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GMOコインで暗号資産(仮想通貨)投資を始めたいけれど、「実際の利用者の評判はどうなのか」「手数料は本当に安いのか」「初心者でも安全に使えるのか」と不安を感じていないだろうか。
暗号資産取引所選びは、大切な資産を預ける場所を決める重要な判断である。
評判を確認せずに口座を開設してしまうと、想定外のスプレッドで損をしたり、使いにくいアプリに苦労したりする可能性もある。
実際の利用者の声を知ることが、後悔しない取引所選びの第一歩となる。
この記事を読めば、GMOコインが自分に合った取引所なのかを客観的に判断でき、安心して暗号資産投資の第一歩を踏み出せるようになる。
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GMOコインの評判は?結論まとめ
GMOコインは、東証プライム上場企業であるGMOインターネットグループが運営する暗号資産取引所として、国内トップクラスの信頼性と利便性を兼ね備えた取引所である。
金融庁・財務局に正式に登録された暗号資産交換業者として、法令を遵守した運営体制を整えている点が最大の安心材料となっている。
ユーザーからの評判を総合的に見ると、主要な手数料が無料である点が最も高く評価されている。
特に暗号資産の送金手数料が全通貨で無料である点は他社と比較しても大きな優位性であり、頻繁に送金を行うユーザーにとって大きなコストメリットをもたらしている。
入金手数料、出金手数料も無料であるため、取引開始から利益確定まで余計なコストを気にせず取引できる環境が整っている。
取引のしやすさという観点では、最低500円から積立投資が可能である点が初心者から好評を得ている。
まとまった資金を用意できない層でも気軽に暗号資産投資を始められる環境が整備されており、少額から始めたいという検索欲求に応える体制が構築されている。
また、専用のスマートフォンアプリの使いやすさも良い評判として多く挙げられており、初心者でも直感的に操作できるインターフェースが評価されている。
取り扱い銘柄の豊富さも評価ポイントの一つである。
主要な暗号資産を幅広く取り扱っており、多様な投資戦略に対応できる体制となっている。
2025年5月にはネム(XEM)、ベーシックアテンショントークン(BAT)、クアンタム(QTUM)、エンジンコイン(ENJ)、シンボル(XYM)、モナコイン(MONA)の6銘柄の取り扱いを段階的に廃止することが公表されており、これらの銘柄を保有している、または取引を検討しているユーザーは注意が必要である。
セキュリティ面では、顧客から預託された資産を全て自社の資産と分別して管理し、毎営業日に算定・照合を実施している。
また、暗号資産の盗難対策としてハッキング対策(コールドウォレットによるオフライン管理)を実施しており、安全性の高い資産管理体制が整備されている点も高評価につながっている。
一方で、悪い評判として指摘されることが多いのは、取引量の少ない時間帯や銘柄においてスプレッド(買値と売値の差)が広くなる傾向がある点である。
販売所形式で取引する際には、このスプレッドが実質的なコストとなるため、取引量が活発な時間帯を選ぶか、取引所形式での取引を活用することで対策することが推奨される。
オリコン顧客満足度ランキングの暗号資産取引所部門においても一定の評価を得ており、68.5点というスコアを記録している。
実際のユーザーからのコメントでも「素人でも使いやすい」といった声が寄せられており、初心者層からの支持が厚いことが確認できる。
総合的に判断すると、GMOコインは手数料の安さ、運営会社の信頼性、使いやすさの三点において高い評価を得ている暗号資産取引所である。
特に初心者から中級者にとっては、コストを抑えながら安全に取引を始められる環境として最適な選択肢の一つと言える。
ただし、スプレッドの広さや一部銘柄の取り扱い廃止といった注意点も存在するため、自身の取引スタイルや投資対象に合わせて他社との比較検討を行った上で利用することが望ましい。
毎日取引する時間が取れない層にとっては、積立投資機能を活用することで無理なく資産形成を進められる点も大きな魅力となっている。
GMOコインの良い評判・口コミ
GMOコインは、GMOインターネットグループが運営する国内大手の暗号資産取引所として、多くのユーザーから高い評価を獲得している。
実際の利用者からは、アプリの使いやすさ、取扱銘柄の豊富さ、手数料の安さ、そして運営母体の信頼性といった点で、肯定的な口コミが多数寄せられている。
2024年のオリコン顧客満足度調査において、GMOコインは暗号資産取引所の証拠金取引部門で高評価を獲得しており、国内取引所の中でもトップレベルのサービスを提供していることが第三者機関によって証明されている。
総合力の高さと利便性の良さから、初心者から上級者まで幅広い層のユーザーに支持されているのが特徴である。
ユーザーからの実際の口コミを見ると、取引環境の快適さや各種手数料の無料化など、実用性の高さを評価する声が多い。
特に他の国内取引所と比較した際の優位性を実感しているユーザーが多く、継続的に利用する理由として具体的なメリットを挙げる評判が目立つ傾向にある。
アプリが使いやすいという声
GMOコインのスマートフォンアプリについては、「使いやすい」「直感的に操作できる」といった肯定的な評判が多く集まっている。
実際のユーザーからは、リニューアルによってさらに使い勝手が向上したという声が寄せられており、アプリの完成度の高さが評価されている。
特に評価されているのが、チャート分析機能の充実度である。
トレンドラインやサポートライン、レジスタンスラインなどのテクニカル分析に必要なラインツールが使いやすく、スマートフォンの画面上でもスムーズに描画できる点が好評だ。
GMOグループが提供する他の金融サービスアプリと共通のユーザーインターフェースを採用しているため、GMOクリック証券などを利用しているユーザーにとっては、違和感なく操作できるという利点もある。
- 充実したチャート分析機能とテクニカルツール
- GMOグループ共通のユーザーインターフェース
- 軽快な動作とストレスフリーな操作性
取引画面のレイアウトについても、必要な情報が整理されて表示されており、視認性が高いという評価が多い。
価格変動や保有資産の状況を一目で把握できる設計となっているため、外出先でも素早く取引判断を行えると評判だ。
また、アプリの動作が軽快でサクサク動くという声も多く、ストレスなく取引できる環境が整っている。
初心者ユーザーからは、「販売所」と「取引所」の切り替えがわかりやすく、自分の取引スタイルに合わせて使い分けられる点が好評である。
一方、上級者からは、レバレッジ取引にも対応しており、本格的なトレードがスマートフォンだけで完結できる点が高く評価されている。
アプリ一つで多様な取引ニーズに対応できる柔軟性が、GMOコインの大きな強みとなっている。
取扱銘柄が豊富で選べる
GMOコインは取扱銘柄数の多さでも高い評価を受けており、国内取引所の中でもトップクラスの銘柄数を誇っている。
2024年時点で20銘柄以上の暗号資産を取り扱っており、主要な暗号資産はもちろん、他の国内取引所では取り扱いが少ないアルトコインも豊富に揃えている点が特徴である。
具体的には、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)といったメジャーな銘柄に加えて、カルダノ(ADA)、コスモス(ATOM)など、海外では人気が高いものの国内での取り扱いが限られている銘柄も利用できる。
ユーザーからは「他の取引所では買えない銘柄がGMOコインにはある」「投資の選択肢が広がった」という喜びの声が多数寄せられている。
銘柄の多様性は、ポートフォリオ分散を重視する投資家にとって大きなメリットとなる。
一つの取引所で複数の銘柄を管理できるため、資産の移動や管理が効率的に行えるという実用面での評価も高い。
また、新規銘柄の上場ペースも比較的早く、市場のトレンドに合わせた銘柄追加が行われている点も、ユーザーから支持されている理由の一つである。
GMOコインでは、多くの銘柄で「販売所」と「取引所」の両方に対応しているため、自分の取引スタイルに合わせた方法を選択できる
取引形態についても、多くの銘柄で「販売所」と「取引所」の両方に対応しているため、自分の取引スタイルに合わせた方法を選択できる。
さらに、レバレッジ取引に対応している銘柄も多く、より積極的な投資戦略を取りたいユーザーのニーズにも応えている。
この柔軟性の高さが、GMOコインの総合力を支える要素となっている。
手数料が安くて助かる
GMOコインの手数料体系については、「他社と比べて圧倒的に安い」「各種手数料が無料で助かる」という評判が多く寄せられている。
実際、GMOコインでは利用者の利便性を重視し、多くの手数料を無料としている点が大きな特徴である。
即時入金手数料は同社が負担する形で無料となっている。
銀行からの入金にかかるコストを気にせず、好きなタイミングで資金を投入できるのは、取引機会を逃さないために重要なポイントだ。
さらに、日本円の出金手数料も無料となっており、利益を引き出す際のコストも抑えられる。
- 即時入金手数料:無料
- 日本円出金手数料:無料
- 暗号資産送付手数料:無料
- 取引所(板取引)のMaker手数料:マイナス手数料
