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オアシス(ROSE)を購入したいけれど、「どの取引所で買えるのか分からない」「海外取引所の使い方が難しそう」「送金ミスで資金を失わないか不安」といった悩みを抱えていませんか?
暗号資産初心者にとって、国内取引所で扱っていない銘柄の購入は大きなハードルである。
適切な手順を知らずに取引を始めると、高額な手数料を支払ったり、送金アドレスのミスで資金を失ったりするリスクがある。
プライバシー保護に特化したオアシスネットワークの将来性を考えれば、正しい購入方法を理解することは投資機会を逃さないために重要である。
この記事を読めば、暗号資産初心者でもオアシス(ROSE)を安全かつ効率的に購入できるようになり、将来有望なプロジェクトへの投資を自信を持って始められるようになる。
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オアシス(ROSE)とは?基本情報をチェック
オアシス(ROSE)は、Oasis Network上で使用されるネイティブトークンである。
Oasis Networkは、プライバシー保護とスケーラビリティを両立させた次世代のブロックチェーンプラットフォームとして2020年に登場した。
このネットワークは、分散型金融(DeFi)やデータ経済の発展を目的として開発されており、個人情報を分散管理することでユーザーのプライバシーを保護する仕組みを実現している。
Oasis Networkは、a16zやPolychain Capitalといった著名なベンチャーキャピタルから支援を受けており、ブロックチェーン業界で高い注目を集めている。
プロジェクトの開発は、カリフォルニア大学バークレー校の研究者らによって立ち上げられたOasis Labsが主導している。
現在のWeb3時代において、データプライバシーとセキュリティの重要性が高まる中、Oasis Networkはこれらの課題に対する革新的なソリューションを提供するプラットフォームとして位置づけられている。
- Oasis Networkのエコシステムにおいて中心的な役割
- ネットワークの運営とガバナンスへの参加
- セキュリティの維持に不可欠な要素
ROSEトークンは、Oasis Networkのエコシステムにおいて中心的な役割を果たしており、ネットワークの運営、ガバナンス、そしてセキュリティの維持に不可欠な要素となっている。
投資家や開発者にとって、オアシスは単なる暗号資産ではなく、プライバシー重視のブロックチェーン技術の将来性を体現するプロジェクトとして評価されている。
オアシスネットワーク(Oasis Network)の特徴
Oasis Networkの最大の特徴は、Proof of Stake(PoS)コンセンサスメカニズムを採用した二層構造のアーキテクチャである。
このネットワークは「Consensus Layer(コンセンサス層)」と「ParaTime Layer(パラタイム層)」という2つの層で構成されており、この独自の設計により高いスケーラビリティとプライバシー保護を実現している。
| レイヤー名 | 役割 |
|---|---|
| Consensus Layer(コンセンサス層) | ブロックチェーンの合意形成とセキュリティを担当する基盤層 |
| ParaTime Layer(パラタイム層) | スマートコントラクトの実行環境を提供する層 |
Consensus Layerは、ブロックチェーンの合意形成とセキュリティを担当する基盤層である。
この層では、バリデーターがネットワークの安全性を確保し、トランザクションの検証を行う。
一方、ParaTime Layerは、スマートコントラクトの実行環境を提供する層であり、複数のParaTimeを並行して稼働させることができる。
この二層構造により、ネットワーク全体のパフォーマンスを損なうことなく、各ParaTimeが独立して動作できるため、高いスループットと柔軟性が実現されている。
プライバシー保護機能は、Oasis Networkを他のブロックチェーンプラットフォームから際立たせる重要な要素である。
ネットワークは、機密性の高いデータを扱うスマートコントラクトの実行を可能にする技術を実装しており、データを暗号化した状態で計算処理を行うことができる。
これにより、金融データや個人情報といった機密情報を保護しながら、ブロックチェーン上でのアプリケーション開発が可能となっている。
個人データをトークン化し、ユーザー自身がデータの所有権をコントロールできる仕組みのこと。ユーザーが自分のデータから直接価値を得られる新しいデータ経済の実現を目指している。
さらに、Oasis Networkは「データトークナイゼーション」という革新的な概念を推進している。
これは、個人データをトークン化し、ユーザー自身がデータの所有権をコントロールできる仕組みである。
現在のインターネット社会では、ユーザーの個人情報が大手企業によって一元管理されているが、Oasis Networkはこのモデルを変革し、ユーザーが自分のデータから直接価値を得られる新しいデータ経済の実現を目指している。
ガバナンスの面でも、Oasis NetworkはDAOの投票やガバナンスプロセスにおいてプライバシーを重視している。
機密性を保った参加を可能にすることで、公正な運営と意思決定を確保し、ネットワークの分散化と透明性のバランスを取っている。
この特徴は、企業や組織がブロックチェーン技術を採用する際の重要な要素となっており、プライバシー規制が厳しい地域でも利用しやすい環境を提供している。
ROSEトークンの役割と将来性
ROSEトークンは、Oasis Networkのエコシステムにおいて多様な役割を担っている。
主な用途として、ネットワークのセキュリティを維持するためのステーキング、トランザクション手数料の支払い、そしてガバナンスへの参加が挙げられる。
ステーキングは、ROSEトークンの最も重要な機能の一つである。
ネットワーク参加者は、ROSEトークンをステーキングすることでバリデーターとして機能し、ブロックの検証作業に貢献できる。
この仕組みにより、ネットワークの分散性とセキュリティが強化されるとともに、ステーキング参加者は報酬としてROSEトークンを獲得できる。
Proof of Stakeメカニズムを採用していることで、エネルギー消費が少なく環境に優しいブロックチェーンとしても評価されている。
ガバナンス機能においても、ROSEトークンは中心的な役割を果たしている。
トークン保有者は、ネットワークのアップグレードやパラメータの変更といった重要な意思決定に投票することができる。
この分散型ガバナンスの仕組みにより、Oasis Networkはコミュニティ主導での発展を実現しており、特定の組織や個人による中央集権的な管理を回避している。
トランザクション手数料の支払いにもROSEトークンが使用される。
Oasis Network上でスマートコントラクトを実行したり、データをやり取りしたりする際には、ガス代としてROSEが必要となる。
ネットワークの利用が拡大するにつれて、ROSEトークンの需要も増加することが期待されている。
- ネットワークのセキュリティ維持のためのステーキング
- トランザクション手数料の支払い
- ガバナンスへの参加(投票権の行使)
ROSEトークンの将来性については、複数の要因から期待が寄せられている。
現在の流通供給量は約67億ROSEであり、トークンの解放スケジュールに従って段階的に市場に供給される設計となっている。
継続的な開発と普及拡大を背景に、2025年には大幅な価格上昇が予測されているという見方もある。
プライバシー保護への需要の高まりは、ROSEトークンの価値を支える重要な要素である。
データプライバシーに関する規制が世界的に強化される中、企業や個人がプライバシーを重視したブロックチェーンソリューションを求める動きが加速している。
Oasis Networkは、こうした市場ニーズに応える技術的優位性を持っており、DeFiやNFT、メタバースといった成長分野での採用が進めば、ROSEトークンの需要も拡大する可能性が高い。
また、不動産や貴金属、企業の株式といった実物資産のトークン化市場においても、Oasis Networkの技術は大きな役割を果たすことが期待されている。
資産トークン化の市場規模は今後急速に拡大すると予測されており、プライバシー保護機能を備えたOasis Networkは、この分野における有力なプラットフォームとして位置づけられている。
ネットワークの技術的な進化も継続しており、開発チームは定期的にアップデートを実施している。
良好な市場センチメントと相まって、長期的な視点でROSEトークンの価値向上が見込まれている。
ただし、暗号資産市場は変動が大きいため、投資を検討する際には十分なリサーチとリスク管理が必要である。
ROSEトークンの将来性は、Oasis Networkのエコシステムの成長とプライバシー重視のブロックチェーン技術への需要に大きく依存しているといえる。
オアシスが買える取引所はどこ?
