本稿ではビットコイン相場を①パターン分析 ②移動平均線（9MA・25MA） ③一目均衡表 ④ボリンジャーバンド ⑤MACD ⑥RSIの代表的な6種類のテクニカル分析で5段階（5→1：強→弱）評価し、その平均で相場の強弱を評価する。
テクニカル分析において定点観測と客観性が重要と考える。代表的な分析手法を複数組み合わせることで、恣意性を排除し、精度を高める狙い。
サマリー
総合評点は2.3。
前回、強めのレジスタンスと申し上げたが1700～1740万円のゾーンを割り込み、一目の雲の中に突入。結局「鬼より怖い一文新値」の形となった。
1660～1670万円が強めのサポートで、逆にここを抜けるとダブルトップが完成する重要なポイントにもなっている。
なお、こちらでは楽天ウォレットの証拠金取引所のBTCJPYのチャートを使用しております。BTCUSD のチャートはこちらご参照ください（リンク先はTradingView社のサイトです）。
パターン分析
前回、強めのサポートと指摘したダブルボトムのネックライン1700万円を割り込み、ダブルボトムの底値1660万円で何とかサポート。結局「一文新値は鬼より怖い」展開となった形。
ちょうど7月1日からの上昇の半値押し1670万円も重なっており強めのサポートだが、ここを割り込むとダブルトップが完成、倍返しとなる1515万円近辺までの下げが見えてくる、いわば正念場だ。
評点：3
移動平均線
デッドクロス。
評点：1
一目均衡表
雲の中にしっかり入り、サポートだった雲の上限がレジスタンスに。一方で雲の下限1625万円辺りがサポート。
評点：3
ボリンジャーバンド
バンドは横ばい。結局、バンドの上限と下限の間を推移している。
評点：3
MACD
デッドクロス、両線下向き。
評点：1
RSI
方向感なし。
評点：3
評点
※この記事は「楽天ウォレット」のテクニカルレポートを転載したものです。
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