SBIの万博NFT、818万枚超でギネス記録達成──閉幕後はWeb3ウォレットへ移行

SBIホールディングスは10月9日、大阪・関西万博で提供するNFTサービス「EXPO2025 デジタルウォレットNFT(ミャクーン!)」が、ギネス世界記録「単一イベントにおけるNFT画像の最多発行数」を達成したと発表した。

発行枚数は、認定日となった9月16日時点で818万1594枚に上る。同日の発表時点で発行枚数は約994万枚に到達しており、同サービスは目標とする1000万枚の達成に向けて現在も継続している。

ミャクーン!は万博会場やバーチャル万博における活動に応じて、利用者が様々なデジタル画像をNFTとして取得できるサービスとして提供されている。同社は、記録達成を記念し、万博閉幕に伴うサービス終了予定日(10月13日)まで記念NFTのプレゼントキャンペーンを実施する。

また同日、暗号資産(仮想通貨)取引所のSBI VCトレードはNFTの閉幕後の取り扱いについて、具体的な引き継ぎサービスの詳細を発表した。

利用者は、万博閉幕後にサービスが終了する「EXPO2025デジタルウォレット」アプリから、同社が提供する「SBI Web3ウォレット」へNFTを移行することで、保存・閲覧を継続できる。

引き継ぎ手続きは、2025年10月14日から2026年1月13日までの期間に行われる。

利用者は、SBI VCトレードの口座を開設後、「ミャクーン!」サイトで発行される「引き継ぎID」を「SBI Web3ウォレット」上で入力して申請する必要がある。

|文:栃山直樹
|画像:リリースから

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