iDeCo(イデコ)口座開設する証券会社の選び方【個人型確定拠出年金】

(公開日:

もうみんな始めているiDeCo(イデコ)

iDeCoは「個人型確定拠出年金」のこと。individual-type Defined Contribution pension planの頭文字の一部をとってiDeCo(イデコ)と呼ばれている。

2001年に始まった、任意で加入できる私的年金の一種。魅力は運用益や給付を受け取るときの税制優遇だ。長期化必至の老後生活に対する備えのために、始める人が増えている。2021年3月時点で加入者数は約193.9万人。2018年3月は約85.4万人だったため、3年間で約2.3倍に増えた。

iDeCoは60歳まで掛け金を積み立てておき、60歳以降に受け取る。その間、掛け金の運用方法は自分で決める必要がある。

運用方法は2種あり、定期預金や保険などの「元本確保型商品」と「投資信託」だ。大きなリターンを目指すのであれば投資信託を選びたい。

iDeCo(イデコ)の3つのポイント

ポイント1 自分で運用先を決める

iDeCoは掛け金の運用方法を自分で決められる点に特徴がある。将来受け取れる額は運用の結果次第で異なる。参考に、年間12万円(月1万円)の掛け金を30年間拠出した場合における、リターン別の受取額を以下にまとめる。

iDeCo 運用シミュレーション(年12万円を30年間拠出)

受取額累計リターン
年1%のリターン417.4万円+15.2%
(+54.7万円)
年3%のリターン570.9万円+58.6%
(+210.9万円)
年5%のリターン797.3万円+121.5%
(+437.3万円)
※手数料は考慮していない

12万円を30年間拠出しているため、累計の拠出額は360万円だ。年1%程度のリターンでも30年間で50万円超、約15%のリターンを得られた。当然だが、リターンが高いほど大きなリターンを得られる。

上記のようなリターンを得るには投資信託の活用が不可欠だ。掛け金の全額で行う必要はないが、一部でも投資信託で運用を行うといいだろう。

ポイント2 税優遇が優れている

iDeCoには以下3つの税優遇がある

  1. 運用益の非課税
  2. 掛け金の全額が所得控除
  3. 受け取り時の優遇

それぞれ詳細は以下の通り。

運用益の非課税

通常、金融商品を運用すると運用益に課税されるが(源泉分離課税20.315%)、iDeCoなら非課税だ。

非課税で運用できる分、効率的に資産を増やすことができる。

掛金が全額所得控除される

さらにiDeCoの場合、積立掛け金の全額を所得控除(小規模企業共済等掛金控除)として申告できる。積み立てと同時に節税できる点がポイントだ。

仮に毎月1万円(年12万円)掛け金の積み立てを行う場合、所得税10%、住民税10%(所得割部分)とすると年間2.4万円の節税になる。

住民税の税率(所得割部分)は概ね一律10%だが、所得税は累進課税だ。所得が大きいほど税率が上がる。したがって、iDeCoの節税効果は所得が大きい方ほど大きい。所得税率は以下の通り。

課税される所得金額税率
1000円~194.9万円5%
195~329.9万円10%
330~694.9万円20%
695~899.9万円23%
900~1,799.9万円33%
1,800~3,999.9万円40%
4,000万円以上45%

住民税の税率(所得割部分)10%と合わせると最大55%もの税率がかけられる。この場合、iDeCoの積立金の55%相当の節税ができる。

反対に所得がない、また納めるべき税金がない方は所得控除の恩恵を受けられない。

受け取る時も大きな控除

iDeCoは受け取る際も税の優遇がある。「公的年金等控除」または「退職所得控除」の対象であり、受け取り時に比較的多くのお金を手元に残すことができる。

年金か一時金で、受取方法を選べるが(金融機関によっては、年金と一時金の併用も可)、年金として受け取る場合は「公的年金等控除」、一時金の場合は「退職所得控除」の対象となる。

年金形式(公的年金控除の適用)で受け取る場合、65歳未満は年60万円以下、65歳以上では年110万円以下の受け取りまでなら所得0の扱いとなる。これには「老齢基礎年金」など、通常の公的年金も合算されるため注意したい。

