中日本高速道路(NEXCO中日本)は、NFTトレーディングカードを活用した高速道路の混雑緩和キャンペーンを実施する。
この計画は、企画・支援を行うソーシャルコインマーケティングとゼクサバースが9月9日に発表したもので、Web3技術を用いて交通分散という社会課題の解決を目指す。
キャンペーンは2025年10月の指定日に、E23 東名阪自動車道および伊勢自動車道に位置する計3カ所のサービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)で実施される。
交通量が比較的少ない早朝(6:00~9:00)と夜間(18:00~21:00)の時間帯に、施設内で渋滞に関するアンケートに回答した利用者に対し、インセンティブとして戦国武将をテーマにしたNFTトレカ『トレクーハンター』が配布される。
<キャンペーン実施概要>
■ 実施期間
・2025年10月4日(土) ~ 10月5日(日)
・2025年10月11日(土) ~ 10月13日(月・祝)■ 実施場所・時間
【早朝】 6:00~9:00
・E23 東名阪自動車道 御在所SA(下り)【夜間】 18:00~21:00
・E23 伊勢自動車道 安濃SA(上り)
・E23 伊勢自動車道 嬉野PA(上り)

利用者は、スマホ「DIVER WALLET Pro」を使用し、受け取ったカプセル内のQRコードを読み取ることでNFTを取得する仕組み。
配布されるNFTは、戦国武将イラストで知られる諏訪原寛幸氏が手掛けた全20種類のデジタルカードであり、中京圏にゆかりのある武将が題材となっている。NFTはランダムで配布され、抽選で実物の物理カードも提供される予定だ。
|文:栃山直樹
|画像:Shutterstock


