【SMBC日興証券】評判・口コミ|口座開設方法と手数料を解説

SMBC日興証券は日本における「三大証券会社」の1つだ。オンライン取引専業のネット証券よりは手数料は高めだが、長年事業を展開しているだけあって個人投資家からの信頼は厚く、IPO株(新規公開株)の取り扱いが非常に多いことなども魅力だ。本記事ではSMBC日興証券の特徴や取引手数料、評判、クチコミ、口座開設方法などについて解説していく。
この記事の目次
SMBC日興証券の概要
SMBC日興証券は三井住友フィナンシャルグループの子会社で、支店において個別の窓口対応も行っている「総合証券」の1社に数えられる。もちろん株式などのオンライントレードが可能な取引ツールも展開しており、ネット証券的な側面も有している。
外国株式を豊富に取り扱っていることがSMBC日興証券の魅力の1つで、米国株や中国株のほか、新興国やそのほかの国の株式の取引も可能となっている。ネット専業の証券会社では取り扱っている外国株が米国株のみに留まるケースや、そもそも外国株を全く扱っていないケースもある。
SMBC日興証券の取引手数料
SMBC日興証券では、国内・外国株式、投資信託、債券、IPO株(新規公開株)などを取り扱っている。長期投資に向いている積み立て型の「つみたてNISA(少額投資非課税制度)」や「iDeCo(個人型確定拠出年金)」にも対応している。
国内株式の現物取引の手数料は、担当者からアドバイスを受けながら取引する「総合コース」と、PC(パソコン)やスマートフォンを使って自分で取引する「ダイレクトコース」で異なる。本記事では、ほかのネット証券会社とも比較しやすいよう、ダイレクトコースの手数料を紹介しておく。
ダイレクトコース
1回の約定代金 | 手数料(税込) |
---|---|
〜10万円 | 137円 |
〜20万円 | 198円 |
〜30万円 | 275円 |
〜50万円 | 440円 |
〜100万円 | 880円 |
〜200万円 | 1,650円 |
〜300万円 | 2,200円 |
〜400万円 | 3,300円 |
〜500万円 | 3,300円 |
〜1,000万円 | 4,950円 |
〜2,000万円 | 9,900円 |
〜3,000万円 | 16,500円 |
〜5,000万円 | 27,500円 |
5,000万円〜 | 27,500円 |
例えば、オリコン顧客満足度調査で1位のSBI証券や3位の楽天証券では10万円以下の取引手数料が99円(税込)となっており、比較するとSMBC日興証券の方が高めであることが分かる。
SMBC日興証券の口座開設方法や入金方法
SMBC日興証券で口座を開設して取引を開始するには、以下の4ステップを踏む流れとなる。
- STEP1:申し込み
- STEP2:口座開設のご案内等の受け取り、仮パスワードの変更
- STEP3:入金
- STEP4:取引開始
STEP1の申し込みでは基本的に、「ネットで口座開設」と「申込書類を取り寄せて口座開設」という方法があり、ネットで口座開設する場合は最短即日で開設できる。
この2つの方法とは別に、SMBC日興証券の支店で担当者の話を聞きながら申し込みもできる。株式投資の初心者にとってはありがたい方法ともいえ、総合証券ならではの魅力だ。
STEP3の入金では、「インターネット入金」や「銀行振込」などの5種類の入金方法がある。無事に入金を終えたら、オンライン取引の場合は専用ツールを使って、いよいよ株式などの取引が開始できる。
SMBC日興証券の取引ツールやアプリ
SMBC日興証券の主な取引ツールとしては「日興イージートレード」がある。PCとスマートフォンの両方に対応しており、注文機能やチャート機能のほか、アナリストによるレポートや銘柄分析ツールなども充実している。
100銘柄まで登録可能な「株価ボード」や、初回申し込みで無料トライアルできるトレーディングツール「パワートレーダー」などからも注文できる。
SMBC日興証券の評判・口コミ
ネット証券の2020年オリコン顧客満足度ランキングで、SMBC日興証券は47社中12位だった。厳密に言えばSMBC日興証券はネット証券ではないが、前述の通りオンライン取引も可能なツールを展開しているため、ネット証券とも比較されているわけだ。
口コミとしては、「会社が安定しており信頼感が抜群」「担当者の対応がとても丁寧」といった大手ならではとも言える評価の声があるほか、「投資信託は取り扱いが多く、質が良いものも多い」といった声もある。
アプリで記事を読むと毎日ポイントがもらえるサービスも
dポイントで株が買える日興フロッギーで取り引きをするため、SMBC日興証券に口座を開きました。大手の証券会社がこのようなポイント投資のビジネスに参入してくることも驚きましたが、逆に利用者からすると他のポイント投資の会社よりも安心感があるので参入してくれて良かったと思います。集めているポイントによっても変わってくるでしょうが、SMBC日興証券の日興フロッギーはこれから伸びるのではないかと思います。日興フロッギーはアプリで記事を読むと毎日ポイントがもらえるサービスをしていますが、その記事が個人的にはすごく参考になって良いです。
ネット証券だが窓口がある
ネット証券ですが、窓口があり手続きはそこからスタートしました。ネット証券では不安な人や手続きについていろいろと聞いてみたかったり口座を開設するのが不安な場合には窓口を利用するのもいいかもしれません。窓口を併用できる総合コースとインターネットでのダイレクトコースへの変更もできます。手数料は他のネット証券と比べて割高になることがありますが、取引によって口座を使い分けるといいかもしれません。ミニ株など初心者にも魅力的な取引もあります。アプリは特に不便を感じたことはありません。
AI株価見守りサービスが斬新
AI株価見守りサービスが斬新だと思いました。最初は怖かったのですが、今のところ資産が大幅に減るような奇妙な動きはしていないので、ある程度安心できるサービスではないでしょうか。 気になる企業の株式銘柄をチェックしておくと、買いシグナルを案内してくれるのも便利です。基本的に良いタイミングで紹介してくれるのですが、たまに?となるようなタイミングもあるため、自分でも企業の数字を見ながら研究することは必要かもしれません。これに関してはもう少し進化が必要だと思います。
SMBC日興証券のキャンペーン
SMBC日興証券は総合証券でありながらオンライン取引ツールなどが充実しており、対応も丁寧でネット証券よりも融通が効きやすいなどの魅力がある。
期間限定で、dアカウントとの連携でポイントがプレゼントされるキャンペーンや新規口座開設でANAマイルが進呈されるキャンペーンなどが実施されていることもあり、せっかく口座開設するのであればこうしたキャンペーンも積極的に利用したいところだ。