オアシス(Oasis Network/ROSE)は、プライバシー保護とスケーラビリティを重視したブロックチェーンプラットフォームとして注目を集めている暗号資産である。
ROSEトークンを購入したいと考えている方にとって、まず押さえておくべき重要な点は、2025年11月現在、日本国内の暗号資産取引所ではオアシスを直接購入することができないという事実である。
オアシスを購入するためには、海外の暗号資産取引所を利用する必要がある。
具体的には、Binance(バイナンス)、Bybit(バイビット)、Gate.io(ゲート)、KuCoin(クーコイン)などの大手海外取引所でROSEトークンの取り扱いがある。
これらの取引所では、ROSEの現物取引だけでなく、先物取引にも対応しているケースが多く、24時間で数百万ドル規模の取引量を記録している。
海外取引所を利用する際には、まず取引所でアカウントを開設し、本人確認(KYC)を完了させる必要がある。
その後、日本円を暗号資産に換えてから送金する、または取引所によってはクレジットカードで直接暗号資産を購入する方法もある。
初心者の方には、日本語対応が充実している取引所を選ぶことで、スムーズに取引を開始できるだろう。
日本の取引所では買えない理由
日本の暗号資産取引所でオアシス(ROSE)を購入できない背景には、日本独自の厳格な暗号資産規制が存在する。
2017年4月に施行された改正資金決済法(e-Gov法令検索)により、日本国内で暗号資産を取り扱う取引所は金融庁への登録が義務付けられた。
この法律により、取引所が取り扱える暗号資産は金融庁の審査を通過したものに限定されるようになったのである。
金融庁は、投資家保護とマネーロンダリング防止の観点から、各暗号資産について厳格な審査を実施している。
審査では、プロジェクトの透明性、技術的な安定性、流動性、セキュリティ体制などが詳細にチェックされる。
この審査プロセスは非常に時間がかかり、多くの暗号資産が日本市場への上場に至っていないのが現状である。
- プロジェクトの透明性
- 技術的な安定性
- 流動性
- セキュリティ体制
オアシスの場合、海外では一定の取引量と認知度を持つプロジェクトではあるものの、日本の金融庁による承認を受けていないため、国内取引所での取り扱いがない。
日本の取引所で取り扱える暗号資産は、いわゆる「ホワイトリスト」に掲載された銘柄のみとなっており、2025年11月時点でオアシスはこのリストに含まれていない。
また、日本の取引所がオアシスの上場申請を行うかどうかは、取引所側のビジネス判断にも左右される。
上場には多大なコストと時間がかかるため、需要や収益性を考慮して慎重に判断されるのである。
現時点では、日本国内でオアシスへの投資需要がそれほど高くないと判断されている可能性もある。
海外取引所で購入する方法
海外取引所を利用してオアシス(ROSE)を購入する方法は、大きく分けて数つのステップで構成される。
初めて海外取引所を利用する方でも、手順を理解すれば比較的スムーズに取引を開始できるだろう。
まず第一のステップは、信頼できる海外取引所でアカウントを開設することである。
メールアドレスと電話番号を用意し、取引所の公式サイトから新規登録を行う。
この際、必ず公式サイトであることを確認し、フィッシングサイトに注意する必要がある。
登録後は、本人確認(KYC:Know Your Customer)の手続きを完了させる。
本人確認には、運転免許証やパスポートなどの身分証明書、および場合によっては住所確認書類の提出が求められる。
暗号資産交換業者は、犯罪による収益の移転防止に関する法律(e-Gov法令検索)に基づき、利用者の本人確認が義務付けられている。
第二のステップは、取引所への入金である。
海外取引所の多くは日本円の直接入金に対応していないため、まず国内取引所でビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、テザー(USDT)などの主要な暗号資産を購入する必要がある。
国内取引所から海外取引所へ暗号資産を送金する際には、送金アドレスとネットワークの選択を慎重に行うことが重要である。
アドレスを間違えると資産を失う可能性があるため、少額でテスト送金を行うことが推奨される。
第三のステップは、実際にROSEトークンを購入することである。
海外取引所に暗号資産が着金したら、取引画面でROSEの取引ペア(ROSE/USDT、ROSE/BTCなど)を検索する。
現物取引を選択し、購入したい数量と価格を指定して注文を出す。
成行注文を選べば、その時点の市場価格ですぐに購入できる。
指値注文を選べば、希望する価格で注文を出し、その価格になったときに自動的に約定される。
購入後のROSEトークンは、取引所のウォレットに保管されるが、セキュリティを考慮すると、長期保有する場合は個人のウォレット(ハードウェアウォレットやソフトウェアウォレット)に移すことが推奨される。
取引所がハッキングされるリスクを避けるため、大きな金額を長期間取引所に置いておくことは避けるべきである。
おすすめの海外取引所3選
オアシス(ROSE)を購入できる海外取引所の中から、信頼性、使いやすさ、日本人ユーザーへのサポートなどを総合的に評価し、特におすすめの3つの取引所を紹介する。
世界最大級の暗号資産取引所として知られており、取引量と取り扱い銘柄数において業界トップクラスである。
ROSEトークンの取引量も豊富で、流動性が高いため、希望する価格で取引しやすいというメリットがある。
バイナンスは日本語にも対応しており、初心者から上級者まで幅広いユーザーに利用されている。
取引手数料は0.1%と比較的低く、独自トークンのBNBを使用すればさらに手数料が割引される。
現物取引だけでなく、先物取引やステーキングサービスも提供されており、ROSEを保有しながら報酬を得ることも可能である。
セキュリティ対策も充実しており、二段階認証やアドレスホワイトリストなどの機能が用意されている。
特にアジア圏で人気の高い海外取引所であり、日本人ユーザーからの支持も厚い。
日本語サポートが充実しており、カスタマーサポートも日本語で対応してくれるため、トラブル時にも安心である。
取引手数料は0.1%と業界標準的な水準で、定期的に開催される入金キャンペーンやボーナスプログラムを活用すれば、お得に取引を始めることができる。
BybitでもROSEの現物取引と先物取引の両方が可能で、レバレッジ取引に興味がある方にも適している。
インターフェースが直感的で使いやすく、スマートフォンアプリも高機能であるため、外出先でも快適に取引できる。
セキュリティ面では、コールドウォレットでの資産管理や保険基金の設置など、ユーザー資産の保護に力を入れている。
豊富な取り扱い銘柄数を誇る海外取引所であり、新興プロジェクトから主要な暗号資産まで幅広くカバーしている。
ROSEトークンも早い段階から取り扱っており、長期的にオアシスプロジェクトをサポートしている取引所の一つである。
日本語対応も行われており、基本的な取引は問題なく実施できる。
取引手数料は取引量に応じて変動するティア制を採用しており、取引量が多いほど手数料が安くなる仕組みである。
Gate.ioの特徴として、ステーキングやレンディングなどの多様なサービスが提供されており、ROSEを保有しながら追加収益を得る方法が複数用意されている。
また、独自のリサーチレポートやプロジェクト分析情報も提供されており、投資判断の参考になる情報が豊富である。
これら3つの取引所はいずれも一定の実績と信頼性を持っているが、それぞれに特徴があるため、自分の取引スタイルや重視するポイントに応じて選択することが重要である。
複数の取引所でアカウントを開設し、使い分けることでリスク分散にもつながるだろう。
オアシスの買い方|初心者向け手順
オアシス(Oasis Network/ROSE)は、プライバシー保護に特化したレイヤー1ブロックチェーンとして注目を集めている暗号資産である。
BinanceやA16zなどの大手企業からの支援を受け、将来性が期待されているプロジェクトだが、2025年11月時点では日本国内の暗号資産取引所では直接購入することができない。
そのため、オアシスを購入するには、まず国内取引所で暗号資産を購入し、それを海外取引所に送金してからROSEトークンを購入するという手順が必要になる。
この記事では、暗号資産初心者でも迷わずにオアシスを購入できるよう、5つのステップに分けて具体的な手順を解説していく。
手順は以下の通りである。
まずは日本国内の暗号資産取引所で口座を開設する。
