インテル、「超低電圧」ビットコインマイニング専用チップを2月に発表

インテル(Intel)は2月に開催される半導体の国際会議「ISSCC 2022」で、暗号資産(仮想通貨)マイニング専用のチップを発表するようだ。

同会議のアジェンダを見ると、インテルの発表の1つは「Bonanza Mine: An Ultra-Low-Voltage Energy-Efficient Bitcoin Mining ASIC」となっている。日程は2月23日。

新チップの発表でインテルは、ビットコイン・マイニングASIC(特定用途向け集積回路=マイニング専用マシン)市場において、初めてビットメイン(Bitmain)やマイクロBT(MicroBT)などと直接競合することになる。

暗号資産マイニングは過去、インテル製などのGPU(グラフィックス・プロセッシング・ユニット)の価格を押し上げ、ゲーマーの怒りを買った。当時、競合のエヌビディア(Nvidia)とは異なり、自社GPUにイーサリアムのマイニングを制限する機能を加える予定はないとインテルは述べた。

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|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:Shutterstock
|原文:Intel to Unveil ‘Ultra Low-Voltage Bitcoin Mining ASIC’ in February