一時金(退職所得控除の適用)で受け取る場合、掛け金の拠出期間によって控除額が異なる。拠出期間が20年以下の部分は1年あたり40万円、20万円超の部分は1年あたり70万円が控除額となる。30年拠出した場合は1,500万円だ({40万円×20年}+{70万円×10年})。

退職所得控除の範囲内なら所得0の扱いとなり、超えた部分があるなら半額で税金が計算される。ただし、iDeCo一時金と勤務先からの退職金を一定期間内に受け取る場合、合算されて計算されるため注意が必要だ。

ポイント3 誰でも加入できるが60歳まで引き出せない

20歳以上であれば誰でも加入できる(企業型確定拠出年金に加入している場合は規約を確認する必要あり)。あくまで年金なので、60歳までは原則引き出すことができない。

iDeCoは毎月掛け金を拠出する積立型なので、「つみたてNISA」と比べられることがある。「一般NISA」とあわせて3つの金融商品を比較してみよう。

iDeCo(イデコ)とつみたてNISA、NISAの違い

iDeCoつみたてNISA一般NISA
対象者国内在住、20歳以上
運用先投信・元本確保型商品金融庁指定の投信株・投信
拠出の方法積立積立積立または一括
運用商品入れ替えできるできない(使った枠の分)
年間に拠出できる額(年)14万4000〜81万6000円
(加入者資格による)
40万円
120万円
拠出できる年なし2042年まで2023年まで
非課税期間受け取りまで(原則60歳)最長20年最長5年
「拠出金額」が非課税になるかなるならないならない
「運用益」が非課税になるかなるなるなる
解約と受け取り60歳以降受け取り(例外あり)いつでもいつでも
口座管理手数料必要不要不要
非課税期間の延長できる(70歳まで)できないできる(最長5年)

企業型確定拠出年金に加入している人は、企業型年金規約でiDeCoに同時加入できる旨を定めている場合のみ加入できる。また、iDeCoはNISAと併用可能だ。

iDeCo(イデコ)を始めるなら口座開設が必要

iDeCoを利用するには専用の口座の開設が必要だ。証券会社ではなく銀行などでも始められるが、ほかの投資・運用との連携を容易にするために証券会社について考えるといい。

ただしiDeCoの口座は一つしか持てないので、どの証券会社でiDeCoを行うかが重要である。

iDeCo(イデコ)をどの証券会社で始めるか?

iDeCoは20歳以上60歳未満であれば誰でも始められる老後の資産形成に利用できる制度だ。iDeCoの年金、一時金が受け取れるのは60歳からであり、原則として60歳まで資産を引き出すことができないので長期投資が前提となる。また、投資できる商品は投資信託が中心であり株への投資はできない。

iDeCoは証券会社によって運用できる商品と手数料が異なるので、それぞれの証券会社の特徴を知ってからiDeCoの口座を開設する証券会社を選ぶといいだろう。

(※情報は2021年5月時点)

証券会社名 ポイント
LINE証券 野村と連携し今年サービス開始へ
SBI証券 口座開設数はトップクラス、加入者実績トップの実績も
岡三オンライン証券 DCプランナーによるサポート
松井証券 分かりやすいサービス
マネックス証券 iDeCo専用のロボアドバイザーによる投資の提案
auカブコム証券 投資信託の保有残高に応じてPontaポイント
SMBC日興証券 iDeCoの他に株の取引をしたい人へ
更新日:2021/01/19

LINE証券──iDeCoのサービス提供は2021年

LINE証券

LINE証券は2021年5月10日よりiDeCoに参入した。

LINE証券の口座開設数は50万を超え(2021年2月時点)、特に20~30代のシェアが高い。2020年7月には20代の投資家が選ぶスマホで利用しやすい証券会社1位を獲得している。

今回のiDeCoのサービス開始は野村證券と連携して行われる。iDeCoの商品提供やWEBサイトの運営は野村證券が行い、LINE証券は窓口業務のみ行う。

運営管理機関手数料は無条件で無料だ。ほかに「国民年金基金連合会」および「信託銀行」へ支払う手数料がかかるが、これは証券会社による差はない(一律で月171円。拠出しない月は66円)。

