マトリックス法によるテクニカル分析(2025/8/1)横ばいか、抜けるなら下【楽天ウォレット】

本稿ではビットコイン相場を①パターン分析 ②移動平均線(9MA・25MA) ③一目均衡表 ④ボリンジャーバンド ⑤MACD ⑥RSIの代表的な6種類のテクニカル分析で5段階(5→1:強→弱)評価し、その平均で相場の強弱を評価する。
テクニカル分析において定点観測と客観性が重要と考える。代表的な分析手法を複数組み合わせることで、恣意性を排除し、精度を高める狙い。

サマリー

総合評点は2.5。

前回は上下どちらに抜けるか分からなくなってきたと申し上げたが、今回は横ばいを示唆するサインと、MACDとRSIがダイバージェンスで下抜けを示唆。従って、横ばい推移か、抜けるなら下という結論となった。

なお、こちらでは楽天ウォレットの証拠金取引所のBTCJPYのチャートを使用しております。BTCUSD  のチャートはこちらご参照ください(リンク先はTradingView社のサイトです)。

パターン分析

パターン分析
〈日足〉
パターン分析
〈4時間足〉

5月から続いたレンジの倍返しの水準で上昇が一服し、引き続きレンジ取引。7月10日からの上昇の半値押し水準でサポートされ、下降チャネルを形成。この形は上昇フラッグと言って最終的に上抜けすることを示唆しているが、目先の方向感は出ていない。

評点:3

移動平均線

移動平均線

デッドクロスするのは時間の問題のようにも見えるが、史上最高値近辺での横ばいなので、なかなかデッドクロスにもなりにくい。

評点:3

一目均衡表

一目均衡表

3役好転継続。このまま横ばいなら来週中に遅行線がローソク足にぶつかりそう。

評点:4

ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンド

スクィーズで上昇トレンドが一服。

評点:3

MACD

MACD

デッドクロス、ダイバージェンス。

評点:1

RSI

RSI

50台だが、前回よりダイバージェンスが鮮明になってきた。

評点:1

評点

評点

※この記事は「楽天ウォレット」のテクニカルレポートを転載したものです。
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