SBIVCトレード、預かり資産4000億円突破──3月にDMMビットコイン資産移管

暗号資産(仮想通貨)取引所のSBIVCトレードは1月16日、顧客からの預かり総資産が4000億円を突破したと発表した。

同社は2022年以降、現物取引やレバレッジ取引に加え、貸暗号資産サービスやステーキングサービスなど、取引サービスを拡充。現在は24銘柄の暗号資産を取り扱っており、法人顧客向けのWeb3ビジネス支援や、機関投資家向けの大口取引サービスなど、デジタル資産取引における多様なラインナップを提供している。

同社は2024年12月25日、482億円相当の暗号資産流出を受けて廃業を決定したDMMビットコインの顧客資産および口座の移管について正式契約を締結した。移管は3月8日に実施予定で、日本円と現物暗号資産が対象となる。DMMビットコインで取り扱う14銘柄の現物取引を引き継ぐ。

関連記事:SBIVCトレードとDMMビットコイン両社が発表、資産移管で基本合意

なお、昨年11月にビットフライヤー(bitFlyer)が国内暗号資産取引所として初の預かり資産1兆円突破を報告している。

関連記事:ビットフライヤー、預かり資産1兆円突破:国内暗号資産取引所として初

|文:栃山直樹
|画像:リリースから

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