HashPortは10月1日、「EXPO2025デジタルウォレット」と、三井住友カードが提供する「VポイントPayギフト」との連携実証を開始したことを発表した。
本連携により、大阪・関西万博の来場者が会場内で取得・蓄積した「EXPOトークン」を、VポイントPayギフトへ交換することが可能になる。
これにより、従来は万博関連サービスに限定されていたトークンの利用範囲が、日常の決済シーンへと拡大する。
HashPortはこの取り組みを、デジタル資産の社会実装に向けた大規模実証と位置付けている。
既存の大規模ポイントサービスとの接続を通じてトークンの流動性と実用性を高め、持続可能なデジタル資産エコシステムの構築を目的とする。
なお、EXPO2025デジタルウォレットは万博終了後に「HashPort Wallet」としてリニューアルされることが発表されている。
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今回の連携はその後も継続される予定だという。
|文:栃山直樹
|画像:リリースから


