iDeCo(イデコ)口座開設する証券会社の選び方【個人型確定拠出年金】

【目次】iDeCo(イデコ)を始めるなら読んでおきたい

・ もうみんな始めている
・ iDeCo(イデコ)の3つのポイント
・ iDeCo(イデコ)とつみたてNISA、NISAの違い
・ iDeCo(イデコ)を始めるなら口座開設が必要
・ iDeCo(イデコ)をどの証券会社で始めるか?
 LINE証券/SBI証券/岡三オンライン証券/松井証券/楽天証券/マネックス証券/auカブコム証券/SMBC日興証券
・ iDeCo(イデコ)の加入条件
・ iDeCo(イデコ)の積立額を国民年金の加入区分で比較
・ iDeCo(イデコ)のよくある質問
  誰が加入できる?
  どうやったら始められる?
  転職・退職・独立したらどうすればいい?
・ 証券ごとの特徴を見て選ぼう

もうみんな始めているiDeCo(イデコ)

iDeCoは「個人型確定拠出年金」のこと。individual-type Defined Contribution pension planの頭文字の一部をとってiDeCo(イデコ)と呼ばれている。

2001年に始まった、任意で加入できる私的年金の一種。魅力は運用益や給付を受け取るときの税制優遇だ。長期化必至の老後生活に対する備えのために、始める人が増えている。2021年4月現在、現存加入者数約189.2万人。同月の新規加入者数だけでも約4.6万人いたという(iDeCo公式サイトより)。 

イデコは60歳まで掛金を拠出し、60歳以降に給付金を受け取るが、掛金を運用する方法は自分で決めなければならない。具体的な運用商品としては、定期預金や保険などの「元本確保商品」や、プロに細かな運用を任せる「投資信託」があり、より大きな成果を目指すのであれば投資信託を選ぶのが賢明だろう。

だがまずはイデコをどの金融機関で始めるかを決めなければいけない。金融機関を選ぶためにいくつか基本的な知識を確認していこう。

iDeCo(イデコ)の3つのポイント

ポイント1 自分で運用先を決める

個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)は、加入者が月々の掛け金を積み立て、積み立てた掛け金で金融商品を運用し、60歳以降に年金または一時金という形式で受け取れる仕組みだ。

掛け金をいくらにして、どの投資信託や元本確保型の商品(保険や定期預金)にいくらかけるかも自分で決めなければいけない。

ポイント2 税優遇が優れている

iDeCoはNISAのように運用益が非課税になるだけでなく、積立掛け金を所得控除で申告できるため税制優遇制度として優れている。また、年金を受け取る際も公的年金等控除、退職所得控除の対象である。

掛金が全額所得控除される

掛金全額が所得控除の対象となり、仮に毎月の掛金が1万円の場合、所得税(10%)、住民税(10%)とすると年間2.4万円、税金が軽減される。

運用益も非課税で再投資される

通常、金融商品を運用すると、運用益に課税されるが(源泉分離課税20.315%)、「iDeCo」なら非課税で再投資される。

受け取る時も大きな控除

年金か一時金で、受取方法を選べるが(金融機関によっては、年金と一時金の併用も可)、年金として受け取る場合は「公的年金等控除」、一時金の場合は「退職所得控除」の対象となる。

ポイント3 誰でも加入できるが60歳まで引き出せない

20歳以上であれば誰でも加入できる(企業型確定拠出年金に加入している場合は規約を確認する必要あり)。あくまで年金なので、60歳までは原則引き出すことができない。

iDeCo(イデコ)は毎月掛け金を拠出する積立型なので、「つみたてNISA」と比べられることがある。NISAとあわせて3つの金融商品を比較してみよう。

iDeCo(イデコ)とつみたてNISA、NISAの違い

イデコつみたてNISANISA
対象者国内在住、20歳以上
運用先投信・元本確保型商品金融庁指定の投信株・投信
運用方法積立積立(一括不可)通常(一括・積立)
運用商品入れ替えできるできない(使った枠の分)
運用できる額(年)14万4000〜81万6000円
(職業による)
40万円
(合計800万円)
120万円
(合計600万円)
口座開設期間なし2037年まで2023年まで
非課税期間20〜60歳最長20年最長5年
「拠出金額」が非課税になるかなるならないならない
「運用益」が非課税になるかなるなるなる
解約と受け取り60歳以降受け取り(例外あり)いつでもいつでも
口座管理手数料必要不要不要
非課税期間の延長できないできないできる(最長10年)
企業型確定拠出年金に加入している人は、企業型年金規約でiDeCoに同時加入できる旨を定めている場合のみ加入できる。また、iDeCoはNISAと併用可能だ。