特に注目すべきは、暗号資産の送付手数料も無料である点だ。
他の取引所では送付時に相応の手数料がかかることが一般的だが、GMOコインではこれを無料としているため、他のウォレットや取引所への資産移動がしやすい。
この点は、複数の取引所を使い分けるユーザーや、ハードウェアウォレットで資産を管理したいユーザーから特に高く評価されている。
取引手数料についても、取引所(板取引)ではMaker手数料がマイナス手数料となっており、指値注文で約定すると逆に手数料を受け取れる仕組みとなっている。
頻繁に取引を行うアクティブトレーダーにとっては、この手数料体系は大きなメリットとなる。
ユーザーからは「取引すればするほど得をする感覚がある」「手数料を気にせず取引できるのがありがたい」といった声が聞かれる。
こうした手数料の安さは、長期的に見ると大きなコスト削減につながる。
特に定期的に積立投資を行うユーザーや、頻繁に入出金を行うユーザーにとっては、手数料負担が少ないGMOコインは最適な選択肢となっている。
GMOグループで安心感がある
GMOコインの運営母体であるGMOインターネットグループの信頼性は、多くのユーザーが同社を選ぶ決め手となっている。
「大手企業が運営しているから安心」「GMOブランドの信頼感がある」という評判が多数寄せられており、企業の知名度と実績が高く評価されている。
GMOインターネットグループは、インターネットインフラ事業をはじめ、GMOクリック証券やGMO外貨(旧GMOクリック証券FX)など、多様な金融サービスを長年にわたって提供してきた実績がある。
特にGMOクリック証券はFX取引高で世界トップクラスの実績を誇り、金融サービス分野での豊富な経験とノウハウを有している。
この金融サービスにおける知見が、GMOコインの運営にも活かされている点がユーザーから信頼される理由となっている。
- GMOクリック証券:FX取引高で世界トップクラス
- GMO外貨:外国為替証拠金取引サービス
- インターネットインフラ事業での長年の実績
セキュリティ面においても、GMOコインは厳重な管理体制を構築している。
GMOコインでは、顧客から預託を受けた暗号資産はすべて、インターネットから隔離された「コールドウォレット」で保管されている。
コールドウォレットは外部からのハッキングリスクを大幅に低減できる保管方法であり、資産の安全性を重視するユーザーから高く評価されている。
また、GMOグループ全体で培われたシステム管理能力やサイバーセキュリティ対策の知見も、GMOコインのセキュリティレベルの高さに貢献している。
大規模なシステム障害やセキュリティインシデントの報告が少ない点も、ユーザーに安心感を与える要素となっている。
財務基盤の安定性についても、上場企業グループの一員であることから透明性が高く、万が一の事態にも対応できる体制が整っていると評価されている。
暗号資産取引所の選択において、「資産を預ける相手として信頼できるか」は最も重要な判断基準の一つであり、GMOグループという確かなバックグラウンドを持つGMOコインは、この点で大きなアドバンテージを持っているのである。
GMOコインの悪い評判・口コミ
GMOコインは国内大手の暗号資産取引所として高い人気を誇る一方で、実際に利用しているユーザーからはいくつかの不満の声も上がっている。
取引所を選ぶ際には、良い評判だけでなく悪い評判も把握しておくことが重要である。
ここでは、実際のユーザーから寄せられた否定的な評価や不満点について、具体的な内容を詳しく解説していく。
特に目立つ評判としては、スプレッドの広さ、サーバーの安定性、出金制限に関する意見が多く見られる。
これらの問題点は取引のタイミングや資金管理に直接影響を与えるため、GMOコインの利用を検討している方は事前に理解しておく必要がある。
実際の利用者の声を参考にしながら、自身の取引スタイルに合っているかを判断することが大切である。
スプレッドが広いときがある
GMOコインの悪い評判として最も多く挙げられるのが、販売所でのスプレッドの広さに関する不満である。
スプレッドとは、暗号資産の買値と売値の価格差のことを指し、この差額が実質的な取引コストとなる。
GMOコインの販売所では取引手数料が無料と謳われているものの、このスプレッドが実質的な手数料として機能しているのが実態である。
特に市場の流動性が低い時間帯や、暗号資産市場全体が急激に変動している局面では、スプレッドが大きく広がる傾向がある。
ユーザーからは「思っていた価格で買えなかった」「売却時の価格差が大きすぎる」といった声が寄せられている。
取引量が少ない銘柄ほどこの傾向が顕著であり、マイナーな暗号資産を取引する際には特に注意が必要である。
GMOコインでは販売所だけでなく取引所形式のサービスも提供している。
取引所形式では、ユーザー同士が直接売買を行うため、スプレッドの影響を最小限に抑えることが可能である。
取引所形式では別途取引手数料が発生するものの、販売所の広いスプレッドと比較すると、多くの場合でコストを抑えられる。
したがって、スプレッドの広さが気になるユーザーは、取引所形式の利用を検討することで問題を回避できる可能性がある。
サーバーが重くなることがある
GMOコインでは、暗号資産市場が急激に変動する際や、重大なニュースが発表されたタイミングでアクセスが集中し、サーバーが重くなるという報告がユーザーから上がっている。
特にビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などの主要銘柄が大きく値動きする場面では、多くのトレーダーが一斉に取引を行おうとするため、システムへの負荷が高まる傾向にある。
サーバーが重くなると、注文の約定に時間がかかったり、画面の更新が遅延したり、最悪の場合にはログインすらできなくなることもある。
短期売買を行うトレーダーにとって、こうしたシステムの不安定さは大きな機会損失につながる可能性がある。
「急落時に損切りしたかったのにアクセスできなかった」「価格が急騰しているのに買い注文が通らなかった」といった不満の声は、特に相場が荒れる局面で多く聞かれる。
- 注文の約定遅延
- 画面更新の遅延
- ログイン不可
この問題は、GMOコインに限らず多くの暗号資産取引所で発生する課題ではあるが、システムの安定性を重視するユーザーにとっては大きな懸念材料である。
GMOインターネットグループは、インフラ強化に継続的に取り組んでいるものの、予期せぬ市場の急変動に対しては完全に対応しきれないケースもある。
重要な取引を行う際には、時間に余裕を持って操作することや、複数の取引所を併用してリスク分散することが推奨される。
出金制限があって不便という意見
GMOコインでは、日本円の出金に関して最低出金額が1万円に設定されているという制限がある。
これは、少額の資金を出金したいユーザーにとっては不便な仕様として評判に影響を与えている。
特に、暗号資産取引を少額から始めた初心者や、利益の一部だけを小刻みに出金したいと考えているユーザーからは、この制限に対する不満の声が上がっている。
例えば、口座残高が8000円しかない場合、追加で2000円以上を入金するか取引で利益を得ない限り、日本円を出金することができない。
「少額でお試しで取引してみたかったのに、出金できなくて困った」「利益が出たからすぐに出金したかったが、1万円に達していなかった」といった具体的な不便さが報告されている。
全額出金の場合はこの最低出金額の制限が適用されず、1万円未満でも出金が可能である。
つまり、口座を解約する際や、資金を全て引き揚げる場合には問題なく出金できる仕組みとなっている。
また、1日の最高出金額は2000万円までと設定されており、高額取引を行うユーザーにとっても一定の制約がある点は留意しておく必要がある。
この出金制限は、GMOコインの運用コスト削減やセキュリティ対策の一環として設けられている可能性が高いが、ユーザーの利便性という観点では改善の余地があると言える。
少額取引を中心に考えているユーザーは、この制限を事前に理解した上で利用を検討することが重要である。
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GMOコインのメリット
GMOコインは、東証プライム上場企業であるGMOインターネットグループが運営する暗号資産取引所である。
2016年のサービス開始以来、初心者から上級者まで幅広い層に支持されている。
ここでは、GMOコインを利用する客観的なメリットについて、詳しく解説していく。
GMOコインの最大の特徴は、コストを抑えながら多様な取引スタイルに対応できる点にある。
大手IT企業グループの運営という安心感に加えて、充実したサービス内容と使いやすいインターフェースが評価されている。
暗号資産取引が初めての方でも、既に他の取引所を利用している方でも、GMOコインには選ぶ理由が存在する。
以下では、GMOコインを利用するうえで押さえておきたい6つの主要なメリットについて、具体的に説明していく。
各種手数料が無料
GMOコインの最も大きなメリットの一つが、各種手数料が無料または低コストである点である。
暗号資産取引において手数料は利益に直結する重要な要素であり、特に頻繁に取引を行うトレーダーや少額から始めたい初心者にとって、手数料負担の軽減は非常に重要である。
GMOコインで無料となる主な手数料