LINE証券は2018年6月1日に設立されてから、2年で口座開設数を大きく伸ばした。1株から株式を購入できる(通常は100株単位)ため気軽に株式投資が始められる。投資初心者向けの証券会社といえよう。なお、通常の100株単位の取引もできる。

LINE証券は、取引専用アプリをインストールしなくても普段使っているLINEアプリで取引ができる。最新の発表や過去のデータに基づき短期的な株価のトレンド予想を行う「AIトレンド予想」などもLINEで受け取れる。

取り扱い商品 国内株式(東証約3,700銘柄)、投資信託(28銘柄)、ETF/REIT
1約定あたりの手数料(税込) 〜10万円……176円
〜20万円……198円
〜50万円……484円
〜100万円……869円
ツール・アプリ 「LINE(ライン)」アプリ上で完結
LINE証券の口コミ•評判口コミを見る
  • 日本株・ETFを1株単位で買えるので少額投資を主に行っている私にはちょうど良いです。

    ★★★★4点
    (40代・男性)
  • 実際に使い始めると、1株単位で株を買えることが面白く、ほかの証券会社とは違った形での投資運用ができています。

    ★★★★4点
    (20代・男性)
  • 既にスマホにあるLINEアプリからすぐに始められました。他の証券会社の口座も持ってますが、比べると面倒な手続きがなくて本当に楽です。

    ★★★★★4点
    (30代・女性)

SBI証券──iDeCo加入者数1位の実績のある証券会社

SBI証券は2005年からiDeCoのサービスを提供しており、加入者数1位の証券会社だ。運営管理手数料と口座開設手数料が無料となっている。

SBI証券はもともとiDeCo開始当初から「オリジナルプラン」を提供していたが、2021年1月に新規の募集を終了した。現在では2018年から提供している「セレクトプラン」のみ受け付けている。

SBI証券のセレクトプランは36本の投資信託を取り扱う。旧オリジナルプランと比較し、信託報酬(運用コスト)が安い投資信託が揃っている。コスト重視の方にはメリットが大きいだろう。また、同グループ「SBIアセットマネジメント」運用の商品をiDeCoで投資できるのはSBI証券だけである。

またAmazonギフト券やTポイントなどの進呈が受けられるiDeCoキャンペーンを随時開催している。キャンペーンの内容は随時更新されるので、一度確認してもいいだろう。

SBI証券はiDeCo以外も充実している。通常の取引において取り扱っている商品の種類、手数料などが優秀であり、総合的に考えれば、SBI証券がおすすめされることが多いのはうなずける。

SBI証券は2020年の「オリコン顧客満足度ランキング」のネット証券部門で総合1位となるなど、ネット証券の中でも際立って人気が高い。

口座開設数も業界トップクラスで、手数料が格安であることや取り扱っている投資信託が多いこと、Tポイントを投資信託の購入代金として使えることなども特徴だ。

取り扱い商品 国内株式、外国株式、投資信託、債券、外国為替証拠金取引(FX)、先物・オプション、CFD(くりっく株365)、金・銀・プラチナ、eワラント、iDeCo(個人型確定拠出年金)、保険など
1約定あたりの手数料(税込) 〜10万円……99円
〜20万円……115円
〜50万円……275円
〜100万円……535円
※上記は「スタンダードプラン」
※「アクティブプラン」は1日100万円の取引まで無料
※NISA口座の取引手数料は一律無料(国内株式)
ツール・アプリ PC:HYPER SBI、SBI CFDトレーダー
スマホ:「SBI証券 株」アプリ、かんたん積立 アプリ、HYPER FXアプリ、HYPER 先物・オプションアプリ、HYPER CFDアプリ
SBI証券の口コミ•評判口コミを見る
  • SBI証券のいいところは何と言ってもPTSです。あの半沢直樹でも時間外取引がピックアップされていましたよね。時間外取引の良さは15:00の市場が終わった後も、株式の取引ができるところです。

    ★★★★★5点
    (20代・男性)
  • 国内株式の評価レポートや業績資料が豊富です。株式売買については他社が採用しているトレーリングストップのような発注方法があればいいと思いました。