【関連記事】NISAとiDeCoの違い【ニーサとイデコ

iDeCo(イデコ)を始めるなら口座開設が必要

iDeCoを利用するには専用の口座の開設が必要だ。証券会社ではなく銀行などでも始められるが、ほかの投資・運用との連携を容易にするために証券会社について考えるといい。

ただしiDeCoの口座は一つしか持てないので、どの証券会社でiDeCo口座を開設するかが重要である。

iDeCo(イデコ)をどの証券会社で始めるか?

iDeCoは20歳以上60歳未満であれば誰でも始められる老後の資産形成に利用できる制度だ。iDeCoの年金、一時金が受け取れるのは60歳からであり、原則として60歳まで資産を引き出すことができないので長期投資が前提となる。また、投資できる商品は投資信託が中心であり株への投資はできない。

iDeCoは証券会社によって運用できる商品と手数料が異なるので、それぞれの証券会社の特徴を知ってからiDeCoの口座を開設する証券会社を選ぶといいだろう。。

(※紹介する証券会社の情報は2020年9月時点での情報)

証券会社名口座開設ポイント詳細情報
LINE証券口座開設野村と連携し今年サービス開始へ詳細情報
SBI証券 口座開設 口座開設数はトップクラス、加入者実績トップの実績も詳細情報
岡三オンライン証券口座開設DCプランナーによるサポート詳細情報
松井証券口座開設分かりやすいサービス詳細情報
楽天証券口座開設証券・年金口座をまとめて管理詳細情報
マネックス証券口座開設iDeCo専用のロボアドバイザーによる投資の提案詳細情報
auカブコム証券口座開設投資信託の保有残高に応じてPontaポイント詳細情報
SMBC日興証券口座開設iDeCoの他に株の取引をしたい人へ詳細情報
更新日:2021/01/19

LINE証券──iDeCoのサービス提供は2021年

LINE証券

LINE証券のiDeCoのサービスの提供開始が2020年9月29日の戦略説明会で発表された。

口座開設数は31万を超え、20~30代の若者のシェアが高い証券会社だ。2020年7月には20代の投資家が選ぶスマホで利用しやすい証券会社1位を獲得している。今回のiDeCoのサービス開始は野村ホールディングスと連携しておこなわれることが明らかになっている。

LINE証券は2018年6月1日に設立されてから、2年で口座開設数を大きく伸ばした証券会社で、1株から有名な株式を購入できるため気軽に株式投資が始められるので投資初心者向けの証券会社だ。

しかし、通常の証券会社同様に100株単位で取引ができる現物取引にも対応したため、投資初心者だけでなく、ベテランの投資家でもLINE証券が使いやすいと考え口座を開設する人も増えている。LINE証券のiDeCoの具体的な情報は2020年9月時点ではないが、iDeCoの積立効果が高い20代~30代のシェアが高い証券会社のサービスであるため、iDeCoの普及率を大きく上げる可能性もあるためLINE証券を利用している人がいれば詳細が出るまでiDeCoの開設を待つのもいいだろう。

LINE証券は、取引専用アプリをインストールしなくても普段使っているLINEアプリで取引ができ、AIトレンド予想などもLINEで受け取れる。

2020年10月30日まで、取引手数料が0円になるキャンペーンを実施している。

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取り扱い商品国内株式(東証約3,700銘柄)、投資信託(28銘柄)、ETF/REIT
1約定あたりの
手数料(税込)
〜10万円……176円
〜20万円……198円
〜50万円……484円
〜100万円……869円
ツール・アプリ「LINE(ライン)」アプリ上で完結

