グッゲンハイムCIO、ビットコインから撤退──2月には60万ドルになると予想

米投資会社グッゲンハイム・パートナーズで最高投資責任者(CIO)を務めるスコット・マイナード氏は、もうビットコインには投資していないと語った。同氏は今年初めにビットコインは60万ドルに達する可能性があると予測していた。

「何年も前に債券トレーダーとして学んだことは、何が起きているかわからないときは、マーケットから撤退するということ」とマイナード氏はCNBCのインタビューに答えた。「つまり、私の内なる声は、私が完全には理解していないことを告げている」。

マイナード氏は、もし誰かが2月に柴犬コイン(SHIB)に1000ドルを投資していたら、今では210万ドルになっていたと指摘した。同氏は、2020年12月にビットコインは40万ドルに達する可能性があると述べ、今年2月には60万ドルに達する可能性があると予想した。

ビットコインが3万ドル付近で推移していた6月後半には、少なくとも1万5000ドル付近まで下落する可能性があるとしていた。

「我々はそのときまで、ロング(買い持ち=強気の投資)していたが、売却した。ビットコインは私が予想していたところまで戻ってきたが、実際のところは、おそらくもっと下がるだろうと思っていた。でもそうはならなかったので、手を引いた」

現在、ビットコインは6万2000ドル付近で取引され、今月は約40%上昇している。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:Shutterstock
|原文:Guggenheim’s Minerd Predicted Bitcoin at $15K and $400K, Now He’s Out Entirely

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