GMOコインでは、以下の手数料が無料となっている。
- 日本円の即時入金手数料:無料
- 日本円の出金手数料:無料
- 暗号資産の送付手数料:無料
まず、日本円の即時入金手数料は無料である。
提携金融機関からのインターネットバンキングを利用した即時入金では、手数料をGMOコインが負担する形となっており、利用者は実質無料で入金できる。
日本円の出金手数料も無料である。
利益を出金する際や、取引資金を引き上げる際にも手数料がかからないため、気軽に入出金が可能である。
多くの取引所では出金手数料が数百円かかることを考えると、これは大きなメリットといえる。
暗号資産の送付手数料も無料である。
ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などの暗号資産を他のウォレットや取引所へ送付する際の手数料もGMOコインが負担している。
ブロックチェーンネットワークの利用には本来マイナー手数料が必要だが、これを取引所側が負担する形となっている。
取引手数料の詳細
取引所(現物取引)での取引については、以下の手数料体系となっている。
| 取引種別 | 手数料 |
|---|---|
| Maker手数料 | マイナス0.01% |
| Taker手数料 | 0.05% |
Maker手数料がマイナスということは、指値注文で流動性を提供した場合、取引金額の0.01%が報酬として受け取れることを意味する。
これは取引すればするほどお得になる仕組みである。
販売所での取引については、取引手数料は無料である。
販売所形式では売値と買値の差額であるスプレッドが実質的なコストとなる点は理解しておく必要がある。
低コストで取引できるメリット
こうした手数料体系により、GMOコインでは低コストで暗号資産取引を始めることができる。
特に取引回数が多くなるほど、手数料無料のメリットは大きくなる。
長期的な資産形成を考える際にも、コスト面での優位性は重要な選択基準となるだろう。
取り扱い通貨が国内最多級
GMOコインは、国内暗号資産取引所の中でも取り扱い銘柄数が非常に多いことで知られている。
2025年10月時点で26種類以上の暗号資産を取り扱っており、国内最多級の銘柄数を誇る。
ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)といったメジャーな暗号資産はもちろん、リップル(XRP)、ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)などの主要アルトコインも取引可能である。
特筆すべきは、国内取引所では取り扱いが少ない銘柄もGMOコインでは購入できる点である。
カルダノ(ADA)やコスモス(ATOM)、ポルカドット(DOT)、チェーンリンク(LINK)など、海外では人気が高いものの国内では取り扱いが限られていた銘柄も取引できる。
さらに、ソラナ(SOL)、アバランチ(AVAX)、ポリゴン(MATIC)といったDeFi関連やレイヤー2ソリューションで注目される銘柄、シバイヌ(SHIB)やドージコイン(DOGE)などのミームコイン系の銘柄も取り扱っている。
投資の選択肢が広がり、一つの取引所で複数の暗号資産を管理できるため、資産管理が効率的になる。
複数の取引所に資金を分散させる必要がなく、ポートフォリオ全体を一元管理できる点は大きな利点である。
また、新しいプロジェクトや技術に興味がある投資家にとって、多様な銘柄にアクセスできることは重要である。
暗号資産市場は日々進化しており、新しい技術や用途を持つ銘柄が次々と登場している。
GMOコインであれば、そうした多様な銘柄に投資機会を得ることができる。
分散投資を行いたい投資家にとっても、銘柄数の多さは魅力である。
リスクを分散させるためには、異なる特性を持つ複数の暗号資産に投資することが有効である。
GMOコインの豊富な銘柄ラインナップは、そうした投資戦略を実現しやすくしている。
GMOコインは今後も新規銘柄の上場を積極的に行う姿勢を示しており、取り扱い銘柄数はさらに増える可能性がある。
一つの取引所で多様な投資機会にアクセスしたい方にとって、GMOコインは有力な選択肢となるだろう。
アプリが初心者でも分かりやすい
GMOコインの専用スマートフォンアプリ「GMOコイン 暗号資産ウォレット」は、初心者でも直感的に操作できる分かりやすいデザインが特徴である。
暗号資産取引は複雑に見えることが多いが、GMOコインのアプリは使いやすさを重視した設計となっている。
2つのモードで初心者から上級者まで対応
アプリには「ノーマルモード」と「トレーダーモード」の2つのモードが用意されている。
ノーマルモードは、初心者や販売所での取引を中心に行う利用者向けのシンプルなインターフェースである。
画面構成が非常に分かりやすく、暗号資産の購入や売却、資産状況の確認などが簡単に行える。
| モード | 対象者 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| ノーマルモード | 初心者・販売所利用者 | シンプルなインターフェース、直感的な操作性 |
| トレーダーモード | 中上級者 | 高機能チャート、複数の取引タイプに対応 |
ノーマルモードの特徴
ノーマルモードでは、初めて暗号資産取引をする方でも迷わず操作できる工夫が随所に施されている。
- 現在の保有資産が一目で分かるホーム画面
- 分かりやすい購入・売却ボタン
- 視覚的に理解しやすいチャート表示
トレーダーモードの特徴
トレーダーモードは、より本格的な取引を行いたい中上級者向けのモードである。
販売所、取引所現物、取引所レバレッジなど、複数の取引タイプに素早くアクセスでき、高機能なチャート分析ツールも利用できる。
テクニカル指標を表示したり、複雑な注文方法を利用したりすることが可能である。
利用者のレベルに応じてモードを切り替えられる点は、GMOコインアプリの大きな強みである。初心者はまずノーマルモードで取引に慣れ、徐々にトレーダーモードへと移行することで、スムーズにステップアップできる。
軽快な動作と高速約定
アプリの動作も軽快で、注文の約定スピードも速い。
取引のチャンスを逃さないためには、アプリの応答速度は重要な要素である。
GMOコインのアプリは、大手IT企業グループの技術力を活かした安定したシステム基盤の上で動作しており、ストレスなく取引が行える。
充実したチャート機能
チャート機能も充実している。
- 複数の時間軸でのチャート表示
- 各種テクニカル指標の表示
- チャート上での注文機能
本格的なテクニカル分析が可能であり、スマートフォンだけで完結する取引環境が整っている。
プッシュ通知と生体認証
プッシュ通知機能により、価格変動や約定通知、キャンペーン情報などをリアルタイムで受け取ることもできる。
外出先でも重要な情報を見逃さず、タイミングを逃さない取引が可能である。
生体認証(指紋認証・顔認証)によるログインにも対応しており、セキュリティを保ちながら素早くアプリにアクセスできる。
セキュリティと利便性を両立させた設計となっている。
高評価を獲得する使いやすさ
アプリストアでの評価も高く、多くの利用者から使いやすさが評価されている。
初心者でも安心して利用できるアプリ設計は、GMOコインの大きな魅力の一つである。
取引所と販売所の両方が使える
GMOコインでは、「販売所」と「取引所」の両方の取引形態が利用できる。
これは大きなメリットであり、自分の取引スタイルや経験レベルに応じて最適な方法を選択できる。
販売所とは、GMOコインを相手に直接売買を行う形式である。
利用者はGMOコインが提示する価格で、すぐに暗号資産を購入または売却できる。
操作が非常にシンプルで、希望する数量を入力して購入ボタンを押すだけで取引が完了する。
初心者でも簡単に取引できる点である。
複雑な注文方法を理解する必要がなく、表示された価格ですぐに購入できる。
また、取引が即座に成立するため、確実に欲しいタイミングで暗号資産を手に入れることができる。
ただし、販売所形式では売値と買値の間にスプレッド(価格差)が存在する。
このスプレッドが実質的な手数料となるため、頻繁に売買を繰り返す場合はコストが高くなる可能性がある。
一方、取引所とは、利用者同士が売買を行う形式である。
買いたい人と売りたい人の注文をマッチングさせる仕組みで、板情報を見ながら自分で価格を指定して注文を出すことができる。
スプレッドが狭く、コストを抑えた取引ができる点である。
特に指値注文を活用すれば、自分の希望する価格で取引できる。
GMOコインの取引所ではMaker手数料がマイナスとなっているため、流動性を提供する注文では報酬を受け取ることもできる。
取引所形式は、やや操作が複雑になるため、ある程度の知識と経験が必要である。
板情報の読み方や注文方法の理解が求められるが、慣れればより効率的な取引が可能になる。
GMOコインでは、これら両方の取引形態が利用できるため、状況に応じて使い分けることができる。
初心者の方は、まず販売所で取引に慣れることから始められる。
少額でビットコイン(BTC)を購入してみるなど、リスクを抑えながら暗号資産取引を体験できる。
取引に慣れてきたら、コストを抑えられる取引所での取引に移行することも可能である。
一つの口座で両方の取引形態を利用できるため、スムーズな移行が可能である。
