- メタプラネットの企業価値は約33.3億ドルに上昇。一方、ビットコイン保有額は28.6億ドルで、mNAVは1.17となった。
- ビットコインが11月21日の安値から約15%上昇するなか、メタプラネット株は約30%上昇。
メタプラネットのmNAVは同社のダッシュボードによると1.17に上昇。10月10日に始まった暗号資産の下落以来の最高水準となった。mNAVモデルは企業のビットコイン保有額と企業価値を比較する指標だ。
メタプラネットは現在、3万823BTC、約28.6億ドル(約4490億円、1ドル=157円換算)相当を保有しており、ビットコインを保有する上場企業として世界第4位の規模を誇る。これに対し、企業価値は約33.3億ドル(時価総額34.3億ドル、負債約3.04億ドル)で、mNAVは約1.17となった。
10月15日から12月初旬にかけて、メタプラネットのmNAVは1を割り、11月には0.84まで低下していた。同社は9月末に5268BTCと5419BTCの2度にわたる大型購入を実施して以降、ビットコインを購入していない。
ビットコインは11月21日に約8万ドル付近で底打ちしてから約15%上昇しており、同期間にメタプラネット株は約30%上昇した。
同社はまた、米Strategy(ストラテジー:MSTR)に類似した戦略として、永久優先株の発行申請も行っている。
メタプラネット株は12月10に12%上場し、471円で取引を終えた。
|翻訳・編集:CoinDesk JAPAN編集部
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|原文:Metaplanet Stock Jumps 12% as mNAV Climbs to 1.17, Highest Level Since Crypto Crisis


