ビットコイン、4万3000ドル台に下落──FOMC議事要旨を受け、1カ月ぶりの安値

ビットコイン(BTC)が1カ月ぶりの安値まで下落している。米連邦準備制度理事会(FRB)が1月5日、12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を公開。8兆3000億ドルまで膨れ上がった保有資産の縮小についての議論が明らかになったことを受けての動きだ。

ビットコインはこの数年、新型コロナウイルス感染拡大で打撃を受けた経済とマーケットを支えるためにFRBが行った4兆ドル以上の金融緩和がインフレーションを加速し、ビットコインはインフレに対するヘッジとして機能するだろう、と考える投資家が増えるなか、上昇していた。

つまり、FRBが保有資産を縮小する動きはビットコインには下落圧力となる可能性がある。

米東部時間5日14時(協定世界時19時)に公開されたFOMCの議事要旨によると、「一部の参加者は、特に金融市場の豊富な流動性を考慮し、正常化プロセスについては、バランスシートのかなりの縮小が適切だろうと判断した」という。

ビットコインは2021年に約60%上昇したが、2022年に入ってからは5%近く下落している。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:TradingView
|原文:Bitcoin Falls to 1-Month Low as Fed Minutes Reveal Talks to Shrink Balance Sheet

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