SBI証券──iDeCo加入者数1位の実績のある証券会社

SBI証券

SBI証券は2005年からiDeCoのサービスを提供しており、加入者数1位の証券会社だ。運営管理手数料と口座開設手数料が無料となっている。

運用商品はオリジナルプランとセレクトプランの2つがあり、それぞれのプランで運用できる商品が異なる。運用できる商品は投資信託が中心であり、投資信託の運用は手数料の安さが重要となる。

SBI証券のセレクトプランでは信託報酬が0.1%程度の手数料の安い投資信託が揃っているので、投資信託を手数料で選んで投資をしたい人が投資先に困らないラインアップだ。また、SBIアセットマネジメントが運用する商品をiDeCoで投資できるのはSBI証券だけである。

またiDeCoデビューで最大10万円分のAmazonギフト券がもらえるといったiDeCoデビューキャンペーンを随時開催している。通常の取引において取り扱っている商品の種類、手数料などが優秀であり、総合的に考えれば、SBI証券がおすすめされることが多いのはうなずける。

SBI証券は2020年の「オリコン顧客満足度ランキング」のネット証券部門で総合1位となるなど、ネット証券の中でも際立って人気が高い。

口座開設数も業界トップクラスで、手数料が格安であることや取り扱っている投資信託が多いこと、Tポイントを投資信託の購入代金として使えることなども特徴だ。

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取り扱い商品国内株式、外国株式、投資信託、債権、外国為替保証金取引(FX)、先物・オプション、CFD(くりっく株365)、金・銀・プラチナ、eワラント、iDeCo(個人型確定拠出年金)、保険など
1約定あたりの
手数料(税込)
〜10万円……99円
〜20万円……115円
〜50万円……275円
〜100万円……535円
ツール・アプリPC:HYPER SBI、SBI CFDトレーダー
SP:「SBI証券 株」アプリ、かんたん積立 アプリ、HYPER FXアプリ、HYPER 先物・オプションアプリ、HYPER CFDアプリ

岡三オンライン証券──サポートの整った証券会社でDCプランを立てるなら

岡三オンライン証券

岡三オンライン証券ではDCプランニング室を用意し、月曜日~金曜日の8:00~17:00までDCプランの相談に関する受付をしている。DCプランナーとは年金制度の普及や管理をするための資格だ。岡三オンライン証券ではiDeCoによる個人の資産形成のために、個人それぞれに合わせてメリットを提示してくれる「iDeCoシミュレーション」を用意し、加入書類の記入方法まで動画で分かりやすく解説してくれるので、口座開設までのサービスが手厚い。

運用商品のラインアップは41種類でどのようなバランスで投資をしても問題はない。何に投資していいのか分からない人にも「岡三iDeCoファンドナビ」で簡単な質問に答えるだけで年齢とリスク許容度に応じた投資先を提案してくれる。

手数料は加入時に2,829円、毎月380円の口座管理手数料がかかり、給付時には440円、還付時には1,448円の手数料が消費税込みでかかる。投資の知識がまったくなくてもサポート体制が充実しており、指示に従うだけでも投資による年金の形成が可能だ。

岡三オンライン証券はまた、無料で提供される分析ツールに対する評価が業界トップクラス。問い合わせ対応に対する評判もよい。

取り扱っている投資信託のすべてが、購入時の手数料が0円となる「ノーロード」であることも特徴の1つだ。

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取り扱い商品株式、投資信託、先物・オプション、取引所FX(くりっく365)、店頭FX、取引所CFD(くりっく株365)、NISA、iDeCo(確定拠出年金)など
1約定あたりの
手数料(税込)
〜10万円……108円
〜20万円……220円
〜50万円……385円
〜100万円……660円
ツール・アプリPC:岡三ネットトレーダーシリーズ、岡三ネットトレーダーWEB2、岡三かんたん発注
SP:岡三かんたん発注、岡三カブスマホ、岡三ネットトレーダースマホ

