閉幕まで2カ月を切った「2025年大阪・関西万博」の独自決済アプリ「EXPO2025デジタルウォレット」のブロックチェーンインフラを提供するAptos Labsは8月25日、同ウォレットは2025年8月18日時点で50万件以上の新規アカウントを獲得し、437万件以上の取引を処理したと発表した。
EXPO2025デジタルウォレットは、レイヤー1ブロックチェーンのAptos(アプトス)を基盤としている。
リリースによると、アクティビティの増加は、夏休みシーズン最盛期における来場者数の増加と、Web3テクノロジーを活用したシームレスなデジタル体験を求める参加者の意欲の高まりを反映しているという。
「大阪・関西万博」は、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、「-People’s Living Lab – 未来社会の実験場」をコンセプトに掲げている。EXPO2025デジタルウォレットは、「ブロックチェーンが直感的でユーザーフレンドリーな体験を可能にし、エンゲージメントとイノベーションの新しい可能性を示します」とリリースは述べている。
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また、Aptos LabsのCEO、エイブリー・チン(Avery Ching)氏は、「50万アカウントと数百万件の取引は、Aptosが世界規模で魅力的な現実世界の体験を実現できることを証明しています。これこそが、誰もが安全かつシームレスに利用できるWeb3の大規模普及を体現するものです」と述べている。
|文・増田隆幸
|画像:リリースより


