ビットコイン、6万6000ドルを超え、史上最高値更新──先物ETFが後押し【更新】

ビットコイン(BTC)が6万6000ドルを超え、4月に記録した史上最高値の6万4889ドルを更新した。

CoinDeskのデータによると、ビットコインの価格は21日1時23分時点(日本時間)、6万6695ドル付近を推移している。24時間で約6.6%上昇し、年初からは約130%以上の上昇となっている。

19日、米証券取引委員会(SEC)が承認した初のビットコイン先物ETF(上場投資信託)「プロシェアーズ・ビットコイン・ストラテジーETF(ProShares Bitcoin Strategy ETF)」が取引開始となったことが上昇を後押ししたようだ。

事実、ニューヨーク証券取引所で取引されている同ファンドは、初日の取引高が10億ドルを超え、史上最高レベルの取引初日となった。

今後数週間のうちに、さらに複数のビットコイン先物ETFが取引開始となる可能性があり、アメリカの暗号資産投資家が「キャッシュ・アンド・キャリー」と呼ばれる裁定取引(キャリートレード)を実行できる可能性が生まれている。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:CoinDesk
|原文:Bitcoin Hits New All-Time High Above $65K on Strength of ETF Debut
|編集部より:直近のビットコイン価格を加え、記事を更新しました。