松井証券──分かりやすさを重視してサービスを提供

松井証券松井証券

松井証券はiDeCoに対して分かりやすさを重視したサービスを提供している。

iDeCoで投資を始めたい人は必ずしも投資について積極的に学びたいと思っているとは限らない。そのためiDeCoは投資の知識がまったくない人でも投資による年金形成ができるのが理想だ。松井証券のiDeCoは40種類と多くの投資先を選べる。そのうえで、低コストの投信を厳選しているので、取り扱い商品は多いがどの商品を選んでも低いコストで投信を運用できるだろう。

「投資できる商品は多いほうがいい」と思うかもしれないが、投資の知識がない人であれば選択肢が多過ぎて困ってしまう可能性がある。松井証券では、信託報酬1.0%以上の手数料が高い投信がなく、投資先に偏りもないので、何に対して投資したいかが決まれば選択肢が少ないので迷わずに投資できる。

各種手数料はかかるが、運営管理手数料は永久に0円。資産管理画面も分かりやすさにこだわっている。HDI-Japan(ヘルプデスク教会)の問い合わせ窓口格付けで9年連続最高評価の三ツ星を獲得しており、サポート体制にも実績がある。投資初心者や投資について知識がない人でも松井証券のiDeCoは加入しやすいといえるだろう。

松井証券の特徴として、1回の約定代金の50万円までなら取引手数料が0円であるという点は見逃せない。松井証券はこうした「無料」を強みに掲げているネット証券で、口座開設費や口座維持費、入出金手数料もいずれも0円となっている。

また、システムの安定性や取引のしやすさにおいては、評価がトップクラスのネット証券の1つに数えられる。

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取り扱い商品国内株式、投資信託、IPO、貸株サービス、立会外分売、ベストマッチ(約定価格改善サービス)、PTS、MMF、先物・オプション取引、NISA/つみたてNISA、FX、ETF/REIT、iDeCoなど
1約定あたりの
手数料(税込)
〜10万円……0円
〜20万円……0円
〜50万円……0円
〜100万円……1,100円
ツール・アプリPC:ネットストック・ハイスピード、株価ボード
SP:株touch、投信アプリ

楽天証券──証券口座と年金口座をまとめて管理できる

楽天証券

楽天証券ではiDeCoと楽天証券の通常の証券会社の口座を同じIDでまとめて管理できる。そのため、楽天証券で既に証券口座を開設している人や、これから楽天証券で口座を開設してアクティブに取引する人にとっては管理しやすいシステムといえるだろう。

運営管理手数料は月額0円、口座開設手数料が2,829円、口座管理手数料が合計で172円となっている。楽天証券は、サービスは制度の概要や手続きの方法について書いたスタートガイドを用意しており、iDeCo投資の知識を勉強するための無料セミナー動画も公開している。

取扱商品は楽天証券経済研究所が厳選した32種類の商品から選ぶことができる。楽天全米株式バンガード楽天DCの運用する投資信託をiDeCoで投資できるのは楽天証券だけだ。普段から楽天のサービスを利用していてなじみのある人や、楽天証券に口座を開設している人は楽天証券にiDeCo口座を開設すれば使いやすいだろう。

楽天証券は、利用者に無料提供している分析ツールに対する評価が高いことなどで知られる。UI(ユーザーインターフェース)が使いやすいと評判だ。

投資信託購入時の手数料が0円となる「ノーロード」の商品が多いことも特徴の1つ。楽天銀行とも連携しているため、すでに楽天で口座を持っている人であれば検討したいネット証券会社だ。

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取り扱い商品国内株式、外国株式・海外ETF、投資信託、楽ラップ、債権、先物オプション、楽天FX、バイナリーオプション、外国為替、iDeco、NISA/つみたてNISA、保険など
1約定あたりの
手数料(税込)
〜10万円……99円
〜20万円……115円
〜50万円……275円
〜100万円……535円
ツール・アプリPC:マーケットスピード II、マーケットスピード、マーケットスピードFX
SP:iSPEED、iSPEED for iPad、iSPEED FX、iSPEED 先物OP