    ★★★★4点
    (40代・男性)
  • ログインしたあとのトップページが初めはとても見づらかったが、見慣れるととても内容が豊富で知らないことを知るきっかけになる情報もあって、必要な情報がギュッと凝縮されたページだなと感心しています。

    ★★★★4点
    (60代・女性)

岡三オンライン証券──サポートの整った証券会社でDCプランを立てるなら

岡三オンライン証券は、同グループ「岡三証券」運営のiDeCoを窓口金融機関として提供している。加入申し込みの受付のみ行い、運用商品の提供や運営は岡三証券が行う。

岡三証券ではDC(=確定拠出年金)プランニング室を用意し、月曜日~金曜日の8:00~17:00までDCプランの相談に関する受付をしている。DCプランナーとは年金制度の普及や管理をするための資格だ。岡三証券ではiDeCoによる個人の資産形成のために、個人それぞれに合わせてメリットを提示してくれる「iDeCoシミュレーション」を用意し、加入書類の記入方法まで動画で分かりやすく解説してくれるので、口座開設までのサービスが手厚い。

運用商品のラインアップは41種類。商品の選択肢は比較的多いといえよう。投資先に迷う場合、「岡三iDeCoファンドナビ」を利用したい。簡単な質問に答えるだけで年齢とリスク許容度に応じた投資先を提案してくれる。

注意点は手数料だ。上述2社と異なり、運営管理機関手数料が毎月かかる。金額は、掛け金の拠出を行う月は209円、行わない月は374円だ。サポート体制は手厚いが、その分手数料がかかる点はデメリットといえよう。

岡三オンライン証券はまた、無料で提供される分析ツールに対する評価が業界トップクラス。問い合わせ対応に対する評判もよい。

取り扱っている投資信託のすべてが、購入時の手数料が0円となる「ノーロード」であることも特徴の1つだ。

取り扱い商品 株式、投資信託、先物・オプション、取引所FX(くりっく365)、店頭FX、取引所CFD(くりっく株365)、NISA、iDeCo(確定拠出年金)など
1約定あたりの手数料(税込) 〜10万円……108円
〜20万円……220円
〜50万円……385円
〜100万円……660円
※上記は「ワンショットプラン」
※「定額プラン」は1日100万円の取引まで無料ツール・アプリ
ツール・アプリ PC:岡三ネットトレーダーシリーズ、岡三ネットトレーダーWEB2、岡三かんたん発注
スマホ:岡三かんたん発注、岡三カブスマホ、岡三ネットトレーダースマホ

松井証券──分かりやすさを重視してサービスを提供

松井証券は分かりやすさを重視したiDeCoサービスを提供している。一目で資産状況を確認できる資産管理画面を用意し、またネット証券ながら専用のコールセンターを用意した。 HDI-Japan(ヘルプデスク教会)の問い合わせ窓口格付けで9年連続最高評価の三ツ星を獲得しており、サポート体制にも実績がある。投資初心者や投資について知識がない人でも松井証券のiDeCoは加入しやすいといえるだろう。

なお、運営管理手数料は永久に0円。上乗せの手数料なしで充実のサポートを受けられる点は魅力的だ。

iDeCoで投資を始めたい人は必ずしも投資について積極的に学びたいと思っているとは限らない。そのためiDeCoは、投資の知識がまったくない人でも投資を通じた資産形成ができる体制が1つの理想だろう。松井証券の分かりやすいiDeCoはその理想に近づくものだといえよう。

松井証券のiDeCoは40種類の投資信託を取り扱う。低コストの投信を厳選しているので、低いコストで運用しやすいだろう。

単に銘柄数が多いだけではない。「国内株式」など全12種のカテゴリを取り扱っており、さまざまな資産に投資できる。投資先に偏りがないので、何に対して投資したいかが決まれば選択肢が少ないので迷わずに投資できる。

松井証券の特徴として、1回の約定代金の50万円までなら株式の取引手数料が0円であるという点は見逃せない。松井証券はこうした「無料」を強みに掲げているネット証券で、口座開設費や口座維持費、入出金手数料もいずれも0円となっている。