また、急いで購入したい場合は販売所、時間をかけて有利な価格で取引したい場合は取引所、というように用途に応じて使い分けることもできる。
この柔軟性は、他の取引所にはない大きなメリットである。
取引可能な銘柄についても、販売所と取引所でそれぞれラインナップが用意されている。
主要な銘柄であれば両方で取引可能なため、自分に合った方法で投資を進めることができる。
このように、GMOコインでは利用者の経験レベルや取引スタイルに合わせて、最適な取引形態を選択できる環境が整っている。
レバレッジ取引もできる
GMOコインでは、現物取引だけでなく、レバレッジをかけた取引も可能である。
レバレッジ取引とは、証拠金を担保として、その何倍もの金額の取引ができる仕組みである。
少ない資金で大きな取引ができるため、効率的に利益を狙うことができる。
GMOコインの暗号資産FX(レバレッジ取引)では、個人の場合は最大2倍のレバレッジをかけた取引が可能である。
これは日本の金融庁の規制に準拠した倍率であり、安全性と収益性のバランスが取れている。
法人口座の場合は、一般社団法人日本暗号資産取引業協会の規則に基づき、より高いレバレッジ倍率での取引も可能である。
レバレッジ取引の対象銘柄は13銘柄となっており、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)など、人気の高い主要銘柄が取引可能である。
これらの銘柄は流動性が高く、レバレッジ取引に適している。
少ない資金で効率的に取引できる点が最大の特徴である。
例えば、10万円の証拠金で2倍のレバレッジをかければ、20万円分の取引が可能になる。
価格が上昇した場合、より大きな利益を得ることができる。
また、GMOコインのレバレッジ取引では「売り」から入ることもできる。
つまり、価格が下落すると予想した場合でも利益を狙うことができる。
現物取引では価格上昇時にしか利益を得られないが、レバレッジ取引では相場が下落している局面でも収益機会が得られる。
さらに、GMOコインのレバレッジ取引では、建玉管理や損益状況の確認が分かりやすく表示される。
現在のポジション、評価損益、証拠金維持率などが一目で確認でき、リスク管理がしやすい設計となっている。
レバレッジをかけることで利益が大きくなる一方で、損失も拡大する可能性がある。
証拠金維持率が一定水準を下回ると、ロスカット(強制決済)が執行される場合がある。
そのため、レバレッジ取引を行う際には、十分な知識とリスク管理が必要である。
損切りラインを明確にする、証拠金に余裕を持たせる、過度なレバレッジをかけないなど、慎重な取引を心がけることが重要である。
GMOコインでは、初心者向けの情報提供も充実しており、レバレッジ取引の仕組みやリスクについて学べるコンテンツが用意されている。
まずはこうした情報をしっかり理解したうえで、少額から始めることをおすすめする。
現物取引とレバレッジ取引を組み合わせることで、より多様な投資戦略を実践できる。
長期保有の現物投資と、短期的な価格変動を狙うレバレッジ取引を使い分けることで、効率的な資産運用が可能になる。
積立やステーキングのサービスも充実
GMOコインでは、売買取引以外にも、暗号資産を増やすための様々なサービスが提供されている。
積立投資とステーキングサービスは、特に注目すべき機能である。
まず、つみたて暗号資産サービスについて説明する。
これは、指定した金額と頻度で自動的に暗号資産を購入していくサービスである。
購入頻度は「毎日」「毎週(月曜日)」「毎月(1日または10日)」から選択でき、自分のペースに合わせた積立が可能である。
積立金額は月額500円から設定できるため、初心者でも無理なく始められる。
少額から始めて、慣れてきたら金額を増やすという段階的なアプローチも可能である。
積立投資のメリットは、ドルコスト平均法の効果を得られる点である。
定期的に一定額を投資することで、価格が高い時には少なく、価格が安い時には多く購入することになり、平均購入価格を平準化できる。
暗号資産は価格変動が大きいため、このような積立投資は効果的な戦略となる。
また、自動購入なので、値動きを気にしてタイミングを計る必要がない。
相場を常に監視する時間がない方や、感情に左右されずに投資したい方に適している。
一度設定すれば自動的に積立が実行されるため、手間もかからない。
積立可能な銘柄も豊富で、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)はもちろん、多くのアルトコインも積立対象となっている。
複数の銘柄を同時に積立設定することで、分散投資も実現できる。
次に、ステーキングサービスについて説明する。
ステーキングとは、特定の暗号資産を保有することで、その報酬を得られる仕組みである。
ブロックチェーンネットワークの維持に貢献することで、報酬が分配される仕組みとなっている。
GMOコインのステーキングサービスの大きな特徴は、対象銘柄を保有するだけで自動的にステーキング対象となる点である。
複雑な手続きや別途申し込みは不要で、対象銘柄を保有していれば自動的にステーキング報酬の対象となる。
ステーキング対象銘柄には、以下が含まれている。
- テゾス(XTZ)
- カルダノ(ADA)
- コスモス(ATOM)
- シンボル(XYM)
- ポルカドット(DOT)
これらの銘柄を保有しているだけで、定期的に報酬を受け取ることができる。
2025年6月まで、イーサリアム(ETH)のステーキング手数料が無料となっており、通常よりもお得にステーキング報酬を獲得できる。イーサリアム(ETH)は主要銘柄であり、多くの投資家が保有しているため、このキャンペーンは大きなメリットとなる。
ステーキングのメリットは、保有しているだけで追加収入が得られる点である。
長期保有を考えている銘柄であれば、ただ保有しているよりもステーキングで報酬を得る方が効率的である。
いわば、暗号資産版の利息や配当のようなものと考えることができる。
また、GMOコインでは報酬の付与も自動的に行われる。
報酬は日本円換算で口座に反映されるため、管理もシンプルである。
これらの積立やステーキングサービスは、売買取引とは異なるアプローチで暗号資産を増やす手段である。
短期的な価格変動に一喜一憂することなく、長期的な視点で資産を増やしていくことができる。
特に、暗号資産投資を始めたばかりの初心者や、リスクを抑えながらコツコツと資産を増やしたい方にとって、これらのサービスは非常に有用である。
GMOコインでは、こうした多様な投資手段が一つのプラットフォームで利用できる点が大きな強みとなっている。
GMOコインのデメリット・注意点
GMOコインは手数料の安さや取扱銘柄の豊富さで評判を集めている暗号資産取引所であるが、利用する前に知っておくべきデメリットや注意点も存在する。
サービスを最大限に活用するためには、これらの欠点を理解した上で自分の取引スタイルに合っているかを判断することが重要である。
ここでは、実際の利用者の声や公式サイトの情報をもとに、GMOコインの客観的なデメリットと注意すべきポイントについて詳しく解説していく。
取引コスト、出金制限、システム面での課題など、実際に使用する際に影響する可能性がある項目を中心に確認していこう。
販売所のスプレッドは確認が必要
GMOコインでは「販売所」と「取引所」の2つの取引方法が提供されているが、初心者が利用しやすい販売所での取引には注意が必要である。
公式サイトでは販売所の手数料を「無料」と表記しているものの、実際には「スプレッド」と呼ばれる買値と売値の価格差が実質的なコストとして発生する。
スプレッドは市場の状況によって変動するため、取引のタイミングによってはかなり大きな価格差が生じることがある。
特に価格変動が激しい時間帯や、マイナーな暗号資産を取引する場合には、スプレッドが広がる傾向にある。
例えば、購入価格が1BTC=500万円、売却価格が1BTC=490万円という場合、その差額の10万円がスプレッドとなり、これが実質的な取引コストとなるのである。
販売所は操作が簡単で即座に取引が成立するというメリットがある一方で、このスプレッドによるコストは取引所形式での取引に比べて高くなる傾向にある。
頻繁に取引を行うトレーダーや、少しでもコストを抑えたい場合には、取引所形式での取引を選択することが推奨される。
GMOコインでは取引所での現物取引も提供されており、そちらではMaker手数料がマイナス(受け取れる)、Taker手数料も比較的低く設定されているため、コストを重視するユーザーには取引所の利用が適している。
販売所を利用する際には、取引画面で必ず買値と売値の差を確認し、自分が許容できるコストの範囲内であるかを判断してから取引を行うことが大切である。
最小出金額が設定されている
GMOコインでは日本円の出金に関して最小出金額が設定されており、この点も利用前に理解しておくべき注意事項の一つである。
1回の操作での最低出金額は1万円と定められている。
ただし、全額出金の場合はこの制限が適用されず、1万円未満の残高でも出金が可能である。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 最低出金額 | 1万円(全額出金を除く) |
| 出金手数料 | 無料(2000万円以下) |
| 大口出金手数料 | 400円(2000万円超) |
| 1日の最高出金額 | 2000万円 |
