- イーサリアムベースの分散型取引所ユニスワップは、ソラナブロックチェーンのサポートを追加したと発表した。
- ソラナブロックチェーンがユニスワップのウェブアプリに統合されたことで、複雑なブリッジを利用したり、異なるウォレットやアプリケーションを切り替えたりする必要がなくなる。
イーサリアムブロックチェーンベースの分散型取引所(DEX)であるユニスワップ(Uniswap)は、ソラナブロックチェーンのサポートを追加したと発表した。これにより、最大規模の分散型金融(DeFi)エコシステム2つの統合が実現される可能性がある。
ユニスワップ・ラボ(Uniswap Labs)は17日にX(旧Twitter)で、この動きによってソラナ、イーサリアム、その他13のチェーンに1カ所で簡単にアクセスできる機能が提供されると述べた。
ユニスワップのウェブアプリへのソラナブロックチェーンの統合は、クロスチェーンDeFi分野における大きな節目であり、2大エコシステム間のDeFi断片化問題に対応するものだ。
この動きによってユーザーエクスペリエンスが簡素化される。ユーザーはソラナウォレットを接続し、単一のインターフェースからイーサリアムブロックチェーンの資産に加えてソラナブロックチェーンのトークンを取引できるようになる。これにより、複数のブリッジを使ったり異なるウォレットやアプリケーションを切り替えたりするなどのこれまでクロスチェーン操作に伴っていた複雑さが解消される。この複雑さは、初心者・経験者のどちらにとっても障壁となっていた。
ユーザーは慣れ親しんだユニスワップのプラットフォームを通じてソラナエコシステムのスピードと低コストを享受できるようになる。
DeFiLlamaのデータによると、ユニスワップはイーサリアムベースの分散型取引所としては最大で、24時間の取引高は37億ドル(約5550億円、1ドル150円換算)を超えている。
|翻訳・編集:林理南
|画像:CoinDesk
|原文:Ethereum-Based Uniswap Adds Solana Support in Win for Tackling DeFi Fragmentation