口座開設後、日本円を入金し、海外取引所へ送金するための暗号資産を購入する。
ROSEトークンを取り扱っている海外取引所でアカウントを作成する。
国内取引所で購入した暗号資産を海外取引所のウォレットアドレスへ送金する。
送金した暗号資産を使って、ROSEトークンを購入する。
このプロセスは初めての方には複雑に感じるかもしれないが、一つひとつのステップを丁寧に進めていけば、誰でも安全にオアシスを購入することができる。
それでは、各ステップを詳しく見ていこう。
ステップ1:国内取引所で口座を開設しよう
オアシス購入の第一歩は、日本国内の暗号資産取引所で口座を開設することである。
国内取引所は金融庁に登録された事業者であり、日本語サポートも充実しているため、初心者でも安心して利用できる。
おすすめの国内取引所
初心者におすすめの国内取引所は以下の通りである。
- Coincheck(コインチェック):アプリが使いやすく、初心者に最も人気が高い取引所である。取扱通貨数も多く、送金手数料も明確に表示されている。
- bitFlyer(ビットフライヤー):ビットコイン取引量が国内トップレベルで、セキュリティ面でも高い評価を得ている。
- GMOコイン:送金手数料が無料である点が大きな魅力で、海外取引所への送金を前提とする場合は特におすすめである。
海外取引所への送金を考慮すると、送金手数料が安い、もしくは無料の取引所を選ぶことが重要である。
GMOコインは多くの暗号資産で送金手数料が無料であるため、コストを抑えたい方には特に適している。
口座開設に必要な書類
国内取引所の口座開設には、以下の書類や情報が必要である。
- メールアドレス
- 電話番号
- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなど)
- 銀行口座情報
口座開設の手順
口座開設の基本的な流れは以下の通りである。
取引所の公式サイトにアクセスし、「口座開設」または「無料登録」ボタンをクリックする
メールアドレスとパスワードを設定する
基本情報(氏名、生年月日、住所など)を入力する
本人確認書類をスマートフォンで撮影してアップロードする
取引所による審査を待つ(通常は即日~数日程度)
審査完了後、取引が可能になる
多くの取引所では、スマートフォンを使った「かんたん本人確認」に対応しており、郵送物の受け取りなしで最短即日で口座開設が完了する。
本人確認書類と自分の顔を撮影するだけで手続きが完了するため、非常にスムーズである。
ステップ2:日本円を入金して暗号資産を買う
口座開設が完了したら、次は日本円を入金して暗号資産を購入する。
ここでは、海外取引所への送金に適した暗号資産を選ぶことが重要なポイントとなる。
日本円の入金方法
国内取引所への入金方法は主に以下の3つである。
- 銀行振込:最も一般的な方法で、多くの場合、振込手数料は利用者負担となる。ネットバンキングを利用すれば、24時間いつでも入金でき、反映も比較的早い。
- クイック入金(即時入金):取引所が提携している金融機関から、リアルタイムで入金できるサービスである。手数料が無料または安価で、すぐに取引を始めたい場合に便利である。
- コンビニ入金:コンビニのマルチメディア端末から入金できる。銀行口座を持たない場合でも利用できるが、手数料がやや高めである。
初めての方には、手数料が安く反映も早いクイック入金がおすすめである。
海外送金に適した暗号資産の選び方
海外取引所へ送金する際は、送金速度が速く、手数料が安い暗号資産を選ぶことが重要である。
おすすめの暗号資産は以下の通りである。
| 暗号資産 | 特徴 |
|---|---|
| XRP(リップル) | 送金速度が非常に速く(数秒~数分)、送金手数料も安い。海外送金に最も適した暗号資産の一つである。 |
| XLM(ステラルーメン) | XRPと同様に送金速度が速く、手数料も安い。 |
| TRX(トロン) | 送金手数料が非常に安く、送金速度も速い。 |
ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)も送金できるが、送金手数料が高く、時間もかかる場合があるため、海外送金にはあまり推奨されない。
特にイーサリアムはネットワークが混雑している時期には、手数料が数千円に達することもある。
暗号資産の購入手順
取引所のホーム画面から「販売所」または「取引所」を選択する。
購入したい暗号資産(例:XRP)を選ぶ。
購入数量または購入金額を入力する。
注文内容を確認し、「購入する」ボタンをクリックする。
購入完了後、ウォレットに反映される。
「販売所」は操作が簡単だが、スプレッド(買値と売値の差)が広く、実質的な手数料が高くなる。
「取引所」は注文方法がやや複雑だが、手数料が安いため、慣れてきたら取引所形式での購入をおすすめする。
ステップ3:海外取引所のアカウントを作る
オアシス(ROSE)を購入するには、ROSEを取り扱っている海外取引所のアカウントが必要である。
2025年11月時点で、日本人が利用できる主な海外取引所は以下の通りである。
オアシスを取り扱う主な海外取引所
- Bybit(バイビット):日本語サポートが充実しており、日本人ユーザーに人気が高い。UIが使いやすく、初心者でも迷わず操作できる。ROSEの取扱いもあり、流動性も十分である。
- Gate.io(ゲート):多数のアルトコインを取り扱っており、ROSEも購入できる。日本語にも対応している。
- KuCoin(クーコイン):幅広い暗号資産を取り扱っており、ROSEも購入可能である。
Binance(バイナンス)は2023年に日本法人Binance Japanを設立したが、2024年11月にBinance Japanは全サービスを終了している。
現在、グローバル版のBinanceは日本人ユーザーの新規登録を受け付けておらず、日本からのアクセスにも制限がある。
そのため、日本人ユーザーがROSEを購入する場合は、BybitやGate.io、KuCoinなどの他の海外取引所を利用する必要がある。
初心者には、日本語サポートが充実しており、操作画面も分かりやすいBybitがおすすめである。
海外取引所の登録手順
Bybitを例に、登録手順を説明する。
Bybitの公式サイトにアクセスする
右上の「登録」ボタンをクリックする
メールアドレスまたは電話番号を入力する
パスワードを設定する(英数字と記号を組み合わせた強固なものを設定する)
利用規約に同意し、「登録」をクリックする
登録したメールアドレスまたは電話番号に届いた認証コードを入力する
登録完了
本人確認(KYC)の方法
海外取引所でも、一定額以上の取引や出金を行うには本人確認(KYC: Know Your Customer)が必要である。
Bybitの場合、本人確認なしでも入金や取引は可能だが、出金制限があるため、登録後すぐに本人確認を完了させておくことをおすすめする。
本人確認の手順は以下の通りである。
Bybitにログイン後、アカウントページを開く
「本人確認(KYC)」を選択する
本人確認のレベル(Lv.1またはLv.2)を選択する
基本情報(氏名、生年月日、住所など)を入力する
本人確認書類(運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど)の写真をアップロードする
セルフィー(自撮り写真)を撮影してアップロードする
審査を待つ(通常は数分~数時間程度)
承認されると、出金制限が緩和される
Lv.1の本人確認では基本情報と顔写真の提出、Lv.2では住所確認書類の提出も必要になるが、Lv.1で十分な出金枠が確保できるため、まずはLv.1の完了を目指すとよい。
ステップ4:海外取引所に送金する
国内取引所で購入した暗号資産を、海外取引所に送金する。
この手順は初心者が最も不安を感じるポイントだが、手順を正確に守れば安全に送金できる。
送金前の重要な注意点
送金ミスを防ぐため、以下の点に必ず注意する必要がある。
- アドレスの入力ミス:送金アドレスを間違えると、資産が失われる可能性がある。必ずコピー&ペーストを使用し、手入力は避ける。
- ネットワークの選択ミス:暗号資産によっては複数のネットワークが存在する。送金元と送金先で同じネットワークを選択しないと、資産が消失する。
- 最小送金額の確認:取引所によっては最小送金額が設定されている。それ以下の金額では送金できない。
- 初回は少額でテスト送金:初めて送金する際は、まず少額でテスト送金を行い、問題なく着金することを確認してから本送金を行うことを強く推奨する。
海外取引所への送金手順(Bybitの場合)