マネックス証券──iDeCo専用のロボアドバイザーによる投資の提案

マネックス証券

マネックス証券のiDeCoはコスト、商品、サポートの3つに力を入れているが、その中でも注目したいのはiDeCo専用ロボアドバイザーによるポートフォリオ診断をしてくれるサービスだ。5つの質問に答えるだけでどの銘柄にどの配分で投資をすればいいのかまで具体的に提案をしてくれるので、投資の知識がない人でもそれに従って投資をするだけでも結果が出しやすい。

またロボアドバイザーが提案する運用プランにおける信託報酬は0.15%未満の商品のみだ。取り扱い銘柄数は28あり、中には2%程度の手数料がかかる投資信託もあるが、ロボアドバイザーの提案通りに投資していれば高い手数料の投資信託に投資することはない。

さらに、ロボアドバイザーだけでなく、電話による問い合わせを土曜日も受け付けているので、平日は仕事で忙しいので平日に電話することが困難な人でも問い合わせがしやすい環境を整えている。ロボアドバイザーと仕事をしていても問い合わせがしやすいサービスを求める人には、マネックス証券がおすすめされることが多いようだ。

マネックス証券はまた、投資に役立つ情報提供の面で評価が特に良い。チャートの操作性や見やすさも評判で、スムーズな取引に役立つだろう。

取引手数料は業界最安水準というほどではないが、ほかのネット証券と比べてかなり安めの水準となっている。

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取り扱い商品株式取引、信用取引、米国株・中国株、投信・積立、債券、FX、暗号資産、先物・オプション、くりっく株365、金・プラチナ、ロボアド、NISA、iDeCoなど
1約定あたりの
手数料(税込)
〜10万円……110円
〜20万円……198円
〜50万円……495円
〜100万円……1,100円
ツール・アプリPC:マネックストレーダー、MonexTraderFX、銘柄スカウター、マルチボード500、フル板情報ツール、チャートフォリオ、マーケットボード、マーケットライダープレミアム、マーケットライダー、MONEX VISION
SP:銘柄スカウター、マーケットボード、マネックストレーダー株式 スマートフォン、マネックストレーダー先物 スマートフォン、トレードステーション米国株 スマートフォン、マネックストレーダーFX スマートフォン、マネックス証券アプリ、MONEX VISION、MONEX TRADER CRYPTO スマートフォン、SNS型投資アプリ「ferci」

auカブコム証券──投資信託の保有残高に応じてPontaポイントがもらえる

auカブコム証券のiDeCoは投資信託の保有残高に応じてPontaポイントがもらえる。取扱商品27種類のうちバランス型投資信託のauアセットマネジメントが運用する投資信託に投資した場合に限るが、auアセットマネジメントの投資信託を税金面やポイント還元を含めて効率よく運用するならiDeCoによる運用がベストといえるだろう。

手数料は運用管理手数料が無料で、毎月かかる手数料は171円だ。給付手数料は440円、還付手数料は1,488円となっている。積立額のシミュレーション、運用資産の管理にPCは必要なくスマホだけで管理が可能だ。auカブコム証券は、iDeCoで節税をしながらPontaポイントを獲得したい人が検討したい証券会社である。

さらに、auカブコム証券は現物株の取引手数料を無料にするという構想も掲げている。現在は少額取引の手数料が安めになる料金体系をとっており、約定金額10万円以下の手数料は税込99円だ。商品ラインナップを評価する声も多い。

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取り扱い商品現物株式、信用取引、フリーETF、プチ株、投資信託、FX、先物オプション、債券、CFD、NISA、iDeCo
1約定あたりの
手数料(税込)
〜10万円……99円
〜20万円……198円
〜50万円……275円
〜100万円……1,089円
ツール・アプリPC:kabuステーション、カブボード、カブボードフラッシュ、ウルトラチャート、kabuスコープ、kabuカルテ、勝ち株テクニカル分析、残高照会フラッシュ、保証金シミュレーター、先物・オプションボード、先物・オプションボードフラッシュ、証拠金シミュレーター、AIデリバティブ、シストレFXナビゲーター、365FXナビゲーター
SP:カブボード、カブボードフラッシュ、先物・オプションボード、先物・オプションボードフラッシュ