出金手数料については、通常の出金であれば無料となっているが、大口出金(2000万円超)の場合には400円の手数料が発生する。
また、1日あたりの最高出金額は2000万円までという上限も設けられている。
取引で5000円の利益が出た場合でも、口座に他の資金がなければその金額だけを出金することはできない。全額出金でない限り、少なくとも1万円以上の残高を出金する必要がある。
この最小出金額の設定は、少額での取引を行うユーザーや、こまめに利益を引き出したいと考えるユーザーにとっては不便に感じられる可能性がある。
一方で、出金手数料が基本的に無料である点は大きなメリットといえる。
他の暗号資産取引所では出金のたびに数百円の手数料が発生することも珍しくないため、頻繁に出金を行うユーザーにとっては、この手数料無料という特徴はコスト削減につながる。
出金を計画する際には、以下のような工夫で制限による不便さを最小限に抑えることができるだろう。
- 最低1万円以上の金額をまとめて引き出すように計画する
- 残高を全額出金するタイミングを見極める
アクセス集中時に繋がりにくい場合も
GMOコインに限った話ではないが、暗号資産市場で大きな価格変動が発生した際や、重要な経済ニュースが報じられた直後など、多数のユーザーが同時にアクセスする状況では、システムが繋がりにくくなる場合がある。
実際の利用者からも、アクセスが集中する時間帯にログインしづらくなったり、取引画面の読み込みが遅くなったりするという声が報告されている。
ブロックチェーンのトランザクションが集中して混雑している場合には、取引の承認が遅れたり、エラーが発生したりすることもある。
特に暗号資産の送付時には、ネットワークの混雑状況によって想定以上の時間がかかることがあるため、急ぎで送付する必要がある場合には注意が必要である。
また、GMOコインでは定期的にメンテナンスが実施されており、メンテナンス中は取引や入出金などのサービスが一時的に利用できなくなる。
メンテナンス情報はGMOコイン公式サイトの障害情報ページや、登録メールアドレスへの通知で事前に案内されるため、重要な取引を予定している場合には必ず確認しておくことが推奨される。
- 価格の急変動が予想される時間帯を避けて取引を行う
- 成行注文ではなく指値注文を活用する
- スマートフォンアプリとWebブラウザ版の両方を使い分ける
- メンテナンススケジュールを事前に確認する
成行注文ではなく指値注文を活用することで、システムが混雑している最中でも希望する価格での取引を予約しておくことができる。
さらに、スマートフォンアプリとWebブラウザ版の両方を使い分けることで、片方がアクセスしづらい状況でももう一方からアクセスを試みるという方法も有効である。
重要な取引を行う際には、メンテナンススケジュールを事前に確認し、市場が大きく動くイベント(重要な経済指標の発表や、暗号資産関連の大型アップデート等)の前後は特に注意を払うことで、アクセス集中による影響を最小限に抑えることが可能である。
GMOコインの公式サイトでは障害情報が随時更新されているため、取引前にチェックする習慣をつけることも有効な対策となるだろう。
GMOコインはどんな人に向いてる?
GMOコインは、GMOインターネットグループが運営する国内大手の暗号資産取引所である。
「自分に合った取引所なのか」と判断に迷う人も多いだろう。
結論から言えば、GMOコインは初心者から経験者まで幅広い層に適した取引所だが、特に手数料を抑えたい人や少額から投資を始めたい人に向いている。
GMOコインの最大の特徴は、各種手数料が無料である点だ。
入金手数料(即時入金)、出金手数料、暗号資産の送付手数料がすべて無料となっており、コストを抑えた取引が可能である。
また、取扱銘柄数も26種類以上と豊富で、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)といった主要通貨から、様々なアルトコインまで投資できる環境が整っている。
- 入金手数料・出金手数料・送付手数料が無料
- 取扱銘柄数26種類以上
- 500円から始められる「つみたて暗号資産」サービス
- GMOインターネットグループ運営による高いセキュリティ
さらに、500円という少額から積立投資ができる「つみたて暗号資産」サービスも提供しており、無理のない範囲で投資を始めたい人にも最適である。
GMOインターネットグループという大手企業が運営していることから、セキュリティ面での信頼性も高く、初めて暗号資産投資を行う人でも安心して利用できる取引所と言える。
ここからは、GMOコインが具体的にどのような人に向いているのか、4つのタイプ別に詳しく解説していく。
初めて暗号資産を買う人
GMOコインは、暗号資産投資が初めての人に特に適した取引所である。
その理由は、使いやすさと安心感の両面で初心者をサポートする体制が整っているためだ。
まず、GMOコインの専用アプリは直感的な操作が可能で、複雑な操作を必要としない。
初めて暗号資産を購入する人でも、欲しい銘柄を選んで購入するだけのシンプルな設計となっている。
販売所では提示された価格で即座に売買が成立するため、取引の仕組みを理解していない初心者でも迷うことなく取引できる。
セキュリティ面でも、GMOインターネットグループという東証プライム上場企業が運営しているため、信頼性が高い。
長年インターネット事業で培ったセキュリティノウハウを活かし、顧客資産の保護体制が構築されている。
初めて暗号資産を購入する人にとって、運営会社の信頼性は重要な判断材料となるだろう。
GMOコインは金融庁に登録された暗号資産交換業者である。暗号資産取引所を利用する際は、金融庁に登録された事業者かどうかを確認することが重要だ。
さらに、GMOコインでは500円という少額から取引を始められる。
初心者が大きな金額を投資することにはリスクが伴うが、少額から始めることで暗号資産投資の感覚を掴むことができる。
まずは小さく始めて徐々に慣れていきたいという初心者の心理に寄り添ったサービス設計となっている。
手数料面でも初心者に優しい。
入出金手数料や暗号資産の送付手数料が無料であるため、取引コストを気にせず投資を始められる。
初心者は手数料の仕組みを理解するのに時間がかかることも多いが、GMOコインでは多くの手数料が無料となっているため、余計な心配をする必要がない。
こうした初心者向けの配慮が随所に施されていることから、GMOコインは暗号資産投資を初めて行う人に最適な取引所と言える。
手数料をなるべく抑えたい人
コスト重視で取引所を選びたい人にとって、GMOコインは非常に魅力的な選択肢である。
暗号資産取引では手数料が積み重なることで利益が目減りするため、手数料の安さは取引所選びの重要なポイントとなる。
GMOコインの最大の強みは、主要な手数料がすべて無料である点だ。
具体的には、即時入金手数料、日本円の出金手数料、暗号資産の送付手数料が無料となっている。
他の取引所では出金時に数百円、暗号資産の送付時には数千円の手数料がかかることも珍しくないが、GMOコインではこれらのコストがかからない。
- 即時入金手数料:無料
- 日本円の出金手数料:無料(大口出金を除く)
- 暗号資産の送付手数料:無料
特に暗号資産の送付手数料が無料である点は大きなメリットだ。
他の取引所やウォレットに暗号資産を移動させる際、通常はネットワーク手数料として一定額が差し引かれる。
しかし、GMOコインではこの手数料を取引所側が負担してくれるため、ユーザーは無料で送付できる。
頻繁に暗号資産を移動させる人にとっては、大きなコスト削減につながる。
取引所(取引板)での売買手数料についても、Maker手数料がマイナス手数料(手数料を受け取れる)となっている銘柄もあり、取引すればするほどお得になる仕組みが用意されている。
販売所と取引所の両方を使い分けることで、さらに効率的な取引が可能である。
また、日本円の出金手数料が無料(大口出金を除く)である点も見逃せない。
利益確定や資金の引き出しを頻繁に行う人にとって、出金手数料は馬鹿にならないコストとなる。
GMOコインならこの心配が不要だ。
このように、GMOコインは取引にかかるあらゆる手数料を最小限に抑えられる取引所である。
長期的に取引を続けるほど手数料の差は大きくなるため、コスト重視の投資家にとってGMOコインは最適な選択肢と言える。
いろんな通貨に投資したい人
分散投資を考えている人や、様々な暗号資産に興味がある人にとって、GMOコインは理想的な取引所である。
その理由は、国内トップクラスの取扱銘柄数を誇っているためだ。
GMOコインでは、26種類以上の暗号資産を取り扱っている。
ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)といった時価総額上位の主要通貨はもちろん、リップル(XRP)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)、ポルカドット(DOT)、チェーンリンク(LINK)など、多様なアルトコインが揃っている。
投資の基本は分散投資である。
一つの銘柄に集中投資するよりも、複数の銘柄に分散して投資することでリスクを抑えることができる。
GMOコインなら一つの取引所で多様な銘柄に投資できるため、複数の取引所を使い分ける必要がない。
口座管理の手間が省ける点も大きなメリットだ。