Bybitにログインし、「資産」→「入金」を選択する。
入金する暗号資産(例:XRP)を選択する。
ネットワークを選択する(XRPの場合は通常「Ripple」ネットワーク)。
入金アドレスとメモ/タグ(XRPの場合)が表示されるので、これをコピーする。
XRPやXLMなどの暗号資産では、アドレスに加えて「宛先タグ」や「メモ」が必要である。これを入力し忘れると資産が失われる可能性があるため、必ず確認する。
国内取引所にログインし、「送金」または「出金」メニューを選択する。
送金する暗号資産(XRP)を選択する。
送金先アドレスを入力する(Bybitでコピーしたアドレスを貼り付ける)。
メモ/タグが必要な場合は、それも入力する。
送金数量を入力する(初回は少額でテスト送金を推奨)。
送金内容を確認し、二段階認証コードを入力する。
「送金する」ボタンをクリックする。
XRPの場合、通常は数秒~数分で着金する。
Bybitの「資産」→「現物アカウント」で入金が反映されているか確認する。
問題なく着金したら、残りの金額を送金する。
送金時のトラブルシューティング
もし送金が反映されない場合は、以下を確認する。
- トランザクションID(TXID)をブロックチェーンエクスプローラーで検索し、送金が完了しているか確認する。
- メモ/タグの入力を忘れた場合は、受取側の取引所のサポートに連絡する(復旧には時間がかかる場合がある)。
- ネットワークが混雑している場合は、着金に時間がかかることがある。
ステップ5:オアシス(ROSE)を購入する
いよいよ最終ステップとして、海外取引所でオアシス(ROSE)を購入する。
ここではBybitを例に、具体的な購入手順を解説する。
購入前の準備
送金した暗号資産(例:XRP)を、ROSEの取引ペアで使用できる通貨に交換する必要がある場合がある。
Bybitでは、ROSEは主にUSDT(テザー)との取引ペアで取引されている。
そのため、XRPをUSDTに交換する必要がある。
XRPをUSDTに交換する手順
Bybitのホーム画面で「現物取引」を選択する
検索ボックスに「XRP/USDT」と入力し、取引ペアを選択する
注文画面で「売り」を選択する(XRPを売ってUSDTを得る)
注文タイプを選択する(初心者は「成行注文」が簡単)
売却するXRPの数量を入力する(「100%」をクリックすると全額が選択される)
注文内容を確認し、「XRPを売る」ボタンをクリックする
注文が約定すると、USDTが口座に反映される
オアシス(ROSE)の購入手順
Bybitのホーム画面で「現物取引」を選択する
検索ボックスに「ROSE」と入力する
「ROSE/USDT」の取引ペアを選択する
画面右側に注文パネルが表示される
「買い」タブが選択されていることを確認する
注文タイプを選択する:
- 成行注文:現在の市場価格ですぐに購入する。初心者におすすめ。
- 指値注文:希望する価格を指定して注文する。その価格になったら自動的に購入される。
- 条件付き注文:特定の条件を満たした時に注文を発動する。上級者向け。
成行注文の場合は、購入したいROSEの数量、または使用するUSDTの金額を入力する
スライダーを使って、保有USDTの25%、50%、75%、100%から選択することもできる
指値注文の場合は、希望価格と数量の両方を入力する
購入するROSEの数量と、支払うUSDTの金額を確認する
手数料も表示されるので、確認する(Bybitの現物取引手数料は通常0.1%程度)
「ROSEを買う」ボタンをクリックする
成行注文の場合は、すぐに約定し、ROSEが口座に反映される
指値注文の場合は、指定価格に到達するまで「注文履歴」で待機状態となる
「資産」→「現物アカウント」でROSEの保有量を確認する
「注文履歴」で約定した注文の詳細を確認できる
購入後の管理
オアシス(ROSE)の購入が完了したら、以下の選択肢がある。
- 取引所に保管する:すぐに売却する予定がある場合や、少額の保有であれば、取引所に置いたままでも問題ない。ただし、取引所がハッキングされるリスクがあることは認識しておく必要がある。
- 個人ウォレットに移動する:長期保有する場合や大量に保有する場合は、自分で管理できるウォレット(ハードウェアウォレットやソフトウェアウォレット)に移動することをおすすめする。Oasis Networkには公式のウォレットもあり、より安全に管理できる。
- ステーキングを検討する:ROSEはステーキングに対応しており、保有しているだけで報酬を得られる可能性がある。Bybitでもステーキングサービスを提供している場合があるため、「Bybit Earn」などのメニューを確認してみるとよい。
まとめ
オアシス(ROSE)の購入は、5つのステップを順に進めていくことで、初心者でも安全に行うことができる。
国内取引所での口座開設から始まり、暗号資産の購入、海外取引所への送金、そして最終的なROSEの購入まで、各段階で注意点を守りながら進めることが重要である。
特に送金時のアドレス確認とネットワークの選択は、慎重に行う必要がある。
初回は必ず少額でテスト送金を行い、問題ないことを確認してから本送金を行うことで、リスクを最小限に抑えることができる。
オアシスはプライバシー保護技術に優れたブロックチェーンプロジェクトとして、今後の発展が期待されている。
適切な手順で購入し、安全に管理することで、この成長性のある資産を保有することができるのである。
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オアシスを買う時にかかる手数料
オアシス(Oasis Network/ROSE)を購入する際には、複数の手数料が発生する。
暗号資産投資において手数料は投資パフォーマンスに直接影響を与える重要な要素であり、事前に総コストを正確に把握することが成功への第一歩となる。
オアシスの購入時に発生する主な手数料は、取引手数料、入金手数料、出金手数料、送金手数料の4種類である。
- 取引手数料:売買時に発生(0%〜0.1%程度)
- 入金手数料:日本円や暗号資産を取引所に入金する際に発生(多くは無料)
- 出金手数料:取引所から資金を移動する際に必要(数百円〜数千円程度)
- 送金手数料:暗号資産を別の取引所やウォレットへ移動する際に発生
取引手数料は売買時に発生し、取引所や取引方法によって0%から0.1%程度まで幅がある。
入金手数料は日本円や暗号資産を取引所に入金する際に発生するが、多くの取引所では無料としている。
出金手数料は取引所から銀行口座や外部ウォレットへ資金を移動する際に必要となり、数百円から数千円程度が一般的である。
送金手数料は暗号資産を別の取引所やウォレットへ移動する際に発生し、使用するブロックチェーンネットワークによって大きく異なる。
販売所形式と取引所形式では手数料構造が異なる点にも注意が必要である。
販売所形式では取引手数料が無料と表示されていても、売値と買値の価格差であるスプレッドが実質的なコストとなり、3%から5%程度の負担が発生することが多い。
一方、取引所形式ではスプレッドは狭いものの、明確な取引手数料が設定されている。
総コストで比較すると、取引所形式の方が安価になるケースが大半である。
| 取引形式 | 取引手数料 | スプレッド | 総コスト目安 |
|---|---|---|---|
| 販売所形式 | 無料 | 3%〜5% | 高い |
| 取引所形式 | 0%〜0.1% | 狭い | 低い |
オアシスは日本国内の取引所では取り扱いがないため、海外取引所を利用する必要がある。
そのため、国内取引所から海外取引所へ暗号資産を送金するステップが加わり、その分の送金手数料も考慮しなければならない。
例えば、国内取引所でビットコインを購入し海外取引所へ送金する場合、ビットコインの送金手数料として0.0005BTCから0.001BTC程度が必要となる。
日本円換算で数千円から1万円以上のコストが発生する可能性がある。
手数料の総額を事前にシミュレーションすることで、予想外の出費を防ぐことができる。
- 国内取引所での購入手数料:0円〜500円
- 海外取引所への送金手数料:3000円〜8000円
- 海外取引所でのオアシス購入手数料:100円〜1000円
- 合計:3000円〜1万円程度(購入金額の3%〜10%)
10万円分のオアシスを購入する場合の手数料例を挙げると、国内取引所での購入手数料が0円から500円、海外取引所への送金手数料が3000円から8000円、海外取引所でのオアシス購入手数料が100円から1000円程度となり、合計で3000円から1万円近くのコストが発生する計算になる。
