マトリックス法によるテクニカル分析(2025/9/26)トレンド転換?トレンド内での小休止?【楽天ウォレット】

本稿ではビットコイン相場を①パターン分析 ②移動平均線(9MA・25MA) ③一目均衡表 ④ボリンジャーバンド ⑤MACD ⑥RSIの代表的な6種類のテクニカル分析で5段階(5→1:強→弱)評価し、その平均で相場の強弱を評価する。
テクニカル分析において定点観測と客観性が重要と考える。代表的な分析手法を複数組み合わせることで、恣意性を排除し、精度を高める狙い。

サマリー

総合評点は2.3。

前回、「1700万円のレジスタンスがサポート」となり「いよいよ全値戻しが見えてきた」と申し上げたが、1750万円でピークアウト。ヘッドアンドショルダーのネックライン1680万円も割り込み、底固めをやり直し。

一目の雲の3役好転もダマしに終わり、再び雲の下へ。しかし、売りサインがはっきり出ている訳でもなく、上昇局面での調整か、下降トレンドへの転換か、まだ判断はつかない。

なお、こちらでは楽天ウォレットの証拠金取引所のBTCJPYのチャートを使用しております。BTCUSD  のチャートはこちらご参照ください(リンク先はTradingView社のサイトです)。

パターン分析

パターン分析
〈日足〉
パターン分析
〈4時間足〉

BTCは1570万円で切り返すと、ダブルトップのネックライン1660万円を上抜け、1680万円をネックラインに下向きのヘッドアンドショルダーを形成、底打ちが鮮明となり、「史上最高値1830万円と今回の底値1570万円の半値戻し1700万円も抜け、全値戻しが見えてきた」と申し上げていた。

しかし、1750万円をピークに失速。1640万円で切り返したものの、半値戻しとなる1695万円近辺で上値を押さえられると、再び1640万円近辺に値を下げた。

これで1570万円からの上昇チャネルを下抜け、1750万円への反発の半値押し1660万円も割り込み、底固めはやり直しの形となっている。

但し、1570万円を割れれればヘッドアンドショルダーの形となりトレンド転換が鮮明となるが、それまではトレンドが変わったのか、上昇局面での押し目なのかは判断がつかない。ここで切り返して1700万円を上抜ければ小さなダブルボトムが完成する。

評点:3

移動平均線

移動平均線

デッドクロス寸前。

評点:2

一目均衡表

一目均衡表

前回「ねじれを前に上抜け成功。ここがスタート。」と申し上げたが、そのねじれで下抜け、雲の下に落とされる展開に。結局、3役好転はダマしに終わったが、まだ3役逆転の強い売りサインまでは出ていない。

評点:2

ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンド

前回始まったかに見えたエクスパンションは早速解消、但し、下向きのトレンドが始まったようには見えず、むしろバンドの下限から反発しそうにも見える。

評点:3

MACD

MACD

デッドクロス、両線下向き。

評点:1

RSI

RSI

40台で売られすぎゾーンには至らず。

評点:3

評点

評点

※この記事は「楽天ウォレット」のテクニカルレポートを転載したものです。
※この記事では、投資判断の参考のための情報提供を行っておりますが、銘柄推奨や投資活動の勧誘を目的としておりません。また、楽天ウォレットとしても投資勧誘や断定的な予測をおこなうものではありません。
※発信された情報に将来の予想が含まれることがありますが、発信者個人の見解であり、またその正確性、信頼性を保証するものではありません。投資の最終判断は、ご自身で行っていただきますようお願い致します。

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