一つの取引所で多様な銘柄に投資できることで、複数の取引所を使い分ける必要がなく、口座管理の手間が省ける。
また、新しい銘柄の取り扱いも積極的に行っている。
2024年4月には新たな銘柄が追加され、取引所(レバレッジ取引)の取扱銘柄数は国内最多水準となった。
暗号資産市場は日々進化しており、新しいプロジェクトや技術が次々と登場する。
GMOコインなら、話題の新しい銘柄にいち早く投資できる可能性が高い。
各銘柄の価格チャートや関連情報も、GMOコインの公式サイトやアプリで確認できる。
複数の銘柄を比較検討しながら投資判断を行いたい人にとって、一つのプラットフォームですべての情報が得られることは大きな利便性となる。
さらに、GMOコインでは販売所と取引所の両方で多くの銘柄を取り扱っている。
初心者でも簡単に購入できる販売所と、より有利な価格で取引できる取引所を使い分けることで、それぞれの銘柄に最適な方法で投資できる。
このように、GMOコインは豊富な銘柄ラインナップによって、分散投資や多様な投資戦略を実現したい人に最適な環境を提供している。
様々な暗号資産に投資したい人にとって、GMOコインは最有力の選択肢となるだろう。
少額から積立を始めたい人
コツコツと長期的に資産形成をしたい人、リスクを抑えながら暗号資産投資を始めたい人にとって、GMOコインの積立サービスは非常に魅力的である。
GMOコインの「つみたて暗号資産」は、わずか500円から積立投資を始められる。
月に数千円や数万円を投資するのは負担が大きいと感じる人でも、500円なら無理なく始められるだろう。
少額から始めて徐々に積立額を増やしていくことも可能だ。
積立プランは、毎日プラン、毎週プラン、毎月プランの3種類から選べる。
- 毎日プラン:毎日少しずつ購入することで、価格変動のリスクを最小限に抑えられる
- 毎週プラン:毎週水曜日に自動で購入が行われる
- 毎月プラン:毎月10日に自動で購入が行われる
自分のペースに合わせて柔軟に設定できる点が便利だ。
積立投資の最大のメリットは、ドルコスト平均法によってリスクを分散できることである。
定期的に一定額を投資することで、価格が高い時には少なく、価格が安い時には多く購入できる。
結果として、平均取得単価を抑えることができ、価格変動に一喜一憂せずに済む。
暗号資産は価格変動が大きいため、この手法は特に有効である。
積立対象の銘柄は自由に選べ、複数の銘柄を組み合わせることも可能だ。ビットコイン(BTC)だけでなく、イーサリアム(ETH)や他のアルトコインも積立対象となっている。自分の投資戦略に合わせて、種類も数も自由にカスタマイズできる。
設定受付時間は毎日15時から翌日12時までとなっており、いつでも積立設定の変更や停止ができる。
ライフスタイルの変化に応じて柔軟に対応できる点も、長期投資を続けるうえで重要なポイントだ。
また、積立投資は自動で行われるため、購入タイミングを考える必要がない。
「今は買い時か」「もう少し待つべきか」といった判断に悩むこともなく、感情に左右されずに投資を継続できる。
投資初心者が陥りがちな「高値で買って安値で売る」という失敗を避けやすい。
さらに、GMOコインでは手数料が抑えられているため、積立投資でもコストを気にする必要が少ない。
長期的に積み立てる場合、手数料の積み重ねは無視できない要素となるが、GMOコインなら安心だ。
このように、GMOコインの積立サービスは、少額から無理なく暗号資産投資を始めたい人、長期的な資産形成を目指す人に最適なサービスとなっている。
初心者でもリスクを抑えながら投資を始められる仕組みが整っており、積立投資を検討している人にとってGMOコインは有力な選択肢となるだろう。
c
GMOコインの評判を検討する上で、他の主要な暗号資産取引所との比較は欠かせない。
国内には複数の取引所が存在し、それぞれ異なる強みや特徴を持っている。
GMOコインを選ぶべきか、他の取引所を選ぶべきかを判断するには、手数料体系、取扱銘柄数、サービス内容などを多角的に比較する必要がある。
GMOコインの最大の特徴は、各種手数料の無料体系である。
日本円の入出金手数料、暗号資産の送金手数料、取引所での取引手数料(Maker)がすべて無料となっており、コストを抑えた取引が可能である。
また、GMOインターネットグループという大手企業が運営母体であることから、セキュリティ面での信頼性も高く評価されている。
取扱銘柄数については、GMOコインは26種類以上の暗号資産を取り扱っており、国内取引所の中でも充実したラインナップを誇る。
ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)といったメジャー銘柄はもちろん、カルダノ(ADA)やコスモス(ATOM)など、他の国内取引所では取り扱いが少ない銘柄も提供している点が特徴である。
一方で、各取引所にはそれぞれ独自の強みがある。
取引量の多さを重視するユーザー、初心者向けの使いやすさを求めるユーザー、取引手数料の安さを最優先するユーザーなど、ニーズは多様である。
自身の取引スタイルや重視するポイントに応じて、最適な取引所を選択することが重要である。
以下では、GMOコインと国内主要取引所であるbitFlyer、Coincheck、bitbankとの具体的な違いを詳しく見ていく。
これらの比較を通じて、GMOコインがどのようなユーザーに適しているのか、また他の取引所を選ぶべきケースはどのような場合かを明確にしていく。
GMOコインとbitFlyer(ビットフライヤー)の違い
GMOコインとbitFlyerは、ともに国内を代表する暗号資産取引所であり、多くのユーザーから支持を集めている。
両者を比較すると、いくつかの重要な違いが浮かび上がってくる。
最も大きな違いの一つが手数料体系である。
GMOコインは日本円の入出金手数料、暗号資産の送金手数料がすべて無料となっている。
これに対してbitFlyerは、日本円の出金に220円から770円の手数料が発生し、暗号資産の送金にも手数料がかかる。
頻繁に入出金を行うユーザーや、他のウォレットへの送金を行うユーザーにとっては、GMOコインの手数料無料体系は大きなメリットとなる。
| 項目 | GMOコイン | bitFlyer |
|---|---|---|
| 日本円入金手数料 | 無料 | 無料~330円 |
| 日本円出金手数料 | 無料 | 220円~770円 |
| 暗号資産送金手数料 | 無料 | 有料 |
| 取扱銘柄数 | 26種類以上 | 約38銘柄 |
取扱銘柄数においては、bitFlyerが約38銘柄を取り扱っているのに対し、GMOコインは26種類以上の取り扱いとなっている。
2025年時点では、bitFlyerの方が取扱銘柄数で優位性を持っている。
より多様な銘柄に投資したいユーザーにとっては、bitFlyerの豊富なラインナップが魅力となる。
取引所(板取引)における取引手数料では、GMOコインはMaker手数料が無料、Taker手数料が0.05%となっている。
一方、bitFlyerの取引所では取引額に応じた手数料体系を採用しており、取引額が少ない場合は0.15%程度の手数料が発生する。
取引量が多くなるほど手数料率は下がる仕組みだが、少額取引においてはGMOコインの方が手数料面で有利である。
GMOコイン:Maker手数料無料、Taker手数料0.05%
bitFlyer:取引額に応じた手数料体系(少額取引時は約0.15%)
レバレッジ取引に関しては、両社とも対応しているが、手数料体系に違いがある。
GMOコインはレバレッジ取引の取引手数料が無料であり、ロスカット手数料も無料である。
建玉管理料として1日あたり0.04%が発生する点は共通している。
bitFlyerの強みは、国内で最も長い運営実績を持つ点である。
2014年の創業以来、一度もハッキング被害に遭っていないセキュリティの高さは、多くのユーザーから信頼を得ている。
また、ビットコイン(BTC)の取引量が国内トップクラスである点も、流動性を重視するトレーダーにとっては重要なポイントとなる。
ユーザーインターフェースについては、bitFlyerは「Lightning」という高機能な取引ツールを提供しており、上級者向けの詳細なチャート分析が可能である。
GMOコインも「WebTrader」や専用アプリで充実した機能を提供しているが、より本格的なトレーディングツールを求めるユーザーにはbitFlyerのLightningが好まれる傾向がある。
GMOコインが適しているユーザー:
- 手数料を最小限に抑えたい
- 暗号資産の送金を頻繁に行う
- 少額取引が中心
bitFlyerが適しているユーザー:
- より多くの銘柄に投資したい
- 取引量の多さと流動性を重視
- 長い運営実績と高度な取引ツールを求める
GMOコインとCoincheck(コインチェック)の違い
GMOコインとCoincheckは、それぞれ異なる顧客層をターゲットとした特徴を持つ取引所である。
両者の違いを理解することで、自身のニーズに合った取引所を選択できる。
最も顕著な違いは、アプリの使いやすさとユーザー層である。
Coincheckは2019年から2024年まで5年連続でアプリダウンロード数が国内No.1を獲得しており、特に初心者ユーザーからの支持が厚い。
アプリのデザインが直感的で分かりやすく、暗号資産取引が初めてのユーザーでも簡単に操作できる点が大きな魅力となっている。