購入金額に対して3%から10%程度の手数料負担は決して小さくないため、後述する手数料を抑える方法を活用することが重要である。
取引所ごとの手数料比較
オアシス(ROSE)を取り扱う主要な海外取引所の手数料を具体的な数字で比較していく。
各取引所で手数料体系が異なるため、自身の取引スタイルに合った取引所を選択することがコスト削減の鍵となる。
Binance(バイナンス)は世界最大級の暗号資産取引所であり、オアシスの取引量も豊富である。
スポット取引手数料はMaker(指値注文で流動性を提供する側)が0.1%、Taker(成行注文で流動性を消費する側)が0.1%である。
Binanceの独自トークンであるBNBを手数料の支払いに使用すると25%の割引が適用され、実質的にMaker・Takerともに0.075%まで手数料を下げることができる。
入金手数料は暗号資産・法定通貨ともに無料であり、出金手数料は暗号資産の種類によって異なる。
ROSEトークンの出金手数料は1ROSE程度であり、日本円換算で数円から数十円程度と非常に安価である。
Bybit(バイビット)は日本語対応が充実しており、日本人ユーザーに人気の高い取引所である。
現物取引手数料はMakerが0.1%、Takerが0.1%となっている。
Bybitでは内部送金やオンチェーン暗号資産の入金に手数料がかからない点が大きなメリットである。
出金手数料は暗号資産ごとに設定されており、ROSEの場合は2ROSE程度が標準的である。
Bybitではピアツーピア取引(P2P取引)も提供されており、この方法では買い手と売り手のどちらにも取引手数料が発生しない。
法定通貨から直接暗号資産を購入できる利便性がある。
OKX(旧OKEx)は取引高で世界トップクラスに位置する取引所である。
スポット取引手数料は取引量に応じた段階制を採用しており、通常ユーザーの場合Makerが0.08%、Takerが0.1%となる。
取引量が増えるほど手数料率が下がる仕組みで、30日間の取引量が50万USDT以上になるとMaker手数料が0.06%まで低減される。
OKXも入金手数料は無料であり、出金手数料は各暗号資産のネットワーク手数料に準じた金額が設定されている。
Gate.ioは取り扱い銘柄数が非常に多い取引所として知られている。
スポット取引手数料はMakerが0.15%、Takerが0.15%と他の主要取引所と比較してやや高めの設定である。
ただし、独自トークンのGTを保有することで手数料割引を受けられるプログラムがあり、最大で50%の割引が適用される。
入金手数料は無料、出金手数料は暗号資産ごとに異なり、ROSEの場合は5ROSE程度となっている。
具体的な購入シミュレーションで比較してみる。
10万円分(約1000USDT相当)のオアシスを購入する場合の手数料は以下の通りである。
- Binance:100USDT(BNB支払いで75USDT)
- Bybit:100USDT
- OKX:80USDTから100USDT
- Gate.io:150USDT(GT保有で75USDT)
この比較から、通常利用ではOKXが最も安く、独自トークンを活用する場合はBinanceとGate.ioが同等に安価となることがわかる。
取引所選びでは手数料だけでなく、日本語対応の充実度、セキュリティの堅牢性、取引の流動性なども総合的に判断する必要がある。
特にオアシスは比較的流動性が低い銘柄であるため、取引量の多いBinanceやBybitを選択することで、希望する価格で売買できる可能性が高まる。
また、複数の取引所にアカウントを開設し、状況に応じて使い分けることも効果的な戦略である。
送金手数料を安く抑えるコツ
暗号資産の送金手数料は選択するブロックチェーンネットワークや通貨によって大きく異なるため、適切な方法を選ぶことで大幅なコスト削減が可能である。
国内取引所から海外取引所へ資金を移動する際の送金手数料を最小化する実践的なテクニックを紹介する。
最も効果的な方法は、送金手数料が安い暗号資産を利用することである。
ビットコインやイーサリアムは送金手数料が高額になりやすく、ビットコインで0.0005BTCから0.001BTC(日本円換算で3000円から8000円程度)、イーサリアムで0.005ETH程度(同じく2000円から5000円程度)が必要となる。
一方、XRP(リップル)やXLM(ステラルーメン)を使用すれば、送金手数料を劇的に抑えられる。
XRPの送金手数料は多くの国内取引所で0.15XRP程度であり、日本円換算で数十円から100円程度に収まる。
XLMも同様に非常に安価で、0.01XLM程度と1円以下のコストで送金できる場合もある。
| 暗号資産 | 送金手数料(目安) | 日本円換算 |
|---|---|---|
| ビットコイン(BTC) | 0.0005~0.001 BTC | 3000~8000円 |
| イーサリアム(ETH) | 0.005 ETH | 2000~5000円 |
| XRP(リップル) | 0.15 XRP | 数十円~100円 |
| XLM(ステラルーメン) | 0.01 XLM | 1円以下 |
XRPやXLMを使った送金方法を以下で詳しく解説する。
国内取引所で日本円を使ってXRPまたはXLMを購入する。
購入したXRPやXLMを海外取引所へ送金する。
到着後にUSDTやUSDCなどのステーブルコインに交換する。
ステーブルコインで目的の暗号資産を購入する。
この方法により、送金コストを数千円から数十円へと大幅に削減できる。
ただし、為替変動リスクや複数回の取引による手数料の累積には注意が必要である。
送金タイミングの最適化も重要なコツである。
ビットコインやイーサリアムなどのネットワークでは、取引が集中する時間帯に送金手数料が高騰する傾向がある。
特に週末や日本時間の夜間は比較的ネットワークが空いており、手数料が安くなることが多い。
急ぎでない場合は、ネットワークの混雑状況を確認してから送金することで、手数料を節約できる。
多くの取引所では送金時に手数料の設定を選択でき、「低速・低コスト」「標準」「高速・高コスト」などのオプションから選べる。
時間に余裕がある場合は低コストオプションを選択することで、数十パーセントの手数料削減が可能である。
取引所の手数料キャンペーンやプロモーションを活用することも見逃せない戦略である。
多くの取引所では新規ユーザー向けに一定期間の取引手数料無料キャンペーンや、特定の暗号資産の送金手数料免除などのプロモーションを実施している。
これらのキャンペーン情報は各取引所の公式サイトや公式SNSアカウントで確認できる。
また、VIPプログラムに参加することで恒久的に手数料割引を受けられる場合もある。
取引量や保有額に応じてランクが上がり、高ランクになるほど手数料率が優遇される仕組みである。
まとめて送金することも効率的な方法である。
少額を何度も送金すると、その都度手数料が発生して総コストが膨らむ。
可能であれば、ある程度資金をまとめてから一度に送金することで、送金回数を減らし手数料の総額を抑えられる。
ただし、大量の資金を一度に移動させるリスクも考慮し、初回は少額でテスト送金を行い、正常に着金することを確認してから本送金を実施することが安全である。
国内取引所の選択も送金コスト削減に影響する。
同じXRPを送金する場合でも、取引所によって送金手数料が異なる。
例えば、bitbankやGMOコインは特定の暗号資産の送金手数料が他の取引所より安価に設定されているケースがある。
複数の国内取引所の送金手数料を比較し、最も安価な取引所を利用することで、更なるコスト削減が実現できる。
- XRPやXLMなど送金手数料の安い暗号資産を選ぶ
- ネットワークが空いている時間帯に送金する
- 取引所のキャンペーンやVIPプログラムを活用する
- 少額の複数回送金ではなくまとめて送金する
- 送金手数料の安い国内取引所を選択する
これらのテクニックを組み合わせることで、送金手数料を従来の10分の1以下に抑えることも十分可能である。
暗号資産投資では手数料は確実に発生するコストであり、利益を圧迫する要因となる。
特に少額投資や頻繁な取引を行う場合、手数料の積み重ねは無視できない金額となる。
送金手数料を賢く節約することで、その分を投資元本に回すことができ、長期的な投資パフォーマンスの向上につながるのである。
オアシスを安全に保管する方法
オアシス(Oasis Network)のネイティブトークンであるROSEを購入した後、最も重要なのは安全な保管である。
暗号資産市場では、取引所へのハッキング事件や秘密鍵の紛失による資産喪失が後を絶たない。
