

FX口座開設の審査内容・確認項目

FXの口座開設を申し込む際に、実際に行われている審査内容・確認項目をチェックしていこう。

口座開設を申し込む前にチェックをすることで、用意する書類や確認しておくべきことを把握し、スムーズに申し込みができる。

口座開設の審査内容

FXの口座開設をする際は、各FX会社のホームページにある申し込み専用フォームから必要事項を記入する必要がある。

申し込みフォームで記入する項目は、以下が基本的な内容となっている。

  • 名前
  • 生年月日
  • 性別
  • 郵便番号
  • 住所
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • 国籍情報
  • 移住国
  • 職業
  • 年収
  • 金融資産
  • 投資可能金額
  • 取引の経験

FX会社によって入力する情報の違いはあるが、上記に記載した内容は審査の際によく使用される項目だ。

申し込み前に確認をしておけばスムーズに入力でき、申し込み時間を短縮することができる。

本人確認に必要な書類

FXの口座開設をする際に必要となる書類は、基本的には「本人確認書類」と「マイナンバー確認書類」の2つ。

また、FX会社によって本人確認のために求められる書類が違うため、公式サイトで確認をしておこう。

本人確認に使用される書類の例は、以下の通りとなっている。

  • 運転免許証
  • 健康保険証
  • 住民基本台帳カード
  • 住民票
  • 住民票記載事項証明書
  • 印鑑登録証明書
  • 在留カード
  • 特別永住者証明書
  • パスポート
  • 各種福祉手帳

マイナンバーの確認に使用される書類の例は、以下の通りとなっている。

  • マイナンバーカード
  • マイナンバー通知カード
  • マイナンバー付住民票
  • マイナンバー付住民票記載事項証明書

FXの口座開設を申し込む際は、本人確認書類とマイナンバー確認書類、それぞれ1点ずつ用意をして送付する必要がある。

名前、生年月日、住所などの情報が申し込み内容と一致していること、書類の有効期限内(発行日から3ヶ月〜6ヶ月)であることなど、書類提出の条件があるので忘れずに確認しておこう。

マイナンバーカードを提出すれば1枚で本人確認まで完了するところが多いため、マイナンバーカードを準備しておくと本人確認書類の提出は簡単になるだろう。

審査基準は公表されているのか

FXの口座開設における審査基準は一般的に公表されていない。

しかし、GMOクリック証券や野村証券など、一部のFX会社では公式サイトで審査基準の一部を公表している場合もある。

FX会社が公表している審査基準の項目の一例
  • 満20歳以上であること
  • 日本国内に住んでいること
  • 個人の運用目的であること
  • 証券会社に勤めていないこと
  • 本人名義で取引できること

