【ネット証券12社比較】初心者向けの選び方 手数料、ツール、クチコミ、商品数

資産運用の第一歩は証券口座開設。その証券会社の中でも、取引手数料が安く、取引ツールも充実しており、簡単に始められるなどメリットが多いのは「ネット証券」だ。ただ、既に多くの証券会社が存在していることから、株式投資や投資信託を始めようとするとき、多くの人がどの証券会社を選べばいいのか分からず悩んでしまう。

いろいろな証券会社をおすすめする情報があるが、自分の投資スタイルにあった証券会社を選ぶ必要がある。まずはネット証券の人気の12社について、取扱商品、取り扱い手数料、アプリ・ツール類などの特徴について紹介する。これらをチェックした上で、気になる証券会社があったら、詳細ページで徹底比較してから、新規で口座開設する方法をおすすめする。

大手・人気の会社が多いネット証券12社

1

LINE証券──LINEアプリでサクサク取引が可能

コミュニケーションアプリ大手「LINE」の金融子会社と野村ホールディングスが出資するLINE証券は、2019年8月に営業を始めたばかりの新しいネット証券会社だ。取引専用アプリをインストールしなくても普段使っているLINEアプリで取引ができ、AIトレンド予想などもLINEで受け取れることが魅力。実際、そうしたクチコミの声も多く、急速に利用者が増えている。

2020年10月30日まで、取引手数料が0円になるキャンペーンを実施している。

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取り扱い商品国内株式(東証約3,700銘柄)、投資信託(28銘柄)、ETF/REIT
1約定あたりの
手数料(税込)
〜10万円……176円
〜20万円……198円
〜50万円……484円
〜100万円……869円
ツール・アプリ「LINE(ライン)」アプリ上で完結
2

SBI証券──口座開設数はトップクラス、手数料も格安

SBI証券は2020年の「オリコン顧客満足度ランキング」のネット証券部門で総合1位となるなど、ネット証券の中でも際立って人気が高い。

口座開設数も業界トップクラスで500万口座を超えるほど。手数料は、1注文あたりに手数料が掛かる「スタンダードプラン」と、1日の取引合計額に対して手数料が掛かる「アクティブプラン」から選ぶが、いずれも格安。さらに取り扱っている投資信託が多いこと、Tポイントを投資信託の購入代金として使えることなどから、広い支持を集めている。

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取り扱い商品国内株式、外国株式、投資信託、債権、外国為替保証金取引(FX)、先物・オプション、CFD(くりっく株365)、金・銀・プラチナ、eワラント、iDeCo(個人型確定拠出年金)、保険など
1約定あたりの
手数料(税込)
〜10万円……99円
〜20万円……115円
〜50万円……275円
〜100万円……535円
ツール・アプリPC:HYPER SBI、SBI CFDトレーダー
SP:「SBI証券 株」アプリ、かんたん積立 アプリ、HYPER FXアプリ、HYPER 先物・オプションアプリ、HYPER CFDアプリ
3

楽天証券──無料分析ツールに対する評価が高い

楽天証券は、利用者に無料提供している分析ツールに対する評価が高いことなどで知られる。UI(ユーザーインターフェース)が使いやすいと評判だ。

投資信託購入時の手数料が0円となる「ノーロード」の商品が多いことも特徴の1つ。楽天銀行とも連携しているため、すでに楽天で口座を持っている人であれば検討したいネット証券会社だ。

日経新聞や日経産業新聞などを過去3日分閲覧可能な「日経テレコン(楽天証券版)」を無料で利用できることも投資家にとっては嬉しいだろう。

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取り扱い商品国内株式、外国株式・海外ETF、投資信託、楽ラップ、債権、先物オプション、楽天FX、バイナリーオプション、外国為替、iDeco、NISA/つみたてNISA、保険など
1約定あたりの
手数料(税込)
〜10万円……99円
〜20万円……115円
〜50万円……275円
〜100万円……535円
ツール・アプリPC:マーケットスピード II、マーケットスピード、マーケットスピードFX
SP:iSPEED、iSPEED for iPad、iSPEED FX、iSPEED 先物OP
4

マネックス証券──情報提供面で高い評価、チャートの操作性も評判

投資に役立つ情報提供の面で評価が特に良いのがマネックス証券の魅力だ。チャートの操作性や見やすさも評判で、スムーズな取引に役立つだろう。

取引手数料は業界最安水準というほどではないが、ほかのネット証券と比べてかなり安めの水準となっている。なお1回の注文の約定金額に応じて手数料が掛かる「取引毎手数料コース」と、1日の約定金額の合計金額に対して手数料が計算される「一日定額手数料コース」の2つがある。