購入したROSEを長期的に保有する場合、適切な保管方法を選択することが資産を守る上で不可欠である。
暗号資産の保管において最も基本となるのは「秘密鍵の管理」である。
秘密鍵は暗号資産へのアクセス権限を証明する重要な情報であり、これが第三者に渡れば資産を失うリスクがある。
金融庁も暗号資産交換業者に対して、顧客資産の信頼性の高い管理方法としてコールドウォレットでの保管を推奨しており、個人投資家も同様の対策を講じる必要がある。
ROSEの保管方法は大きく分けて、取引所に預けたままにする方法と、自分でウォレットを用意して管理する方法の2つがある。
取引所での保管は手軽である一方、ハッキングリスクや取引所の破綻リスクにさらされる。
自己管理の場合は、ウォレットの種類によってセキュリティレベルと利便性が異なるため、保有額や利用目的に応じて適切な選択が求められる。
ウォレットの種類と選び方
ROSEを自己管理するためのウォレットには、主に取引所ウォレット、ソフトウェアウォレット、ハードウェアウォレットの3種類が存在する。
それぞれ特徴が異なるため、自分の投資スタイルやセキュリティに対する考え方に合わせて選択することが重要である。
| ウォレットの種類 | 特徴 | セキュリティ | 適した用途 |
|---|---|---|---|
| 取引所ウォレット | 取引所が提供、最も手軽 | 低 | 頻繁な取引、少額保管 |
| ソフトウェアウォレット | アプリで管理、無料利用可 | 中 | 適度な金額、日常的な取引 |
| ハードウェアウォレット | 専用端末、オフライン管理 | 高 | 高額資産の長期保管 |
取引所ウォレット
取引所ウォレットは、暗号資産取引所が提供するウォレットサービスである。
購入したROSEをそのまま取引所に預けておく形態で、最も手軽に利用できる。
頻繁に売買を行うトレーダーにとっては利便性が高いが、秘密鍵の管理を取引所に委ねることになるため、取引所がハッキング被害に遭った場合や経営破綻した場合に資産を失うリスクがある。
過去には大手取引所でも大規模なハッキング事件が発生しており、長期保有目的の資産を取引所に預けたままにすることは推奨されない。
少額で頻繁に取引する分だけを取引所に残し、それ以外は自己管理することが賢明である。
ソフトウェアウォレット
ソフトウェアウォレットは、スマートフォンやパソコンにインストールして使用するウォレットアプリケーションである。
デスクトップウォレット、モバイルウォレット、ウェブウォレットなどの形態がある。
秘密鍵を自分で管理できるため、取引所ウォレットよりもセキュリティが向上する。
Oasis Networkの公式ウェブウォレットもこのカテゴリーに含まれ、ROSEの送受信やステーキングなどの機能を利用できる。
メリット
- 無料で利用できる
- インターネット接続があればいつでもアクセスできる
デメリット
デバイスがインターネットに常時接続されているため「ホットウォレット」と呼ばれ、マルウェアやフィッシング攻撃のリスクにさらされる可能性がある。
適度な金額の保管や日常的な取引に適しているが、大きな金額を長期保管する用途には不向きである。
ハードウェアウォレット
ハードウェアウォレットは、秘密鍵を専用のUSBデバイス型端末内で管理するウォレットである。
秘密鍵がインターネットから完全に隔離された状態で保管されるため「コールドウォレット」に分類され、3つの中で最も高いセキュリティレベルを誇る。
初期費用として1万円から2万円程度の購入コストがかかるものの、ハッキングや不正アクセスのリスクを大幅に低減できる。
数十万円以上の暗号資産を保有する場合は、ハードウェアウォレットの導入を強く推奨する。
ウォレットを選ぶ際の基準
ウォレットを選ぶ際の基準は、保有する資産額と利用頻度である。
数万円程度の少額で頻繁に取引するなら取引所ウォレットやソフトウェアウォレットで十分であるが、数十万円以上の資産を長期保有するならハードウェアウォレットが最適である。
また、複数のウォレットを組み合わせて使い分けることも有効な戦略である。
例えば、日常的な取引用に少額をソフトウェアウォレットで管理し、長期保有分の大部分はハードウェアウォレットに保管するという方法である。
ハードウェアウォレットでの保管がおすすめ
ROSEを安全に長期保管するには、ハードウェアウォレットの利用が最も推奨される。
ハードウェアウォレットは秘密鍵をオフライン環境で管理するため、オンライン上のあらゆる攻撃から資産を守ることができる。
インターネットに接続されたデバイスがマルウェアに感染していても、秘密鍵が外部に漏れることはない。
ハードウェアウォレットの最大の利点は「コールドストレージ」としての機能である。
秘密鍵が専用デバイス内の安全な領域(セキュアエレメント)に保存され、デバイス外部に出ることがない。
取引に署名する際も、デバイス内部で処理が完結するため、秘密鍵がパソコンやスマートフォンに露出することがない。
この仕組みにより、フィッシング詐欺、マルウェア、遠隔操作などのオンライン攻撃から完全に保護される。
金融庁も暗号資産交換業者に対してコールドウォレットでの顧客資産管理を求めており、個人投資家も同じレベルのセキュリティ対策を講じることができる。
コールドストレージとは、秘密鍵をインターネットから完全に切り離して保管する方法である。オンライン攻撃のリスクをゼロにできるため、暗号資産の安全な保管方法として広く推奨されている。
ROSEに対応している主要ハードウェアウォレット
ROSEに対応している代表的なハードウェアウォレットはLedgerシリーズである。
Ledger Nano S PlusやLedger Nano Xは、Oasis Networkアプリをインストールすることで、Oasis公式ウェブウォレットと連携してROSEを管理できる。
Ledgerデバイスは世界中で数百万台の出荷実績があり、信頼性の高いセキュリティチップを搭載している。
| モデル名 | 価格 | 特徴 |
|---|---|---|
| Ledger Nano S Plus | 約1万5000円 | コストパフォーマンスに優れた入門モデル |
| Ledger Nano X | 約2万円 | Bluetooth機能搭載、スマートフォンとワイヤレス接続可能 |
Ledger Nano S Plusは約1万5000円程度で、コストパフォーマンスに優れた入門モデルである。
一方、Ledger Nano XはBluetooth機能を搭載しており、スマートフォンとワイヤレスで接続できるため、外出先での利便性を重視するユーザーに適している。
もう一つの主要ブランドであるTrezorも、高い評価を得ているハードウェアウォレットである。
Trezor Safe 5は最新モデルで、タッチスクリーンを搭載し使いやすさが向上している。
ただし、ROSEの対応状況については、購入前に公式サイトで最新の互換性情報を確認することが重要である。
ハードウェアウォレット選びの重要ポイント
ハードウェアウォレットを選ぶ際の最重要ポイントは、必ず公式サイトまたは正規代理店から購入することである。
中古品やオークションサイト、非正規販売店からの購入は絶対に避けるべきである。
過去には、悪意のある第三者が改ざんしたハードウェアウォレットが中古市場で販売され、購入者の資産が盗まれる事件が発生している。
- 正規ルートで購入したデバイスは、開封時に改ざん防止シールがintactであることを確認する
- 初期セットアップ時にはデバイス自身でリカバリーフレーズを生成させる
- 事前にリカバリーフレーズが記載された紙が同梱されている場合は改ざん品の可能性がある
リカバリーフレーズの安全な管理方法
ハードウェアウォレットの使い方は、初回セットアップ時にリカバリーフレーズ(12語または24語の英単語)を生成し、これを紙に書き留めて安全な場所に保管する。
このリカバリーフレーズは、デバイスを紛失または破損した場合に資産を復元するための唯一の手段である。
絶対にデジタルデータとして保存せず、複数の物理的な場所に分散して保管することが推奨される。
また、リカバリーフレーズを他人に見せたり、写真に撮ったり、オンラインに保存したりすることは厳禁である。
- パソコンやスマートフォンのメモアプリに保存
- クラウドストレージ(GoogleドライブやDropboxなど)に保存
- 写真に撮影してスマートフォンに保存
- メールやメッセージアプリで送信
- 他人に見せる、教える
ROSEをハードウェアウォレットで管理する手順
ROSEをハードウェアウォレットで管理する具体的な手順を解説する。