また、システムの安定性や取引のしやすさにおいては、評価がトップクラスのネット証券の1つに数えられる。

取り扱い商品 国内株式、投資信託、IPO、貸株サービス、立会外分売、ベストマッチ(約定価格改善サービス)、PTS、MMF、先物・オプション取引、NISA/つみたてNISA、FX、ETF/REIT、iDeCoなど
1約定あたりの手数料(税込) 〜10万円……0円
〜20万円……0円
〜50万円……0円
〜100万円……1,100円
※NISA口座の取引手数料は一律無料
ツール・アプリ PC:ネットストック・ハイスピード、株価ボード
スマホ:株touch、投信アプリ

楽天証券──証券口座と年金口座をまとめて管理できる

楽天証券ではiDeCoと通常の口座を同じIDでまとめて管理できる。そのため、楽天証券で既に証券口座を開設している人や、これから楽天証券で口座を開設したい方にとっては管理しやすいシステムといえるだろう。

運営管理手数料は月額0円。楽天証券は、サービスは制度の概要や手続きの方法について書いたスタートガイドを用意しており、iDeCo投資にまつわる無料セミナー動画も公開している。

取扱商品は楽天証券経済研究所が厳選した32種類の商品から選ぶことができる。「楽天全米株式バンガード楽天DC」など、「楽天投信投資顧問」運用の投資信託をiDeCoで投資できるのは楽天証券だけだ。普段から楽天のサービスを利用していてなじみのある人や、楽天証券に口座を開設している人は楽天証券にiDeCo口座を開設すれば使いやすいだろう。

楽天証券は、利用者に無料提供している分析ツールに対する評価が高いことなどで知られる。UI(ユーザーインターフェース。取引画面のこと)が使いやすいと評判だ。

投資信託購入時の手数料が0円となる「ノーロード」の商品が多いことも特徴の1つ。楽天銀行とも連携しているため、すでに楽天で口座を持っている人であれば検討したいネット証券会社だ。

取り扱い商品 国内株式、外国株式・海外ETF、投資信託、楽ラップ、債券、先物オプション、楽天FX、バイナリーオプション、外国為替、iDeCo、NISA/つみたてNISA、保険など
1約定あたりの手数料(税込) 〜10万円……99円
〜20万円……115円
〜50万円……275円
〜100万円……535円
※上記は「超割コース」
※「いちにち定額コース」は1日100万円の取引まで無料
※NISA口座の取引手数料は一律無料(国内株式)
ツール・アプリ PC:マーケットスピード II、マーケットスピード、マーケットスピードFX
スマホ:iSPEED、iSPEED for iPad、iSPEED FX、iSPEED 先物OP
楽天証券の口コミ•評判口コミを見る
  • 楽天証券の最大のメリットはポイント投資することができるところではないでしょうか。楽天スーパーポイントを積立投資に利用しているのですが、将来的にポイントを現金化することができますし、積立投資であれば増やすこともできるので、とてもおすすめの使い方です。

    ★★★★★5点
    (30代・男性)
  • 投資信託の手数料が全て無料であり、100円から購入できるのが楽天証券の一番の魅力です。更に小口の株式の現物取引も手数料無料なので、初心者も気軽に株式投資を楽しめます。

    ★★★★4点
    (40代・男性)
  • 楽天に共通して言えることですが、買い物をする楽天と作りこみが似ている(基本の作りこみが同じ仕様)のため、楽天証券としてのキャンペーンやポップアップが不要な広告に見えて仕方ありません。

    ★★★★★2点
    (30代・女性)

マネックス証券──iDeCo専用のロボアドバイザーによる投資の提案

マネックス証券のiDeCoはコスト、商品、サポートの3つに力を入れているが、その中でも注目したいのはiDeCo専用ロボアドバイザーによるポートフォリオ診断をしてくれるサービスだ。5つの質問に答えるだけでどの銘柄にどの配分で投資をすればいいのか具体的に提案をしてくれる。投資の知識がない人でもそれに従って投資をするだけでも結果が出しやすい。

ロボアドバイザー提案の投資信託は信託報酬0.15%未満の商品のみだ。取り扱い銘柄数は28あり、中には2%程度の信託報酬がかかる投資信託もあるが、ロボアドバイザーの提案通りに投資していれば高い手数料の商品を選ぶことはない。