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取り扱い商品株式取引、信用取引、米国株・中国株、投信・積立、債券、FX、暗号資産、先物・オプション、くりっく株365、金・プラチナ、ロボアド、NISA、iDeCoなど
1約定あたりの
手数料(税込)
〜10万円……110円
〜20万円……198円
〜50万円……495円
〜100万円……1,100円
ツール・アプリPC:マネックストレーダー、MonexTraderFX、銘柄スカウター、マルチボード500、フル板情報ツール、チャートフォリオ、マーケットボード、マーケットライダープレミアム、マーケットライダー、MONEX VISION
SP:銘柄スカウター、マーケットボード、マネックストレーダー株式 スマートフォン、マネックストレーダー先物 スマートフォン、トレードステーション米国株 スマートフォン、マネックストレーダーFX スマートフォン、マネックス証券アプリ、MONEX VISION、MONEX TRADER CRYPTO スマートフォン、SNS型投資アプリ「ferci」
5

松井証券──50万円までなら手数料が0円

松井証券の一番の魅力は、1回の約定代金の50万円までなら取引手数料が0円であるという点だ。松井証券はこうした「無料」を強みに掲げているネット証券で、口座開設費や口座維持費、入出金手数料もいずれも0円となっている。

また、システムの安定性や取引のしやすさにおいては、評価がトップクラスのネット証券の1つに数えられる。

2020年オリコン顧客満足度調査の「ネット証券ランキング」では、松井証券は対象47社のうち第4位だが、「取引のしやすさ」と「システムの安定性」の両部門では堂々の第1位となっており、総合順位が上のほかのネット証券会社よりも高い評価を得ている。

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取り扱い商品国内株式、投資信託、IPO、貸株サービス、立会外分売、ベストマッチ(約定価格改善サービス)、PTS、MMF、先物・オプション取引、NISA/つみたてNISA、FX、ETF/REIT、iDeCoなど
1約定あたりの
手数料(税込)
〜10万円……0円
〜20万円……0円
〜50万円……0円
〜100万円……1,100円
ツール・アプリPC:ネットストック・ハイスピード、株価ボード
SP:株touch、投信アプリ
6

岡三オンライン証券──投資信託がすべてノーロード

無料で提供される分析ツールに対する評価が業界トップクラスの岡三オンライン証券。問い合わせ対応に対する評判もよい。

話題になったのが、2020年1月には投資信託の購入時手数料を完全無料化したこと。つまり取り扱っている投資信託のすべてが、購入時の手数料が0円となる「ノーロード」なのだ。

ユーザーからの要望を受けてツールの改善も積極的に行っており、多くのトレーダーから支持を集めている。

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取り扱い商品株式、投資信託、先物・オプション、取引所FX(くりっく365)、店頭FX、取引所CFD(くりっく株365)、NISA、iDeCo(確定拠出年金)など
1約定あたりの
手数料(税込)
〜10万円……108円
〜20万円……220円
〜50万円……385円
〜100万円……660円
ツール・アプリPC:岡三ネットトレーダーシリーズ、岡三ネットトレーダーWEB2、岡三かんたん発注
SP:岡三かんたん発注、岡三カブスマホ、岡三ネットトレーダースマホ
7

GMOクリック証券──スマホ対応の取引ツールの充実度高し

取引手数料は業界で最安値の水準。スマホ対応の取引ツールの充実度も高く、株価や財務諸表、経営状況などに関する分析ツールも直感的に理解しやすいデザインが魅力で評判がいい。利益率シミュレータなども展開している。

その名から推察できるとおり、IT大手GMOインターネットの孫会社。2005年に会社が設立され、2006年に証券業登録を済ませて取引サービスの提供を開始したばかりだが、取引コストの安さと取引ツールの充実度の2つが特徴。特に取引手数料は業界で最安値水準となっており、クチコミなどでも高評価の声が多いようだ。

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取り扱い商品国内株式、投資信託 、先物オプション 、FX、外為オプション、CFD、債券、NISA、未成年口座など
1約定あたりの
手数料(税込)
〜10万円……96円
〜20万円……107円
〜50万円……265円
〜100万円……479円
ツール・アプリPC:スーパーはっちゅう君、はっちゅう君、レーザートレード、はっちゅう君FXプラス、プラチナチャートCFD
SP:iClick株、株roid、GMOクリック FXneo、iClick外為OP、iClickFX365、iClickFX365、FXroid365、iClickCFD、CFDroid、GMOクリック 株BO
8

ライブスター証券──「手数料が安い」と人気

「手数料がとにかく安い」と人気が急上昇中なのが、ライブスター証券だ。例えば、約定10万円までの手数料は88円(税込)、100万円までは374円(税込)と、いずれも突出して安い。ツールの操作性や売買のしやすさを評価する声も多い。

