【丸三証券】(マルサントレード)評判・口コミ|口座開設方法と手数料を解説
サポート体制が充実していることで知られているが「丸三証券」だ。2020年オリコン顧客満足度調査のネット証券ランキングにおける「問い合わせ」部門で、堂々の1位となっている。株式投資を初めて始める人にとっては心強い存在だ。本記事ではそんな
丸三証券の概要や評判・クチコミ、取引手数料、口座開設方法などについて解説する。
丸三証券(マルサントレード)の概要は──中堅証券会社、オンライン取引サービスの実績は20年以上
丸三証券は中堅証券会社で、支店を展開している「窓口証券」でありながらオンライン取引サービスとして「マルサントレード」を展開し、すでにサービスの提供実績は20年以上に及んでいる。
取り扱っている金融商品は、国内株式・外国株式や投資信託、IPO株(新規公開株)のほか、株式取引の基本単位である「1単元」(※通常は100株)に満たない「単元未満株式」の取り扱いもある。
丸三証券(マルサントレード)の評判やクチコミは?──「問い合わせ」「提供情報」で高評価を獲得
冒頭でも触れたが、丸三証券の問い合わせ対応に対する評価は非常に高い。2020年オリコン顧客満足度調査のネット証券ランキングでは全47社が調査対象となっているが、その中で1位を獲得している。
どれだけ有益な情報を提供しているかを比較する「提供情報」部門でも3位にランクインしている。丸三証券は「まるさんに訊け!」というFAQ集において、自社サービスについてだけではなく、株式投資や投資信託に関する広範な知識を提供していることでも知られている。
具体的なクチコミとしては、問い合わせや提供情報に関する内容以外では「ポートフォリオの見直しを定期的に提案してくれる」「取引ツールの操作がわかりやすい」といった声がある。
丸三証券(マルサントレード)の取引手数料は?──「1日コース」や「銘柄コース」などで異なる
丸三証券の株式取引手数料は、インターネット取引とコールセンター取引で異なっている。この記事ではインターネット取引における現物取引手数料について説明していこう。
インターネット取引における現物取引手数料プランとしては「1日コース」と「銘柄コース」がある。1日コースは1日の売買代金の合計額に応じて手数料が計算され、銘柄コースは「同一日/同一銘柄/同一種類」を一括りにした売買代金の合計額に応じて手数料が算出される。
1日コース
1日の売買代金の合計額 | 手数料(税込) |
---|---|
〜30万円 | 264円 |
〜5,000万円 | 売買代金×0.088% |
5,000万円〜 | 44,000円 |
銘柄コース
売買代金の合計額 | 手数料(税込) |
---|---|
〜20万円 | 220円 |
〜500万円 | 売買代金×0.110% |
500万円〜 | 5,500円 |
単元未満株の取引手数料は別途指定されている。
単元未満株
売買代金 | 手数料(税込) |
---|---|
〜12,500円 | 110円 |
12,500円〜 | 売買代金×0.880% |
丸三証券(マルサントレード)の口座開設方法は?──インターネットと郵送を通じた申し込みが手軽
丸三証券で口座開設をする際には、店舗の窓口で申し込む方法と、インターネットと郵送を通じて申し込む方法の2パターンがある。
マイナンバー確認書類や本人確認書類などの提出が必要となる点については、どちらのパターンでも違いはないが、インターネットと郵送を通じて申し込む方法であれば支店に出向いたり問い合わせたりする手間を減らすことができ、手軽さでは軍配が上がる。
インターネットと郵送を通じた申し込みの場合は、まず専用ページから「スターターキット(口座開設資料一式)」の郵送を依頼することが第一歩だ。スターターキットを受け取った後は、必要事項を記入した申込書に本人確認書類などを添えて返送し、口座開設が完了する流れとなる。
丸三証券(マルサントレード)の入金方法は?──インターネットと郵送を通じた申し込みが手軽
口座開設が完了したあと、実際に株式を購入するためには口座にお金を入金する必要がある。丸三証券の口座への入金方法は「即時入金サービス」「通常の銀行振り込み」「FTネット」の3種類だ。
指定金融機関でインターネットバンキングを契約している人であれば、振込手数料が無料で即時に入金情報が口座反映される「即時入金サービス」が利用できる。
お金を入金後、実際にインターネットを通じて取引を行う際には、パソコンのブラウザ上で利用可能な取引ツールやスマートフォンアプリなどを使用する。
丸三証券(マルサントレード)のクチコミ(口コミ)・評判は?
信用口座を作ると使えるツール「疾風くん」が便利
良い点は2つあります。一つは、口座を開設してから2ヵ月間は現物株式の売買手数料が無料となることです。このため、株式投資のベテラントレーダーが口座を開設すると、多額のメリットを得ることができます。もう一つの良い点は、信用取引口座を開設すると「疾風くん」というパソコン用の売買ツールを無料で使えることです。現物株式しか取引しない人は、毎月3300円の使用料を支払う必要がありますが、信用取引口座を開設すると無料となるのです。チャート画面にてテクニカル指標が30種類搭載されていたり、リアルタイムでニュースが配信されるなどの機能を持っているため、特にヘビーユーザーにとってはメリットの感じられるツールとなっています。
簡単に取引をしたいときはマルサントレードを使いたい
インターフェースがシンプルで使いやすいという印象でした。サポート対応も早くて丁寧で好印象でした。手数料も割と安めですが他のネット証券会社には劣ります。IPOの申し込み時に費用が不要なところが売りですが、全体的に扱い数が少なく感じました。他にはセミナーや初心者へのサポート体制、さらに単元未満株が買えるなど地味に嬉しいところもありました。総合的にはサブの口座として開設するには良いのかなという印象でした。サクッと簡単に取引をしたいときはマルサントレードを使いたいと感じました。
口座を作っておいて損はない
丸三証券は新規で口座を開設すると2ヵ月間は売買手数料が無料になります。個人的にはipo投資専用として、サブ口座として利用しています。IPOの取り扱い実績が豊富で、万人に優しい平等抽選をしてくれます。更に、口座数が他者と比較すると少なく、抽選に当たるチャンスが高い穴場的証券会社です。「手数料・取扱商品の種類・サイトの見やすさ」は他者と似たり寄ったり。口座維持手数料が無料なので、口座を持っていて損はありません。
丸三証券(マルサントレード)のキャンペーン情報は?──株式手数料無料などのキャンペーンを常時実施
この記事では丸三証券の基礎的な情報について解説してきた。問い合わせ対応や提供情報に対する評価がとても高いため、投資初心者であれば口座開設する際の選択肢の1つに含めても良いだろう。
丸三証券はキャンペーンも積極的に実施している。いつでも適用対象となるキャンペーンとしては「新規口座開設後、2か月間株式手数料無料」「お友達紹介御礼制度」などがある。期間限定のキャンペーンが実施されることがあるので、最新情報を小まめにチェックするようにしよう。
(画像:Shutterstock)