さらに、ロボアドバイザーだけでなく、電話による問い合わせを土曜日も受け付けている。平日の電話が困難な人でも問い合わせがしやすい環境を整えている。ロボアドバイザーと問い合わせしやすいサービスを求める人には、マネックス証券が推奨されるだろう。

マネックス証券はまた、投資に役立つ情報提供の面で評価が特に良い。チャートの操作性や見やすさも評判で、スムーズな取引に役立つだろう。

取引手数料は業界最安水準というほどではないが、ほかのネット証券と比べてかなり安めの水準となっている。

取り扱い商品 株式取引、信用取引、米国株・中国株、投信・積立、債券、FX、暗号資産、先物・オプション、くりっく株365、金・プラチナ、ロボアド、NISA、iDeCoなど
1約定あたりの手数料(税込) 〜10万円……110円
〜20万円……198円
〜50万円……495円
〜100万円……1,100円
※上記は「取引毎手数料コース」
※「一日定額手数料コース」は1日100万円までの取引は一律550円
※NISA口座の取引手数料は一律無料(国内株式)
ツール・アプリ PC:マネックストレーダー、MonexTraderFX、銘柄スカウター、マルチボード500、フル板情報ツール、チャートフォリオ、マーケットボード、マーケットライダープレミアム、マーケットライダー、MONEX VISION
スマホ:銘柄スカウター、マーケットボード、マネックストレーダー株式 スマートフォン、マネックストレーダー先物 スマートフォン、トレードステーション米国株 スマートフォン、マネックストレーダーFX スマートフォン、マネックス証券アプリ、MONEX VISION、MONEX TRADER CRYPTO スマートフォン、SNS型投資アプリ「ferci」
マネックス証券の口コミ•評判口コミを見る
  • マネックス証券をメインに株式投資をしています。マネックス証券を利用していて気に入っているところは、チャートの見やすさ、注文や約定のスピードなどもあるのですが、一番は銘柄スカウターを利用できることです

    ★★★★★5点
    (50代・女性)
  • 主に国内株式の取引に使っています。SBI証券、楽天証券とマネックス証券をもっておりますが、マネックス証券はツールの画面構成が見やすく初心者にも使いやすい印象です。

    ★★★★4点
    (30代・女性)
  • ネット証券としては先駆けのマネックス証券ですし、出来たころから継続してはいます。ただ、今では同じようなネット証券は数多く出ているにも関わらず、ここだけ、進化の無い世界を感じます。とにかくサイトの情報が整理されておらず、ごちゃごちゃの迷路みたいで分かりづらいのです。

    ★★★★★2点
    (40代・男性)

auカブコム証券──投資信託の保有残高に応じてPontaポイントがもらえる

auカブコム証券のiDeCoは投資信託の保有残高に応じてPontaポイントがもらえる。取扱商品27種類のうち「auアセットマネジメント」運用の投資信託に限るが、「auアセットマネジメント」の投資信託を税金面やポイント還元を含めて効率よく運用したいならiDeCoによる運用がベストといえるだろう。

運用管理手数料は無料。積立額のシミュレーション、運用資産の管理にPCは必要なくスマホだけで管理が可能だ。auカブコム証券は、iDeCoで節税をしながらPontaポイントを獲得したい人が検討したい証券会社である。

さらに、auカブコム証券は現物株の取引手数料無料の構想も掲げている。現在は少額取引の手数料が安めになる料金体系をとっており、約定金額10万円以下の手数料は税込99円だ。商品ラインナップに対するポジティブな意見も多い。

取り扱い商品 現物株式、信用取引、フリーETF、プチ株、投資信託、FX、先物オプション、債券、CFD、NISA、iDeCo
1約定あたりの手数料(税込) 〜10万円……99円
〜20万円……198円
〜50万円……275円
50万円~……0.099%+99円
※NISAの取引手数料は一律無料(国内株式)
ツール・アプリ PC:kabuステーション、カブボード、カブボードフラッシュ、ウルトラチャート、kabuスコープ、kabuカルテ、勝ち株テクニカル分析、残高照会フラッシュ、保証金シミュレーター、先物・オプションボード、先物・オプションボードフラッシュ、証拠金シミュレーター、AIデリバティブ、シストレFXナビゲーター、365FXナビゲーター
スマホ:カブボード、カブボードフラッシュ、先物・オプションボード、先物・オプションボードフラッシュ