GMOコインもアプリの使いやすさには定評があるが、Coincheckはより初心者向けのシンプルな設計に特化している。
手数料面では、両社で大きな違いが見られる。
GMOコインは日本円の入出金手数料、暗号資産の送金手数料がすべて無料である。
これに対してCoincheckは、日本円の出金に407円の手数料が発生し、ビットコイン(BTC)の送金には0.0005BTCの手数料がかかる。
長期的に取引を行うユーザーにとって、この手数料の差は大きなコスト差となる。
GMOコインは各種手数料が無料なのに対し、Coincheckは日本円出金407円、ビットコイン(BTC)送金0.0005BTCの手数料がかかる点に注意が必要である。
取引方法についても違いがある。
Coincheckは販売所形式がメインであり、取引所形式での取引は一部の銘柄に限られている。
販売所形式では、取引手数料自体は無料だが、購入価格と売却価格の差であるスプレッドが実質的なコストとなる。
このスプレッドは市場の状況により変動するが、一般的に数パーセントの幅がある。
一方、GMOコインは販売所と取引所の両方を提供しており、多くの銘柄で取引所形式の取引が可能である。
取引所形式では、Maker手数料が無料、Taker手数料が0.05%と、スプレッドよりも明確で低コストな取引が可能である。
頻繁に取引を行うユーザーや、コストを重視するユーザーにとっては、GMOコインの取引所形式が有利である。
| 項目 | GMOコイン | Coincheck |
|---|---|---|
| 入金手数料 | 無料 | 無料 |
| 出金手数料 | 無料 | 407円 |
| 送金手数料 | 無料 | 0.0005BTC |
| 取引形式 | 販売所・取引所 | 販売所メイン |
| 取引所手数料 | Maker無料/Taker0.05% | 一部銘柄のみ |
Coincheckの取扱銘柄数は2025年時点で34種類となっており、GMOコインの26種類以上と比較すると多い。
2025年にはドージコイン(DOGE)、ペペ(PEPE)などのミームコインや新興銘柄も追加されており、話題性のある銘柄への投資機会が豊富である。
サービスの多様性という点では、Coincheckに独自の強みがある。
Coincheckは暗号資産取引だけでなく、NFTマーケットプレイス「Coincheck NFT」や、電気・ガス料金の支払いでビットコイン(BTC)が貯まる「Coincheckでんき・ガス」など、暗号資産に関連した幅広いサービスを展開している。
暗号資産エコシステム全体を楽しみたいユーザーには、Coincheckの総合的なサービスが魅力的である。
セキュリティ面では、両社とも高水準の対策を講じている。
Coincheckは2018年のハッキング事件以降、マネックスグループの傘下に入り、セキュリティ体制を大幅に強化した。
現在では二段階認証、コールドウォレット管理、SSL暗号化通信など、業界標準のセキュリティ対策を実施している。
GMOコインもGMOインターネットグループの一員として、同様の高水準なセキュリティ体制を整えている。
- Coincheckが向いている人:暗号資産取引が初めてのユーザー、使いやすさ重視、NFTなど関連サービスも利用したい、多様な銘柄に投資したい
- GMOコインが向いている人:手数料を抑えたい、取引所形式での板取引を活用したい、頻繁に入出金や送金を行う
結論として、暗号資産取引が初めてで使いやすさを最優先するユーザー、NFTなど関連サービスも利用したいユーザーにはCoincheckが適している。
一方、手数料を抑えて効率的に取引したいユーザー、取引所形式での板取引を活用したいユーザーにはGMOコインが適していると言える。
GMOコインとbitbank(ビットバンク)の違い
GMOコインとbitbankは、ともに取引コストの低さを強みとする取引所だが、そのアプローチには違いがある。
両者の違いを詳しく見ていくことで、より自身に合った取引所を選択できる。
bitbankの最大の特徴は、現物取引(取引所形式)に完全に特化している点である。
販売所形式を提供せず、すべての取扱銘柄で板取引が可能となっている。
これにより、ユーザーは常に最も有利な価格で取引を行うことができる。
GMOコインも取引所形式を提供しているが、販売所形式も併設しており、初心者は販売所から始めることもできる。
取引手数料の体系には違いがある。
GMOコインはMaker手数料が無料、Taker手数料が0.05%である。
一方、bitbankはMaker手数料が-0.02%、Taker手数料が0.12%となっている。
bitbankのMaker手数料がマイナスということは、指値注文で板に流動性を提供すると、逆に手数料が受け取れる仕組みである。積極的に指値注文を活用するトレーダーにとっては、bitbankの方が有利となる場合がある。
ただし、Taker手数料(成行注文や、既存の注文を約定させる注文)については、GMOコインの0.05%に対してbitbankは0.12%と、GMOコインの方が低い。
成行注文を多用するトレーダーにとっては、GMOコインの方がコスト面で有利である。
| 取引所 | Maker手数料 | Taker手数料 |
|---|---|---|
| GMOコイン | 無料 | 0.05% |
| bitbank | -0.02% | 0.12% |
スプレッドについては、両社とも取引所形式をメインとしているため、販売所と比較して非常に狭い。
ただし、bitbankは国内でも特に取引量が多い取引所の一つであり、流動性の高さから実質的なスプレッドが狭くなる傾向がある。
特にビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、リップル(XRP)などの主要銘柄では、bitbankの取引量は国内トップクラスである。
入出金手数料では、GMOコインが明確な優位性を持つ。
GMOコインは日本円の入出金手数料、暗号資産の送金手数料がすべて無料である。
これに対してbitbankは、日本円の入金手数料は無料だが、出金時には金額に応じて550円または770円の手数料が発生する。
また、暗号資産の送金にも手数料がかかる。
頻繁に入出金を行うユーザーや、外部ウォレットへの送金を行うユーザーにとっては、GMOコインの手数料無料体系は大きなメリットとなる。
| 手数料項目 | GMOコイン | bitbank |
|---|---|---|
| 日本円入金 | 無料 | 無料 |
| 日本円出金 | 無料 | 550円/770円 |
| 暗号資産送金 | 無料 | 有料 |
取扱銘柄数については、GMOコインが26種類以上を取り扱っているのに対し、bitbankは約40銘柄程度を提供している。
bitbankは2025年時点で取扱銘柄を積極的に拡大しており、より多様な投資機会を求めるユーザーには魅力的である。
レバレッジ取引については、GMOコインが充実したサービスを提供している。
取引手数料無料で、建玉管理料は1日あたり0.04%である。
bitbankもレバレッジ取引を提供しているが、Maker手数料-0.02%、Taker手数料0.12%、建玉管理料0.04%/日という体系である。
レバレッジ取引を積極的に行うユーザーにとっては、両社とも競争力のあるサービスを提供している。
セキュリティ面では、bitbankは2014年の創業以来、一度もハッキング被害に遭っていない実績を持つ。
マルチシグ対応のコールドウォレット、ISMS(ISO/IEC 27001)認証、バグバウンティ制度など、多層的なセキュリティ対策を実施している。
GMOコインも同様に、GMOインターネットグループの技術力を活かした高水準のセキュリティ体制を整えており、両社とも信頼性の高い取引所である。
ユーザーインターフェースについては、bitbankは上級者向けの本格的なトレーディングツールに定評がある。
チャート分析機能が充実しており、TradingViewを統合したチャート機能により、100種類以上のテクニカル指標を利用できる。
GMOコインも高機能なチャートツールを提供しているが、より詳細なテクニカル分析を行いたい上級トレーダーには、bitbankのツールが好まれる傾向がある。
GMOコインが向いているユーザー:
- 入出金や送金を頻繁に行うユーザー
- 総合的な手数料の安さを重視するユーザー
- レバレッジ取引も活用したいユーザー
bitbankが向いているユーザー:
- 現物取引に特化して本格的なトレーディングを行いたいユーザー
- Maker手数料のマイナス還元を活用したいユーザー
- 高い流動性を重視するユーザー
どちらもコストパフォーマンスに優れた取引所であり、自身の取引スタイルに応じて選択することが重要である。
GMOコインの始め方・口座開設の流れ
GMOコインで暗号資産取引を始めるには、まず口座開設の手続きを完了させる必要がある。
GMOコインの口座開設は完全オンラインで完結し、郵送での手続きには対応していない。
スマートフォンとインターネット環境があれば、最短10分程度で申込手続きを終えることができる。
口座開設の流れは大きく分けて5つのステップで構成されている。
- メールアドレスの登録
- パスワード設定
- 2段階認証の設定
- お客様情報の入力
- 本人確認書類の提出