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取り扱い商品現物取引、信用取引、先物取引、投資信託、FXなど
1約定あたりの
手数料(税込)
〜10万円……88円
〜20万円……106円
〜50万円……198円
〜100万円…… 374円
ツール・アプリPC:livestar R2、ダウンロード版 livestar FX(ライブスターFX)
SP:livestar S2
9

auカブコム証券──少額取引の手数料が安め

現物株の取引手数料を無料にするという構想も掲げているauカブコム証券。三菱UFJフィナンシャル・グループに属するネット証券会社だ。現在は少額取引の手数料が安くなる料金体系をとっており、約定金額10万円以下の手数料は税込99円だ。商品ラインアップを評価する声も多い。

auカブコム証券が強みとして掲げているのは「おトクな手数料」「高機能アプリ&ツール」「リスク管理追求型」「豊富な商品ラインアップ」「豊富な投資情報」「充実したお客様サポート」の6点だ。

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取り扱い商品現物株式、信用取引、フリーETF、プチ株、投資信託、FX、先物オプション、債券、CFD、NISA、iDeCo
1約定あたりの
手数料(税込)
〜10万円……99円
〜20万円……198円
〜50万円……275円
〜100万円……1,089円
ツール・アプリPC:kabuステーション、カブボード、カブボードフラッシュ、ウルトラチャート、kabuスコープ、kabuカルテ、勝ち株テクニカル分析、残高照会フラッシュ、保証金シミュレーター、先物・オプションボード、先物・オプションボードフラッシュ、証拠金シミュレーター、AIデリバティブ、シストレFXナビゲーター、365FXナビゲーター
SP:カブボード、カブボードフラッシュ、先物・オプションボード、先物・オプションボードフラッシュ
10

DMM.com証券の魅力──米株取引の手数料が0円

DMM.com証券は取引手数料が安いことで知られているが、特に注目なのがアメリカ株取引の手数料が0円であることと言えるだろう。取引手数料の1%が「DMM株ポイント」として貯まり、1ポイント=1円で証券口座に貯まったポイントを入金できること魅力だ。

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取り扱い商品国内株式、外国株式、FX、CFD、NISA/ジュニアNISA、国内ETF/ETN/REIT、米国ETFなど
1約定あたりの
手数料(税込)
〜10万円……88円
〜20万円……106円
〜50万円……198円
〜100万円……374円
ツール・アプリPC:DMM株 PRO+、DMM株 STANDARD、DMM株 PRO、DMM株 プレミアチャート
SP:〇〇〇〇
11

SMBC日興証券──会社、高セキュリティへの信頼性

SMBC日興証券に対しては、会社に対する信頼性やセキュリティの高さなどが利用者の声として上がることが多い。電話対応に対する評価も高く、取引の安心度はネット証券屈指であると言える。

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取り扱い商品国内上場株式、ETF、REIT、外国株式、日興VWAPトレード、るいとう、株式ミニ投資、IPO、PO、TOB、CB、債権、投資信託、年金・保険、ファンドラップなど
1約定あたりの
手数料(税込)
〜10万円…… 137円
〜20万円……198円
〜50万円……440円
〜100万円……880円
ツール・アプリPC:日興イージートレード、パワートレーダー、BRiSK for SMBC日興証券
SP:日興イージートレード、BRiSK for SMBC日興証券
12

SBIネオモバイル証券──月額220円で取引が何度も無料

SBIネオモバイル証券では、月額220円(税込)を支払うことで月合計50万円以下の範囲内で取引が何度も無料で可能となっており、こうした他社と異なるサービスを打ち出して顧客を増やしている。Tポイントを使って株が買えることも特徴である。

なお証券会社の中でも割と新しい企業。ネット証券大手のSBI証券とTポイント関連事業を展開するCCCマーケティングの合弁会社として2018年10月に設立され、「ネオモバ」の愛称で2019年4月からサービスを開始している。

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取り扱い商品国内株式、FX、ひとかぶIPO、iDeCo、WealthNavi for ネオモバ
1約定あたりの
手数料(税込)
1ヵ月あたり(約定金額が50万円以下)
月額220円で取引し放題
ツール・アプリPC:ブラウザ
SP:ネオモバ株アプリ、ブラウザ

自分の投資の方向性に合った証券会社を選ぼう

証券会社によっては、何度も少額で取引をする人向けの「定額コース」なども用意しているほか、デイトレード向けのお得な手数料体系を展開しているネット証券もある。

手数料は重要だが、手数料が安い会社が自分にとって使いやすいところとは限らない。重要なのは、自分の投資スタイルに合った証券・ネット証券を選ぶことだ。金額にしていくらくらいの取引が多くなるのか、短期間で売買を繰り返すのか、取引はパソコンでするかスマホでするか、などを考慮して選ぶ視点を持とう。


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