まずLedger LiveアプリをインストールしてLedgerデバイスをセットアップする。
Ledger LiveからOasis Networkアプリをデバイスにインストールする。
Oasis公式ウェブウォレット(https://wallet.oasis.io/)にアクセスする。
Ledgerデバイスを接続してウェブウォレットと連携させる。これにより、Ledgerの高いセキュリティを保ちながらROSEの送受信やステーキングなどの操作が可能になる。
取引を実行する際は、デバイス本体の物理ボタンで確認・承認する必要があるため、万が一パソコンがマルウェアに感染していても不正送金を防ぐことができる。
ハードウェアウォレット導入のコストパフォーマンス
ハードウェアウォレットは初期投資が必要であるが、数十万円以上の暗号資産を保有するのであれば、そのコストは十分に見合う。
ハッキングや詐欺によって全資産を失うリスクと比較すれば、1万円から2万円程度の投資は資産保護のための必要経費である。
暗号資産投資において「自分の資産は自分で守る」という原則を実践するために、ハードウェアウォレットの導入を強く推奨する。
オアシスを買う前に知っておきたい注意点
オアシス(Oasis Network/ROSE)は、プライバシー保護機能を備えた次世代ブロックチェーンプラットフォームとして注目を集めている暗号資産である。
しかし、購入を検討する際には、いくつかの重要な注意点を理解しておく必要がある。
オアシスは現在、国内の暗号資産取引所では取り扱われておらず、海外取引所を利用して購入する必要がある。
このため、国内取引所のみを利用する場合と比較して、さまざまなリスクや注意すべき事項が存在する。
投資判断を行う前に、これらのリスクを十分に理解し、適切な対策を講じることが重要である。
暗号資産市場は24時間365日稼働しており、価格変動も激しい特徴がある。
特に新興の暗号資産であるオアシスは、ビットコインやイーサリアムといった主要通貨と比較しても価格変動が大きくなる傾向がある。
このような特性を理解した上で、自己責任のもとで投資判断を行う必要がある。
海外取引所を使うリスク
オアシスを購入するためには海外取引所の利用が必須となるが、これには国内取引所にはない複数のリスクが存在する。
まず理解しておくべきは、海外取引所の多くが日本の金融庁に登録されていない無登録業者である点である。
金融庁は公式サイトで、資金決済に関する法律第63条の2に基づき、登録を受けずに日本で暗号資産交換業を行うことは違法であると明示している。
無登録業者を利用した場合、トラブルが発生しても日本の法律による保護を受けられない可能性がある。
海外取引所では、過去に大規模なハッキング事件や経営破綻が複数発生している。
2022年には大手取引所FTXが破綻し、顧客資産が引き出せなくなる事態が発生した。
また、2014年のMt. Gox事件では、約85万ビットコインが流出し、多くの利用者が資産を失った。
これらの事例が示すように、海外取引所は国内取引所と比較してセキュリティ体制や資産保護の仕組みが脆弱な場合がある。
出金トラブルも海外取引所を利用する際の大きなリスクである。
取引所によっては、突然出金制限が設けられたり、本人確認手続きが厳格化されて資産を引き出せなくなるケースが報告されている。
特に取引所の経営状況が悪化した際には、出金遅延や出金停止といった事態に陥る可能性がある。
また、海外取引所は日本語サポートが不十分な場合が多く、トラブル発生時の対応が困難になることがある。
英語でのコミュニケーションが必要になる場面も多く、緊急時に迅速な対応ができないリスクも考慮する必要がある。
セキュリティ面では、二段階認証の設定やフィッシング詐欺への警戒など、自己防衛策を徹底することが求められる。
価格変動に備えた資金管理
暗号資産投資において最も重要なのが、適切な資金管理である。
オアシスのような新興暗号資産は、主要通貨以上に価格変動が激しく、短期間で大きく価値が上下する可能性がある。
このため、投資する金額は必ず余裕資金の範囲内に留めることが基本原則となる。
仮に全額を失ったとしても生活に支障をきたさない資金を指す。生活費や緊急時の備え、近い将来に使用予定のある資金を暗号資産投資に充てることは避けるべきである。
一般的には、総資産の5%から10%程度を暗号資産投資の上限とする考え方が推奨されている。
さらに、ポートフォリオ全体のバランスも重要である。
単一の暗号資産に資金を集中させることは、リスクを過度に高めることになる。
投資の専門家は、ポートフォリオ全体の30%以上を単一の暗号資産に投資しないというルールを推奨している。
オアシスへの投資を行う場合でも、ビットコインやイーサリアムなどの主要通貨や、他の資産クラスとのバランスを考慮した分散投資を心がけるべきである。
損失を限定するための具体的な対策として、損切りラインの設定が有効である。
購入価格から一定の割合(例えば20%や30%)下落した時点で売却するというルールを事前に決めておくことで、感情的な判断を避け、損失を最小限に抑えることができる。
また、利益が出た際の利益確定ラインも設定しておくことで、利益を確実に確保する戦略も重要である。
暗号資産市場は24時間取引されているため、価格を常時監視することは現実的ではない。
このため、自分の投資スタイルやリスク許容度に合った投資期間を設定し、短期的な価格変動に一喜一憂しない姿勢も大切である。
長期保有を前提とする場合は、日々の価格変動を気にせず、プロジェクトの成長性を見据えた投資判断を行うことが望ましい。
税金の取り扱いについて
暗号資産による利益には税金が課されるため、税務上の取り扱いを正しく理解しておくことが必要である。
国税庁は、暗号資産を売却または使用することにより生じる利益について、原則として雑所得に区分すると定めている。
雑所得は総合課税の対象となり、給与所得など他の所得と合算して課税される。
所得税法(e-Gov法令検索)に基づく所得税の税率は累進課税方式で、所得金額に応じて5%から最高45%まで段階的に上昇する。
これに住民税10%が加わるため、最大で55%の税率が適用される可能性がある。
株式投資の譲渡益が約20%の分離課税であることと比較すると、暗号資産の税負担は高額になる場合がある。
課税対象となるのは、暗号資産を売却して日本円に換金した場合だけでなく、暗号資産で他の暗号資産を購入した場合や、商品やサービスの支払いに使用した場合も含まれる。
オアシスを購入する際に、ビットコインなどの他の暗号資産を使用した場合も、その時点での利益が課税対象となる点に注意が必要である。
- 暗号資産を売却して日本円に換金した場合
- 暗号資産で他の暗号資産を購入した場合
- 商品やサービスの支払いに使用した場合
所得の計算方法については、国税庁が移動平均法と総平均法の2つの方法を認めている。
移動平均法は購入の都度、取得価額を計算する方法で、より正確な計算が可能である。
総平均法は1年間の購入総額を購入総数で割って平均取得単価を算出する方法で、計算が比較的簡易である。
一度選択した計算方法は継続して使用することが求められる。
国税庁は計算を支援するためのエクセル形式の計算書を公式サイトで公開しており、これを利用することで正確な所得計算が可能となる。
| 計算方法 | 特徴 | メリット |
|---|---|---|
| 移動平均法 | 購入の都度、取得価額を計算 | より正確な計算が可能 |
| 総平均法 | 1年間の平均取得単価を算出 | 計算が比較的簡易 |
暗号資産による所得が年間20万円を超える給与所得者、または48万円を超える給与所得のない人は、確定申告が必要となる。
確定申告を怠った場合、無申告加算税や延滞税が課されるだけでなく、悪質な場合は重加算税の対象となる可能性もある。
海外取引所を利用している場合でも、日本の居住者であれば日本の税法が適用されるため、適切な申告が必要である。
取引記録の保管も重要である。
取引所での売買履歴、送金記録、取引時の価格情報などは、確定申告に必要な資料となるため、定期的にダウンロードして保管しておくことが推奨される。
特に海外取引所の場合、サービス終了などで過去の取引履歴にアクセスできなくなるリスクもあるため、こまめな記録管理が重要である。
- 取引所での売買履歴
- 送金記録
- 取引時の価格情報
よくある質問
オアシス(Oasis Network/ROSE)の購入を検討している方からよく寄せられる質問について、詳しく解説する。
暗号資産の購入が初めての方でも安心して取引を始められるよう、具体的な情報を提供していく。
オアシスは少額から買える?
