【楽天証券】評判・口コミ|口座開設方法と手数料を解説

楽天証券は2019年、ネット証券の中で新規口座開設数が第1位となるほどの人気だった。楽天ポイントがもらえること、取引手数料が業界最低水準であることのほか、楽天銀行に口座を持っているとメリットがあることなど「楽天経済圏」の魅力が高まっていることが理由だろう。本記事では、楽天証券の評判・口コミや取引手数料、評判やクチコミ(口コミ)、強みなどを確認していく。。
楽天証券で取り扱っている商品は?
楽天証券では、「国内株式」や「外国株式」、「IPO株(新規公開株)」、「投資信託」などの取り扱いがあるほか、「NISA(少額投資非課税制度)」や「iDeCo(個人型確定拠出年金)」も利用可能だ。
楽天証券の取引手数料は?
楽天証券で株式の現物取引をする場合は、手数料体系が2つある。具体的には、取引ごとに手数料がかかるプランと1日の取引合計額に応じて手数料がかかるプランの2つで、どちらかを選ぶ形となる。取引ごとに手数料がかかるプランでは、一定の条件を満たすと「超割コース」の提供対象となり、手数料がさらに安くなる。以下が取引手数料の表だ。
取引ごとに手数料が発生するプラン
取引金額 | 手数料(税込) | 超割コース 手数料(税込) |
---|---|---|
〜5万円 | 55円 | 0円 |
〜10万円 | 99円 | 0円 |
〜20万円 | 115円 | 110円 |
〜50万円 | 275円 | 261円 |
〜100万円 | 535円 | 468円 |
〜150万円 | 640円 | 559円 |
〜3,000万円 | 1,013円 | 886円 |
3,000万円〜 | 1,070円 | 936円 |
1日の取引合計額に応じて手数料が発生するプラン
1日の取引金額合計 | 手数料(税込) |
---|---|
〜50万円 | 0円 |
〜100万円 | 943円 |
〜200万円 | 2,200円 |
〜300万円 | 3,300円 |
以降100万円増えるごと | 1,100円ずつ加算 |
楽天証券のメリット
楽天証券は手数料の安さなどが魅力だが、そのほかにもメリットはある。
日経テレコン(楽天証券版)が無料で利用可能
楽天証券で口座を開設すると、日経新聞や日経産業新聞などを過去3日分閲覧可能な「日経テレコン(楽天証券版)」を無料で利用できる。日経テレコンでは過去1年分の記事を検索することもでき、取引銘柄についての情報を調べるときなどに便利だ。
「ポイント投資」が利用可能
楽天証券では「ポイント投資」もできる。楽天グループのサービスを利用して貯まったポイントで国内株式や投資信託に投資できるサービスで、現金を使わずに気軽に投資を始めることが可能だ。
ほかの楽天サービスとの連携でメリット
口コミでも評価する声があったように、楽天ユーザーであれば楽天証券を利用するメリットは大きい。楽天銀行の口座と楽天証券の口座を連携することで、楽天銀行の普通預金口座で優遇金利が適用されたり、取引ごとに楽天ポイントが貯まったりといったメリットがある。
楽天証券の口座開設方法は?入金方法は?
楽天証券で口座を開設する際には、公式ウェブサイト内の「口座開設」ボタンなどから申し込みをスタートする。
その後、本人確認が必要になるが、楽天証券が推奨しているのが「スマホで本人確認」だ。運転免許証か個人番号カード(マイナンバーカード)を持っていれば利用可能で、翌営業日以降にすぐログインIDが通知され、口座開設の手続きに進むことができる。
口座開設が完了後に実際に取引を開始するためには、開設した証券口座に取引のための資金を入金する必要がある。
入金方法としては、楽天銀行からワンクリックで入金が可能な「マネーブリッジらくらく入金」、楽天証券が提携している銀行のネットバンキングサービスで入金が可能な「リアルタイム入金」、「通常振込入金」の3種類がある。
マネーブリッジらくらく入金とリアルタイム入金は振込手数料が無料であるほか、入金が即時に証券口座の残高に反映されるといったメリットがある。
楽天証券の取引ツールやアプリ、ログイン方法
楽天証券の取引ツールとしては、PC(パソコン)向けではWindows版として「マーケットスピード」「マーケットスピード Ⅱ」、Mac版として「マーケットスピード」が展開されており、スマートフォン向けには「iSPEED」がある。
いずれもダウンロードとインストールが必要になり、ツールを起動後にログインIDとパスワードを入力することで、取引のためのトップ画面を開ける。

楽天証券が実施しているお得なキャンペーンは?
この記事では楽天証券の取引手数料や魅力などを紹介してきた。2019年に新規口座開設数で1位になったこともあり、いま波に乗るネット証券会社だ。
ほかのネット証券と同様、楽天証券でもキャンペーンを実施しているので、口座開設の際などは事前に情報を調べるのが得策だ。
初めての信用取引でポイントをプレゼントするキャンペーンや、同時に楽天銀行の口座を開設することで現金をプレゼントするキャンペーンなどがある。

楽天証券の口コミ・評判は?
ネット証券の2020年オリコン顧客満足度ランキングで、楽天証券は全47社中3位とトップ3にランクインしている。1位で並ぶSBI証券と岡三オンライン証券とはわずかな差だ。部門別では「取引商品」と「分析ツール」などで2位、「取引のしやすさ」などで3位となっており、突出して評価が低い部門がほぼないことが楽天証券の特徴とも言える。
具体的なクチコミとしては「手数料が安くて魅力的」「口座の開設方法が分かりやすい」といった声が多い。そのほか「楽天ユーザーならとてもお得」といったクチコミもあり、詳しくは後述するが、普段から楽天銀行を利用している人であれば楽天証券は相性が良い。
100円から投信が買える。しかも手数料ナシ
投資信託の手数料が全て無料であり、100円から購入できるのが楽天証券の一番の魅力です。そのために小口の資金であっても、様々なファンドを購入してバランスの取れた資産運用が行えます。更に小口の株式の現物取引も手数料無料なので、初心者も気軽に株式投資を楽しめます。またサイトにログインすると、登録したお気に入り銘柄の株価や会社四季報なども閲覧できるので、投資に役立つ情報収集も効率よく行えます。更に海外の株式やETFのラインナップも豊富なので、グローバルな視点で資産運用をしたい人にとっても魅力的です。
ポイントでつみたて投資できるのがいい
楽天証券の最大のメリットはポイント投資することができるところではないでしょうか。楽天市場を利用しているとすぐに何千ポイントと楽天スーパーポイントが貯まっていくのですが、その使い道に困ってしまう時があります。そのようなときに楽天証券で楽天スーパーポイントを積立投資に利用しているのですが、将来的にポイントを現金化することができますし、積立投資であれば増やすこともできるので、とてもおすすめの使い方です。
「楽天サービスの広告が多い」
楽天に共通して言えることですが、買い物をする楽天と作りこみが似ている(基本の作りこみが同じ仕様)のため、楽天証券としてのキャンペーンやポップアップが不要な広告に見えて仕方ありません。タブやクリックする箇所が多くて、スタート画面はもう少しすっきりしていると使いやすいと思います。楽天証券を使っている人に対して、ほかの楽天サービスをPRするのも悪くはないですが、私としては「楽天証券のページは楽天証券を使用する人に使いやすいように」してもらいたいです。