メタマスク、3000万ドル相当の報酬プログラムを発表──独自トークンとの連携も示唆
  • メタマスクは、新たなオンチェーン報酬プログラムを開始し、最初のシーズンでは3000万ドル相当のLineaトークンを付与する。
  • このプログラムには、紹介ボーナス、mUSDインセンティブ、そして長期ユーザー向けの特別な特典を含む、限定パートナー報酬が含まれる。
  • メタマスクの報酬イニシアチブは、コンセンシスのLineaネットワークにおけるアクティビティを促進し、同社のmUSDステーブルコインを統合することを目的としている。

メタマスク(MetaMask)はXへの投稿で、今後数週間以内に新たなオンチェーン報酬プログラムを導入し、最初のシーズンに向けて3000万ドル(約45億円、1ドル=150円換算)相当のLineaトークンを確保すると発表した。

ウォレットアプリのメタマスクは、この取り組みを「これまでに構築された最大規模のオンチェーン報酬プログラムの一つ」と表現し、「単なるファーミングではなく」ユーザーに「定期的に還元する」方法であると強調した。

メタマスクによると、報酬には紹介ボーナス、mUSDインセンティブ、限定パートナー特典、トークンアクセス権その他の特典が含まれる。

長期間利用しているユーザーには特別な特典が提供され、このプログラムは待望のメタマスクのトークンと明確に連動している。

「初期ユーザーは無視されない」とチームは記し、早期採用者への配分をほのめかした。

Lineaはコンセンシス(Consensys)が自社開発したイーサリアム(Ethereum)レイヤー2ネットワークで、9月に94億トークンのエアドロップを実施してローンチした。メタマスクの報酬プログラムでLineaを3000万ドル分割り当てることで、2つの主力プロジェクトを結びつけ、メタマスクのリーチを活用して新規ロールアップの活動を促進する。

ストライプ(Stripe)傘下のBridgeが発行するメタマスクのステーブルコインmUSDも先月ローンチされ、現在流通量は約8800万ドル(約132億円)に達している。

報酬の一部がmUSDに連動する本プログラムは、ウォレット・ステーブルコイン・レイヤー2インフラ全体にインセンティブを創出するよう設計されている。

メタマスクは、特定の国や地域が除外されるか、あるいはアンチシビルルールが適用されるかについて明確にしていない。報酬プログラムが不正利用される前例があることを考慮すると、この点は重要だ。

|翻訳:CoinDesk JAPAN
|編集:井上俊彦
|画像:Shutterstock
|原文:MetaMask Confirms $30M Rewards Program, Links to Future Token

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