リミックスポイントは9月18日、計約77BTCを13億2000万円で追加取得したことを発表した。取得期間は2025年8月28日から9月17日にかけての4取引日で行われた。
取得の内訳は、8月28日に約4.86 BTC(8000万円)、9月12日に約7.62 BTC(1億3000万円)、9月16日に約6.46 BTC(1億1000万円)、そして9月17日には約58.21 BTC(10億円)となっている。
今回の追加取得により、同社のビットコイン総保有枚数は約1350BTC、取得総額は203億円となった。
この積極的な取得の背景について、同社の代表取締役社長CEOである田代卓氏はCoinDesk JAPANのインタビューで今後の目標を語っている。
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同氏はまずビットコイン保有高で国内トップを目指すことを表明。その上で、世界最大の保有企業であるストラテジー社(旧マイクロストラテジー)の60万BTC超を視野に入れ、「それ以上を狙っていかないと、本当の意味での我々の成長はない」との考えを示している。
通過点として国内トップに立ち、将来的には世界トップを目指すというビジョンを掲げ、その実現には「他社よりも早く、取り組みを進めなければ、追いつくどころか、置いていかれる」とスピードの重要性を強調している。
企業のビットコイン保有量を追跡するBitcoin Treasuryのランキングによれば、リミックスポイントは現在世界40位、国内3位に位置している。
|文:栃山直樹
|画像:同社ウェブサイトから(キャプチャ)