すべての手続きがスムーズに進めば、最短で即日中に口座開設が完了し、取引を開始できる状態になる。
GMOコインでは本人確認方法として複数の選択肢を用意しており、利用者の状況に応じて最適な方法を選択できる。
特に「かんたん本人確認」を利用すれば、スマートフォンのカメラで本人確認書類と自分の顔を撮影するだけで手続きが完了するため、非常にスピーディーである。
必要なものを準備する
GMOコインで口座開設を行う前に、必要な書類や情報を事前に準備しておくことで、手続きをスムーズに進めることができる。
まず必須となるのが本人確認書類である。
GMOコインでは複数の本人確認書類に対応しており、利用者は自分が用意しやすいものを選択できる。
本人確認書類として使用できるもの
本人確認書類として使用できるのは、以下のものである。
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- 個人番号カード(マイナンバーカード)
- 住民基本台帳カード(顔写真あり)
- 在留カード
- 特別永住者証明書
これらの書類は有効期限内のものである必要があり、記載内容が鮮明に読み取れる状態でなければならない。
特に運転免許証やマイナンバーカードは多くの人が所持しているため、これらを用意しておくと良いだろう。
メールアドレスと携帯電話番号
口座開設時にはメールアドレスと携帯電話番号も必要になる。
メールアドレスはGMOコインからの重要な通知を受け取るために使用されるため、普段から確認しているアドレスを登録することが推奨される。
携帯電話番号は2段階認証の設定に必要となり、セキュリティを高めるための重要な要素である。
銀行口座の情報
銀行口座の情報も準備しておくと便利である。
GMOコインでは日本円の入出金を行うために銀行口座の登録が必要となるため、口座番号や支店名などの情報をすぐに参照できるようにしておくことで、手続きの時間を短縮できる。
本人名義の銀行口座のみが登録可能であり、家族名義の口座などは使用できない点に注意が必要である。
スマートフォンのカメラ機能
スマートフォンを使って「かんたん本人確認」を利用する場合は、カメラ機能が正常に動作することを事前に確認しておくことも重要である。
本人確認書類を撮影する際には、書類全体が画面に収まり、文字が鮮明に読み取れる必要があるため、照明が十分な環境で撮影することが求められる。
- 本人確認書類は有効期限内で鮮明なものを用意
- 普段使用しているメールアドレスと携帯電話番号を準備
- 本人名義の銀行口座情報を手元に用意
- スマートフォンのカメラが正常に動作することを確認
アカウント登録から本人確認まで
GMOコインの口座開設は、公式サイトまたはスマートフォンアプリからスタートする。
最初のステップとして、口座開設フォームにメールアドレスを入力し、登録ボタンをクリックする。
すると、入力したメールアドレス宛に認証用のURLが記載されたメールが届くため、そのリンクをクリックして次の画面に進む。
メールアドレスの認証が完了したら、次にパスワードの設定を行う。
パスワードは英数字と記号を組み合わせた強固なものを設定することが推奨される。
第三者に推測されにくい、十分な強度のパスワードを設定することで、アカウントのセキュリティを高めることができる。
パスワードの設定後は、ログイン時に毎回使用することになるため、忘れないように適切に管理する必要がある。
パスワード設定の次は2段階認証の設定である。
GMOコインではセキュリティ強化のために2段階認証を必須としており、携帯電話番号を登録してSMSで認証コードを受け取る方式を採用している。
携帯電話番号を入力すると、その番号宛に6桁の認証コードが送信されるため、受け取ったコードを画面に入力して認証を完了させる。
入力する情報は本人確認書類の記載内容と完全に一致している必要があるため、正確に入力することが重要である。特に住所については、本人確認書類に記載されている住所と現住所が異なる場合、事前に書類の更新を行っておく必要がある。
2段階認証の設定が完了したら、お客様情報の入力画面に進む。
ここでは以下の情報を入力する。
- 氏名
- 生年月日
- 住所
- 職業
- 投資経験
お客様情報の入力が完了すると、本人確認のステップに移る。
GMOコインでは3通りの本人確認方法を用意している。
最も推奨されるのが「かんたん本人確認」であり、スマートフォンアプリを使用して本人確認書類のICチップを読み取る方法である。
この方法では、マイナンバーカードなどのICチップ付き書類をスマートフォンにかざすだけで情報を読み取ることができ、非常にスピーディーに手続きが完了する。
| 本人確認方法 | 特徴 | 審査完了時間 |
|---|---|---|
| かんたん本人確認(ICチップ読み取り) | ICチップ付き書類をスマートフォンで読み取り | 最短10分~即日 |
| かんたん本人確認(撮影方式) | 書類の撮影と顔写真・動画撮影 | 最短10分~即日 |
| 画像アップロード方式 | 書類画像をアップロード | 数日程度 |
「かんたん本人確認」を利用する場合、本人確認書類の表面と裏面を撮影し、続いて自分の顔を撮影する。
アプリの指示に従って正面からの顔写真と、顔を動かした際の動画を撮影することで、本人確認が完了する。
この方法を使用すれば、最短で即日中に審査が完了し、取引を開始できる状態になる。
ICチップ付きの本人確認書類を持っていない場合や、スマートフォンがICチップ読み取りに対応していない場合は、画像アップロード方式を選択することもできる。
この場合は本人確認書類の画像をアップロードし、審査が完了するまで数日かかることがある。
本人確認の審査が完了すると、登録したメールアドレス宛に完了通知が届く。
この時点で口座開設の手続きは完了となり、GMOコインでの取引が可能になる。
審査結果は申込状況によって所要時間が異なるが、「かんたん本人確認」を利用した場合は最短10分程度で完了することもある。
口座開設後にやっておくこと
口座開設が完了したら、実際に取引を始める前にいくつかの初期設定を行っておくことが推奨される。
これらの設定を事前に済ませておくことで、より安全かつ快適に暗号資産取引を行うことができる。
日本円の入金
まず最初に行うべきなのが、日本円の入金である。
GMOコインで暗号資産を購入するためには、取引口座に日本円を入金する必要がある。
GMOコインでは複数の入金方法に対応しており、即時入金サービスを利用すれば、提携金融機関からリアルタイムで入金を反映させることができる。
即時入金は手数料が無料である場合が多いため、コストを抑えて入金できるメリットがある。
銀行口座の登録
銀行口座の登録もできるだけ早めに済ませておくことが望ましい。
出金先の銀行口座は本人名義のものである必要があり、口座情報を正確に登録することで、将来的に日本円を出金する際にスムーズに手続きを進めることができる。
複数の銀行口座を登録することも可能であるため、用途に応じて使い分けることもできる。
セキュリティ設定の見直し
セキュリティ設定の見直しも重要である。
口座開設時に2段階認証の基本設定は完了しているが、ログイン時だけでなく出金時や重要な設定変更時にも2段階認証を適用するよう設定を強化することで、より高いセキュリティレベルを維持できる。
また、定期的にパスワードを変更する習慣をつけることも、アカウントの安全性を保つために有効である。
- 2段階認証の適用範囲を拡大する
- 定期的にパスワードを変更する
- 推測されにくい複雑なパスワードを使用する
取引ツールやアプリの使い方確認
GMOコインの取引ツールやアプリの使い方を確認しておくことも推奨される。
GMOコインではパソコン向けのウェブ取引ツールと、スマートフォン向けの専用アプリを提供している。
それぞれの機能や操作方法を事前に確認し、デモ取引や少額取引で実際の操作感を試しておくことで、本格的な取引を始める際の失敗を防ぐことができる。
通知設定のカスタマイズ
通知設定のカスタマイズも行っておくと便利である。
GMOコインではメールやアプリのプッシュ通知で、価格変動や取引の成立、重要なお知らせなどを受け取ることができる。
自分の取引スタイルに合わせて通知設定を調整することで、重要な情報を見逃すことなく、効率的に取引を行うことができる。
手数料体系の確認
GMOコインの各種手数料体系を確認しておくことも重要である。
取引手数料、入出金手数料、送付手数料など、サービス利用に関わる手数料を事前に把握しておくことで、予期せぬコストの発生を防ぐことができる。
GMOコインは多くの手数料が無料または低水準に設定されているが、取引の種類や方法によっては手数料が発生する場合もあるため、公式サイトで最新の手数料情報を確認しておくことが推奨される。
- 取引手数料(現物取引・レバレッジ取引)
- 入出金手数料(日本円・暗号資産)
- 送付手数料(暗号資産の送金)
- レバレッジ手数料(建玉を翌日に持ち越す場合)
基本的な知識の学習
GMOコインの公式サイトやヘルプページで、取引に関する基本的な知識や用語を学習しておくことも有益である。
暗号資産取引には独特の用語や概念が多く存在するため、事前に基礎知識を身につけておくことで、より適切な判断で取引を行うことができる。
GMOコインでは初心者向けのガイドやFAQも充実しているため、これらのリソースを活用して知識を深めることができる。