SMBC日興証券──iDeCoの他に株の取引をしたいなら

SMBC日興証券はiDeCo口座の開設がおこなえるが、毎月の手数料が431円、給付時の手数料が440円となっており、iDeCoにおいて他社よりも優秀な点はほとんどない。しかし、SMBC日興証券には「キンカブサービス」と呼ばれる他の証券会社にはない単元未満株取引のサービスがあるのがメリットだ。

株式の購入価格は株価に依存するため投資信託と異なり5,000円や10,000円といった区切りのいい値段で購入できない。しかし、キンカブサービスは株価に依存せず金額を指定して、国内株式の3760銘柄の購入が可能だ。注文金額は100円以上という制限はあるが、投資信託のように金額を指定して株式を購入できるサービスは珍しい。iDeCoでは株式への投資はできないが、投資信託を購入するように株式も通常の口座で購入したい人には、SMBC日興証券は使いやすいだろう。

またSMBC日興証券に対しては、会社に対する信頼性やセキュリティの高さなどが利用者の声として上がることが多いことは覚えておきたい。電話対応に対する評価も高く、取引の安心度はネット証券屈指であると言える。

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取り扱い商品国内上場株式、ETF、REIT、外国株式、日興VWAPトレード、るいとう、株式ミニ投資、IPO、PO、TOB、CB、債権、投資信託、年金・保険、ファンドラップなど
1約定あたりの
手数料(税込)
〜10万円…… 137円
〜20万円……198円
〜50万円……440円
〜100万円……880円
ツール・アプリPC:日興イージートレード、パワートレーダー、BRiSK for SMBC日興証券
SP:日興イージートレード、BRiSK for SMBC日興証券

iDeCo(イデコ)への加入条件

基本的には60歳未満のすべての人が加入できる。具体的には、次の条件に該当する人。

(1) 国民年金の第1号被保険者

自営業者の方など(国民年金保険料の免除などを受けている方、農業者年金の被保険者の方を除きます)。

(2) 60歳未満の厚生年金保険の被保険者

企業年金制度のない会社員。iDeCoに加入することを認めている企業型確定拠出年金の加入者。確定給付企業年金・厚生年金基金に加入している人。国家公務員・地方公務員の共済組合員、及び私学共済の加入者(私学共済の加入者のうち、iDeCoに加入することを認めていない企業型確定拠出年金の加入者は加入できない)。

(3) 国民年金の第3号被保険者

専業主婦(夫)の方など。

iDeCo(イデコ)の積立額を国民年金の加入区分で比較

iDeCoは国民年金の加入区分によって月々の積立額が変化する。会社員の場合は企業型確定拠出年金(DC)と確定給付企業年金(DB)の加入状況によって積立額が変化するので確認しておこう。

加入資格対象毎月の掛金の上限
国民年金第一号被保険者自営業・フリーランス等6.8万円
国民年金第二号被保険者DC・DBに未加入の会社員2.3万円
国民年金第二号被保険者DCに加入している会社員2.0万円
国民年金第二号被保険者DBに加入している会社員1.2万円
国民年金第二号被保険者DC・DBに加入している会社員1.2万円
国民年金第二号被保険者公務員等1.2万円
国民年金第三号被保険者専業主婦(主夫)2.3万円

iDeCoの掛金は5,000円から設定可能で1,000円単位で調整できる。掛け金の上限を把握して無理のないペースで積立を考えよう。

iDeCo(イデコ)のよくある質問

iDeCo(イデコ)と他の年金はどう違う?

従来の公的年金や確定給付企業年金は、国や企業などの責任においてその資金を運用してきた。だが確定拠出年金は、自分の持分(年金資産)が明確で、自己の責任において運用商品を選び運用する年金制度。

誰が加入できる?

基本的には60歳未満のすべての人が加入できる。具体的には、次の条件に該当する人。

(1)  国民年金の第1号被保険者

自営業者の方など(国民年金保険料の免除などを受けている方、農業者年金の被保険者の方を除きます)。

(2)  60歳未満の厚生年金保険の被保険者

企業年金制度のない会社員。iDeCoに加入することを認めている企業型確定拠出年金の加入者。確定給付企業年金・厚生年金基金に加入している人。国家公務員・地方公務員の共済組合員、及び私学共済の加入者(私学共済の加入者のうち、iDeCoに加入することを認めていない企業型確定拠出年金の加入者は加入できない)。

(3)  国民年金の第3号被保険者

専業主婦(夫)の方など。

どうやったら始められる?