オアシスは少額から購入することが可能である。
2025年11月現在、ROSEの価格は1トークンあたり約4円前後で推移しており、数百円程度の少額からでも投資を始められる状況となっている。
海外取引所のBybit(バイビット)では、ほとんどのデジタル資産において特定の最低入金額を定めていない。
そのため、初心者の方でも少額から取引を開始できる環境が整っている。
ただし、各暗号資産のブロックチェーンごとに、資金の送受信に必要な最低額が設定されている場合があるため、取引所の公式サイトで最新情報を確認することが重要である。
Binance(バイナンス)についても同様に、少額からの取引に対応している。
多くの海外取引所では、日本円換算で数百円程度から暗号資産の購入が可能となっており、投資初心者でも手軽に始められる点が魅力である。
実際の購入においては、国内取引所から海外取引所への送金手数料や、取引時の最低注文数量なども考慮する必要がある。
例えば、国内取引所からXRP(リップル)やXLM(ステラルーメン)などの送金手数料が安い暗号資産を経由して海外取引所に送金し、そこでROSEを購入する方法が一般的である。
この場合、送金手数料や取引手数料を含めても、数千円程度から実質的な投資を始めることができる。
少額投資のメリットは、リスクを抑えながら暗号資産取引の経験を積める点にある。
まずは少額から始めて、取引所の操作方法や市場の動きに慣れてから、徐々に投資額を増やしていくアプローチが推奨される。
購入後すぐに売却できる?
オアシスは購入後すぐに売却することが可能である。
暗号資産取引所では、基本的に購入した暗号資産を即座に売却注文を出すことができる仕組みとなっている。
BinanceやBybitなどの大手海外取引所では、ROSEの取引高や流動性が一定程度確保されているため、通常の市場状況下であれば、購入後すぐに売却注文を執行できる。
特にROSE/USDTやROSE/BTCなどの主要な取引ペアでは、売買が活発に行われており、即時の売却が可能な環境が整っている。
ただし、売却時には以下の点に注意が必要である。
- 市場の流動性によっては、希望する価格で即座に売却できない場合がある
- 市場の急変時や取引量が少ない時間帯では、注文が約定するまでに時間がかかることがある
- 成行注文を使用すれば即座に売却できるが、指値注文の場合は指定した価格に達するまで約定しない可能性がある
海外取引所で売却した後、日本円に換金するまでのプロセスについても理解しておく必要がある。
海外取引所では日本円での直接出金はできないため、ROSEを売却してUSDTやBTCなどに交換した後、国内取引所に送金し、そこで日本円に換金する流れとなる。
この一連のプロセスには、各取引所での処理時間やブロックチェーンの承認時間が必要となるため、最終的に日本円が銀行口座に着金するまでには数時間から数日かかることがある。
国内取引所への着金後、日本円への換金は通常すぐに実行できる。
例えばCoincheckの場合、ビットコインを含むすべての暗号資産の最低売却額は500円となっており、小額からでも換金が可能である。
取引所によっては、新規登録後や大量購入後に一時的な出金制限が設けられる場合もあるため、利用する取引所の規約を事前に確認しておくことが重要である。
金融庁が登録を認めた国内取引所を経由することで、より安全に換金プロセスを進めることができる。
スマホアプリでも買える?
オアシスはスマホアプリからでも購入することが可能である。
主要な海外取引所であるBybitとBinanceは、いずれもAndroidとiOSに対応した公式アプリをリリースしており、パソコンを持っていない方でもスマートフォンだけで完結した取引が実現できる。
Bybit(バイビット)の公式アプリは、直感的な操作性に優れており、入出金、両替、現物取引、デリバティブ取引など、ほぼすべての機能をスマホ上で利用できる。
アプリをダウンロードして本人確認(KYC)を完了すれば、すぐに取引を開始できる環境が整っている。
Binance(バイナンス)のスマホアプリも同様に、豊富な機能を搭載している。
基本的には国内取引所で暗号資産を購入してからBinanceに送金する必要があるが、アプリ上で入金アドレスの確認、暗号資産の受け取り、ROSEの購入、売却、出金まで、すべての操作をスマートフォンから行うことができる。
国内取引所のスマホアプリ(bitbankやCoincheckなど)を使用して、XRPやXLMなど送金手数料が安い暗号資産を購入する。
購入した暗号資産を海外取引所のアプリに送金する。
海外取引所のアプリ上で、送金した暗号資産をUSDTなどに交換する。
最終的にROSEを購入する。
スマホアプリの利点
スマホアプリの利点は、場所や時間を問わず取引できる点にある。
市場の急変時にも素早く対応でき、外出先でもチャートの確認や注文の執行が可能である。
また、多くの取引所アプリでは、価格アラート機能やプッシュ通知機能が搭載されており、重要な価格変動を見逃さずに取引のタイミングを捉えることができる。
スマホアプリ利用時のセキュリティ対策
スマホアプリを使用する際には、セキュリティ対策を十分に行うことが重要である。
- 二段階認証(2FA)の設定は必須
- 生体認証(指紋認証や顔認証)も活用することで、不正アクセスのリスクを大幅に減らすことができる
- 公式アプリストアからのみアプリをダウンロードする
- フィッシング詐欺に注意を払う
金融庁では、暗号資産交換業者は金融庁・財務局への登録が必要であることが明記されている。
利用する際は登録を受けた事業者かどうか、金融庁・財務局のホームページで確認することが推奨されている。
国内取引所については必ずこの確認を行い、安全な取引環境を確保することが大切である。