もちろん各FX会社によって審査基準は違うが、これらの項目に該当していない場合は審査を通過することが難しい。

また、審査結果についての内容確認は非開示となっている。

口座開設の審査にかかる日数・期間

FXの口座開設にかかる日数・期間は、当日から翌営業日、最長でも2営業日ほどだが、申し込みをしたタイミングにやっても若干のズレがある。

たとえば、金曜日に申し込みを行い、土・日・祝の営業が休みの場合は、営業日まで審査の結果を待つことになってしまう。

また、FX会社によって書類の手続き方法が「郵送」と「オンライン」があり、郵送の場合であれば書類を送る時間も含めて、審査終了までに時間がかかってしまう。

審査〜口座開設を早く完了させたい人は、「eKYC」を導入しているFX会社を選ぶと、オンラインで本人確認手続きができ、口座開設までのスピードが速くなる。

eKYC
  • オンラインでの本人確認方法
  • electronic Know Your Customerの略

なるべく早く口座開設をしたい人は、申し込むタイミングや書類の手続き方法によっても審査までの時間が変わるので、事前に公式サイトでの確認をしておくとよいだろう。

審査結果の連絡方法

申し込み審査が完了したら、メールアドレスもしくは簡易書留郵便で審査結果の連絡が送られてくる。

審査に通過した場合は、ログイン情報に必要なIDやパスワードが記載されているため、大切に保管しておこう。

あらかじめ会社指定のドメインを受信できるように設定しておき、審査結果のメールが迷惑メールフォルダに分類されないように注意しよう。

連絡が来ない場合、FX会社のカスタマーサポートに連絡すれば審査結果を確認できるようになっている。

最短当日で申し込みができるおすすめのFX会社

口座開設をする際に、審査期間が短いFX会社を紹介していこう。

最短翌日〜3営業日あたりが一般的だが、中には数時間で口座開設が可能なFX会社もある。

審査状況や書類の提出などでもちろん審査までの時間が変わってくるが、すぐにでも始めたい方は参考にしてほしい。

DMM FX

出典:DMM FX

「スマホでスピード本人確認」を利用すれば、最短1時間で取引可能なのがDMM FXだ。

iOS・Androidどちらにも対応し、書類の郵送をする必要がなく、全てスマホ一つで完結できる。

24時間安心サポートで電話・メール・LINEの中から、好きな方法でいつでも問い合わせができるため安心して利用できるのが魅力である。

みんなのFX

出典:みんなのFX

「スマホで本人認証」をすれば、最短1時間で取引開始ができるみんなのFX。

スマホで本人認証を利用する際の本人確認書類は、「運転免許証」と「マイナンバー書類」の2つのみとなっているため、あらかじめ用意しておこう。

実際の取引画面で練習ができるデモトレード機能を使えば、FXが初めての人でも取引の流れを学ぶことができるのは嬉しいポイントだ。

マネーパートナーズ

出典:マネーパートナーズ

「スマホでクイック審査」を利用し、申し込みから最短1時間で取引開始ができるのがマネーパートナーズ。

運転免許証や健康保険証などの本人確認書類が1〜2点、マイナンバーカードやマイナンバー通知カードなどのマイナンバー確認書類を1点用意すれば口座開設が可能だ。

デモトレード機能が備わっている「かんたんトレナビ」を利用することで、口座開設前に実際の取引を体験することができる。(※機能限定版。口座開設後に完全版が利用可能

審査に落ちないようにするために

FXの口座開設で審査に落ちないようにするためには、「虚偽の申告をしない」、「投資資金・資産を準備する」ことが大切だ。

「審査に通過したい」という気持ちもわかるが、それなりのリスクも当然出てくるため申し込みフォームには正しい情報を記入するようにしよう。

虚偽の申告をしない

FXの口座開設時に記入する情報は、当然だが虚偽の申告をせずに正確な情報を記入しよう。

虚偽の申告が発覚した場合、審査落ちはもちろんのこと、最悪の場合にはアカウントの強制解約となる可能性がある。

記入間違いも虚偽の申告にあたるので、申し込む際は記入ミスがおきていないかしっかりと確認してほしい。

投資資金・金融資産を準備する

審査の際は、「投資資金」や「金融資産」が重要視されており、年収と投資金額のバランスや金融資産額によって審査結果が変わることもある。

申し込み欄に投資資金や金融資産を選択する項目があり、その基準を満たしていない場合は審査の通過が難しくなってしまう。

たとえば「収入と投資のバランスが取れているかどうか」大切なポイントとなる。

審査に落ちた場合の対処法

申告した内容が正しくても、確実に審査に通るとは限らないので、落ちてしまった場合の対処法を考えておく必要がある。

ここでは、2つの対処法を解説していくのでぜひ参考にしてほしい。

再度申し込みをする

軽度の申告内容のミス(入力ミスや誤字脱字)がある場合は、申告内容を修正し再度申し込みをしてみよう。

軽度であれば会社から修正依頼の連絡が来ることもあるが、連絡がない場合はそのまま審査にかけられているため、審査結果に影響している場合がある。

年収や金融資産などを修正する場合は短期間で増えるとは考えにくいため、大幅な上方修正はマイナスに働き審査に落ちる可能性が高くなってしまうため注意しよう。

別のFX会社に申し込む

一つの会社の審査に落ちたからといって他社の審査が落ちるとは限らない。別の会社に口座開設の申し込みをしてみよう。

会社によって審査基準が違うため、A社の審査に落ちてもB社の審査に通過する可能性がある。

申し込みフォームで申告内容を確認し、現在の状況でも申し込みができる会社に申し込みしていこう。

FX口座開設の審査に関するQ&A

口座開設の審査に関して「こういった場合はどうなのか」という気になる疑問について解説していく。

無職や借金があると審査には受かりにくい?

無職や借金があっても口座開設の審査は「金融資産が重要視される」ため、FX会社の基準を満たしていれば審査に通る可能性がある。

職業入力の項目欄には、無職・専業主婦といった選択項目が出てくる会社もあるので、仕事をしていないからといって申し込みができないわけではない。

また、借金についても同様で口座開設の審査は、ローンやクレジットカードなどを申し込む際に行われる信用情報は確認されない。

そのため、無職・借金がある人でも申し込みは可能だが、収入と投資のバランスが取れていなければ審査に落ちてしまうことがある。

学生や未成年の場合は審査に受かりにくい?

学生や未成年の場合でも、年齢が口座開設の審査基準に満たしていれば口座開設の申し込み自体は可能だ。

基本的には「20歳以上」の規定がFX会社には多いが、外為どっとコムでは18歳以上から申し込みが可能なため、学生や未成年でも申し込みをすることができる。

口座開設をする際は、年齢だけではなく金融資産・移住地・投資経験などさまざまな基準を元に審査がおこなわれるため、年齢以外の基準も満たす必要があることは覚えておいてほしい。

FX会社から勤務先に在籍確認の連絡がいく?

口座開設の申し込みフォームには、F X会社によって勤務先や勤務先の連絡先を入力する項目があるが、在籍確認の連絡がきたという話がないため心配はいらないだろう。

あくまでも「緊急の連絡先」や「収入があるか」など、審査基準として確認をするための項目である可能性が高い。

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(画像:Shutterstock)

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