原則として、運営管理機関となっている証券会社や銀行などを通じて、加入申出書を国民年金基金連合会に提出する。一部の金融機関では、加入の申出をオンラインで行うことができる。書面で提出する場合は、加入申出書などの必要書類を金融機関から入手する。

この金融機関は、自分で1社のみ選ぶ。金融機関によって提示する運用商品、手数料等の提供内容が異なる。また金融機関によって、加入申出書等の資料請求方法や、加入にあたっての窓口(店舗、コールセンター、Webサイトなど)での対応も異なる。

別の証券会社に変更したい

iDeCoを開設している証券会社を変更するなら、加入者等運営管理機関変更届の提出が必要だ。ただし、すでに保有している商品を現金化する必要がある。

転職・退職・独立したらどうすればいい?

・転職先に企業型確定拠出年金がある場合

イデコ加入者資格の喪失、及び資産の移換の手続きが可能。移換する場合は、個人型確定拠出年金(iDeCo)の加入者の資格を喪失することになる。

ただ、「企業型確定拠出年金規約で、個人型確定拠出年金への同時加入が認められている場合」は、イデコに入り続けて掛金を拠出することも可能。

・転職先に企業型確定拠出年金がない場合

引き続きイデコに加入できるが、国民年金の被保険者種別、又は登録事業所の変更の手続きが必要。

・転職先に企業型確定給付年金がある場合

確定給付企業年金の規約によっては、iDeCoで運用していた個人別管理資産を就職(転職)先の確定給付企業年金へ移換できる場合があるので要確認。

・自営業(国民健康保険第1号被保険者)になる場合

引き続きイデコに加入できるが、国民年金の被保険者種別、又は登録事業所の変更の手続きが必要。

・主婦・主夫(国民健康保険第3号被保険者)になる場合

引き続きイデコに加入できるが、国民年金の被保険者種別、又は登録事業所の変更の手続きが必要。

証券会社が潰れたときに資産はどうなるの?

万が一、iDeCoを開設している金融機関が倒産した場合は、どの商品を保有しているかによって対応が変わってくる。投資信託の場合は、分別管理がおこなわれているので証券会社が倒産しても影響はない。

ただし、定期預金の場合は1,000万円までであればペイオフの対象になるが、iDeCoの定期預金を含めた証券会社の預金額が1,000万円を超えるとペイオフの対象にならない。

iDeCo(イデコ)口座の開設は証券会社ごとの特徴で選ぶ

iDeCo(イデコ)の口座は証券会社ごとに購入できる金融商品も異なり、手数料やサービスも異なるので証券会社の特徴を理解したうえで慎重に選ぶ必要がある。

後からiDeCoの口座を他の証券会社に変更はできるが、変更手数料がかかるデメリットがあり、運用商品を一度現金化する必要もある。変更後の証券会社で取り扱っている商品があっても売却しなくてはならない。

また、iDeCo口座は2つ持てないが同じ投資の税制優遇制度であるNISA口座はiDeCo口座を開設していても開設が可能だ。iDeCoとNISAの両方を開設して得られる節税効果は非常に大きい。iDeCo口座と同時にNISA口座を開設していない人は検討しておきたい。

証券会社名口座開設ポイント詳細情報
LINE証券口座開設野村と連携し今年サービス開始へ詳細情報
SBI証券 口座開設 口座開設数はトップクラス、加入者実績トップの実績も詳細情報
岡三オンライン証券口座開設DCプランナーによるサポート詳細情報
松井証券口座開設分かりやすいサービス詳細情報
楽天証券口座開設証券・年金口座をまとめて管理詳細情報
マネックス証券口座開設iDeCo専用のロボアドバイザーによる投資の提案詳細情報
auカブコム証券口座開設投資信託の保有残高に応じてPontaポイント詳細情報
SMBC日興証券口座開設iDeCoの他に株の取引をしたい人へ詳細情報
更新日:2021/01/19

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