暗号資産のクジラがクリプトパンクスに430万ドルを投じる──NFT市場の時価総額は30日間で66%上昇
  • ある1人の購入者が、430万ドル以上を費やし、クリプトパンクスの希少なNFTをオープンシーで2日間にわたり立て続けに購入した。パーカーが特徴で人気の高いものも含まれる。
  • NFT市場は再び活況となっており、主要NFTコレクションの価格が大幅に上昇している。過去30日間では、クリプトパンクスが29%、パジー・ペンギンズが66.7%、ボアード・エイプ・ヨット・クラブ(Bored Ape Yacht Club)が9.8%の上昇となった。
  • NFT全体の時価総額は過去30日間で66%増加し、60億ドルに達した。クリプトパンクスの市場シェアは30%を超えている。

ある1人の購入者が、パーカーが特徴で人気の高い希少なクリプトパンクス6点に対して290万ドル(約4億2050万円、1ドル145円換算)以上を費やした。これによってNFTの価格と取引高の上昇が促され、NFT市場復活の流れが強まった。

NFTマーケットプレイスのオープンシー(OpenSea)で立て続けにこの購入が行われた。主要コレクションの最低価格が全面的に急騰した後のタイミングだった。

CoinGeckoのデータによると、過去30日間でクリプトパンクスは29%上昇し、約51ETH(約2755万円)に達した。一方、パジー・ペンギンズ(Pudgy Penguins)は66.7%、ボアード・エイプ・ヨット・クラブ(Bored Ape Yacht Club)は9.8%上昇した。

パーカーNFTがまとめて購入されたことが目立っているのは、1人の購入者が希少なNFTをすべて取得したためだ。この購入者は現在、合計12点のクリプトパンクスを所有している。

CoinGeckoの市場データによれば、NFT全体の時価総額は過去30日間で66%上昇し、60億ドル(約8700億円、1ドル145円換算)に達した。クリプトパンクスの上昇によって、その市場シェアは30%を超えた。

今回の上昇にもかかわらず、NFTセクターは2021年と2022年のブーム時の水準には遠く及ばない。この時期には、時価総額は166億ドル(約2兆4070億円)に達していた。その後、X2Y2などの主要マーケットプレイスが閉鎖され、他のマーケットプレイスもトークン取引へ移行している。

|翻訳・編集:林理南
|画像:Eli Tan/CoinDesk
|原文:Crypto Whale Spends $4.3M on CryptoPunks as NFT Market Cap Climbs 66% in 30 Days

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