SMBC日興証券──iDeCoの他に株の取引をしたいなら

SMBC日興証券のiDeCoは運営管理機関手数料が260円上乗せされる。iDeCoにおいて他社よりも優秀な点はほとんどない。しかし、SMBC日興証券には「キンカブサービス」と呼ばれる単元未満株取引のサービスがあるのがメリットだ。

株式の購入価格は株価に依存するため投資信託と異なり5,000円や10,000円といった区切りのいい値段で購入できない。しかし、キンカブサービスは株価に依存せず金額を指定して、国内株式の3760銘柄の購入が可能だ。注文金額は100円以上という制限はあるが、投資信託のように金額を指定して株式を購入できるサービスは珍しい。

iDeCoでは株式への投資はできないが、投資信託のように株式も少額で購入したい人には、SMBC日興証券は使いやすいだろう。

またSMBC日興証券は、信頼性やセキュリティの高さなどについて、ポジティブな意見が利用者から聞かれることが多い。電話対応の評価も高く、取引の安心度はネット証券屈指であるといえる。

取り扱い商品 国内上場株式、ETF、REIT、外国株式、日興VWAPトレード、るいとう、株式ミニ投資、IPO、PO、TOB、CB、債券、投資信託、年金・保険、ファンドラップなど
1約定あたりの手数料(税込) 〜10万円…… 137円
〜20万円……198円
〜50万円……440円
〜100万円……880円
ツール・アプリ PC:日興イージートレード、パワートレーダー、BRiSK for SMBC日興証券
スマホ:日興イージートレード、BRiSK for SMBC日興証券

iDeCo(イデコ)への加入条件

基本的には60歳未満のすべての人が加入できる。具体的には、次の条件のいずれかを満たす人。

(1) 国民年金の第1号被保険者

自営業者の方など、「国民健康保険(および国民年金)」の加入者(国民年金保険料の免除などを受けている方、農業者年金の被保険者の方を除く)。

(2) 60歳未満の厚生年金保険の被保険者(第2号被保険者)

企業年金制度のない会社員。iDeCoに加入することを認めている企業型確定拠出年金の加入者。確定給付企業年金・厚生年金基金に加入している人。国家公務員・地方公務員の共済組合員、及び私学共済の加入者(私学共済の加入者のうち、iDeCoに加入することを認めていない企業型確定拠出年金の加入者は加入できない)。

(3) 国民年金の第3号被保険者

専業主婦(夫)の方など。

iDeCo(イデコ)の積立額を国民年金の加入区分で比較

iDeCoは公的年金の加入区分によって月々の積立額の上限が変わる。会社員の場合は企業型確定拠出年金(DC)と確定給付企業年金(DB)の加入状況によって積立額の上限が変わるので確認しておこう。

加入資格対象者の例毎月の掛金の上限
国民年金第一号被保険者自営業・フリーランス等6.8万円
国民年金第二号被保険者DC・DBに未加入の会社員2.3万円
国民年金第二号被保険者DCに加入している会社員2.0万円
国民年金第二号被保険者DBに加入している会社員1.2万円
国民年金第二号被保険者DC・DBに加入している会社員1.2万円
国民年金第二号被保険者公務員等1.2万円
国民年金第三号被保険者専業主婦(主夫)2.3万円

iDeCoの掛金は5,000円から設定可能で1,000円単位で調整できる。掛け金の上限を把握して無理のないペースで積立を考えよう。

iDeCo(イデコ)のよくある質問

iDeCo(イデコ)と他の年金はどう違う?

従来の公的年金や確定給付企業年金は、国や企業などの責任においてその資金を運用してきた。だが確定拠出年金は、自分の持分(年金資産)が明確で、自己の責任において運用商品を選び運用を行う年金制度。

誰が加入できる?

