スイスの資産運用会社21シェアーズ（21Shares）は、米証券取引委員会（SEC）に対し、スイ（SUI）のETF（上場投資信託）に関するS-1登録フォームを提出した。
スイは現在3.67ドル（約530円、1ドル145円換算）で取引されており、SECのウェブサイトで申請が公開された後、4%上昇した。
21シェアーズの社長であるダンカン・モア（Duncan Moir）氏は、スイの年次会議ベースキャンプ（Basecamp）で、「スイブロックチェーンに関する当社の最初期の調査以来、当社はそれが業界で最も刺激的なブロックチェーンの1つになる可能性があると信じてきた。そして、その仮説が現実のものとなりつつある」と述べた。
スイブロックチェーンは、メタ（Meta）出身のエンジニアによって開発されたレイヤー1ブロックチェーン。ネイティブトークンであるスイの時価総額は118億ドル（約1兆7110億円）で、全暗号資産（仮想通貨）の中で上位10位に迫る。
21シェアーズの申請は、カナリー・キャピタル（Canary Capital）がスイETF立ち上げのための書類を提出してから6週間後に行われた。
｜翻訳・編集：林理南
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｜原文：21Shares Files for SUI ETF, SUI Rises 4%
