米コインベース、機関投資家向けビジネスが拡大

機関投資家は今、コインベース(Coinbase)のビジネスの50%を占め、3年前の10%から増加したとコインベース・インスティチューショナル(Coinbase Institutional)の責任者ブレット・テジポール(Brett Tejpaul)氏は2日、米マイクロストラテジー(MicroStrategy)が開催したカンファレンス「Bitcoin for Corporations」で述べた。

テジポール氏は、事業の拡大で機関投資家グループの規模も約12人から150人規模へと拡大したとマイクロストラテジーのマイケル・セイラーCEOに語った。機関投資家は大口取引が可能で、今後さらに重要になるだろうという。

さらに最近の新たなテーマとして、小売事業者がNFT(ノンファンジブル・トークン)に関心を示していることをあげた。小売事業者は資産をビットコインで保有することに慣れれば、顧客の暗号資産での支払いを受け入れるようになるかもしれないと語った。

テジポール氏はまた、機関投資家はステーブルコインにも慣れてきていると指摘。保有高は3年前の約100億ドルから現在は1500億ドルまで増加しているという。さらにビットコインに抵抗を持つ機関投資家がステーブルコインを保有することによって、暗号資産のエコシステムが維持されるとし、12月から1月にかけてビットコインが下落した際、ステーブルコインの利用が大幅に増加したと述べた。

一方、Genesis Global Tradingのマイケル・モロ(Michael Moro)CEOは、同社デリバティブ事業は1年前の約8倍に拡大しているとセイラーCEOに語った。モロ氏はまた、ヘッジファンドは過去1年、ビットコインに「殺到した」としてセイラーCEOと同じ見解を示した。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:Shutterstock
|原文:Coinbase, Genesis Highlight Massive Institutional Growth at MicroStrategy Conference

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