- コアウィーブは、メタにエヌビディアの最新GB300システムを供給する142億ドル(約2兆1000億円、1ドル148円換算)の契約を締結した。
- エバーコアISIは、「アウトパフォーム」の格付けと175ドルの目標株価でコアウィーブのカバレッジを開始した。
- コア・サイエンティフィックの株主は、ビットコインマイナーであるコア・サイエンティフィックをコアウィーブの子会社化する90億ドル(約1兆3300億円)の全株式取引による買収について、10月30日に投票を行う予定。
コアウィーブ(CoreWeave)のCEO、マイケル・イントレーター(Michael Intrator)氏へのインタビューを引用したブルームバーグ(Bloomberg)の報道によると、AIに特化したクラウドコンピューティング企業のコアウィーブは、メタ・プラットフォームズ(Meta Platforms)と142億ドル(約2兆1000億円)の契約を締結し、エヌビディア(NVIDIA)の最新GB300システムを供給する。
コア・サイエンティフィック(Core Scientific)を90億ドル(約1兆3300億円)で買収する手続きを進めているコアウィーブの株価は、16.5%急騰して142.67ドルとなり、3月の新規株式公開(IPO)時の評価額の3倍超となった。
ブルームバーグによると、この契約は、歴史的にコアウィーブの最大の顧客であったマイクロソフト(Microsoft)から収益源を分散化するものであり、オープンAI(OpenAI)からの数十億ドル規模のコミットメントに続くものだ。
さらに、エバーコアISI(Evercore ISI)は、「アウトパフォーム」の格付けと175ドルの目標株価でコアウィーブのカバレッジを開始した。
9月26日の米証券取引委員会(SEC)に提出された書類によると、コア・サイエンティフィックは10月30日に臨時株主総会を開催し、買収に関する投票を行う予定だ。
|翻訳・編集:廣瀬優香
|画像:コアウィーブの株価(TradingView)
|原文:CoreWeave Stock Surges on $14.2B Meta AI Deal, Core Scientific Merger Looms