基本的には60歳未満のすべての人が加入できる。具体的には、次の条件に該当する人。

(1)  国民年金の第1号被保険者

自営業者の方など、「国民健康保険(および国民年金)」の加入者(国民年金保険料の免除などを受けている方、農業者年金の被保険者の方を除く)。

(2)  60歳未満の厚生年金保険の被保険者(第2号被保険者)

企業年金制度のない会社員。iDeCoに加入することを認めている企業型確定拠出年金の加入者。確定給付企業年金・厚生年金基金に加入している人。国家公務員・地方公務員の共済組合員、及び私学共済の加入者(私学共済の加入者のうち、iDeCoに加入することを認めていない企業型確定拠出年金の加入者は加入できない)。

(3)  国民年金の第3号被保険者

専業主婦(夫)の方など。

どうやったら始められる?

原則として、運営管理機関となっている証券会社や銀行などを通じて、加入申出書を国民年金基金連合会に提出を行う。一部の金融機関では、加入の申出をオンラインで行うことができる。書面提出の場合は、加入申出書などの必要書類を金融機関から受け取る。

この金融機関は、自分で1社のみ選ぶ。金融機関によって運用商品、手数料等の提供内容が異なる。また金融機関によって、加入申出書等の資料請求方法や、加入にあたっての窓口(店舗、コールセンター、Webサイトなど)での対応も異なる。

別の証券会社に変更したい

iDeCoを開設している証券会社を変更したい場合、加入者等運営管理機関変更届の提出が必要だ。ただし、すでに保有している商品はいったん現金化される。

転職・退職・独立したらどうすればいい?

転職先に企業型確定拠出年金がある場合

資産を転職先の企業型確定拠出年金へ移換させることが可能。移換を行う場合は、個人型確定拠出年金(iDeCo)の加入者の資格を失う。

ただし、「企業型確定拠出年金規約で、個人型確定拠出年金への同時加入が認められている場合」は、iDeCoの継続が可能だ。

転職先に企業型確定拠出年金がない場合

引き続きiDeCoに加入できるが、国民年金の被保険者種別、又は登録事業所の変更の手続きが必要。

転職先に企業型確定給付年金がある場合

確定給付企業年金の規約によっては、iDeCoで運用していた個人別管理資産を転職先の確定給付企業年金へ移換できる場合があるので要確認。

自営業(国民健康保険第1号被保険者)になる場合

引き続きiDeCoに加入できるが、国民年金の被保険者種別、又は登録事業所の変更の手続きが必要。

主婦・主夫(国民健康保険第3号被保険者)になる場合

引き続きiDeCoに加入できるが、国民年金の被保険者種別、又は登録事業所の変更の手続きが必要。

証券会社が潰れたときに資産はどうなるの?

万が一、iDeCoを開設している金融機関が倒産した場合は、どの商品を保有しているかによって対応が変わってくる。投資信託の場合は、分別管理がおこなわれているので証券会社が倒産しても影響はない。

ただし、定期預金の場合は1,000万円までであればペイオフの対象になるが、iDeCoの定期預金を含めた銀行の預金額が1,000万円を超える部分はペイオフの対象にならない。

iDeCo(イデコ)口座の開設は証券会社ごとの特徴で選ぶ

iDeCoは証券会社ごとに購入できる金融商品も異なり、手数料やサービスも異なる。事前に証券会社の特徴を理解したうえで慎重に選ぶ必要がある。

後からiDeCoを他の証券会社に変更できるが、変更手数料がかかるデメリットがあり、また一度現金化の必要もある。変更後の証券会社で取り扱っている商品があっても売却しなくてはならない。

また、iDeCo口座は2つ持てないが、同じ投資の税制優遇制度であるNISA口座はiDeCo口座を開設していても開設が可能だ。iDeCoとNISAの両方を開設して得られる節税効果は非常に大きい。iDeCo口座と同時にNISA口座を開設していない人は検討しておきたい。

証券会社名 ポイント
LINE証券 野村と連携し今年サービス開始へ
SBI証券 口座開設数はトップクラス、加入者実績トップの実績も
岡三オンライン証券 DCプランナーによるサポート
松井証券 分かりやすいサービス
マネックス証券 iDeCo専用のロボアドバイザーによる投資の提案
auカブコム証券 投資信託の保有残高に応じてPontaポイント
SMBC日興証券 iDeCoの他に株の取引をしたい人へ
更新日:2021/01/19
(画像:Shutterstock)

この記事をシェアする