アメフトのスター選手が引退、自身のNFTスタートアップに注力

米NFLの伝説的クォーターバック(QB)、トム・ブレイディ(Tom Brady)は2月1日、正式に引退を発表。NFTスタートアップの創業者でもブレイディは、家族と過ごす時間を増やし、ビジネスに取り組むと述べた。

ブレイディは20シーズンをニューイングランド・ペイトリオッツでプレーし、スーパーボウルを6回制覇。昨シーズン、タンパベイ・バッカニアーズに移籍すると、7度目の制覇を果たした。

「未来はエキサイティング。私は幸運にも、Autograph、BRADY、TB12 Sportsのような素晴らしい会社を共同創業し、日々の運営と成長をサポートすることにワクワクしている。だが私の毎日がどのようなになるかは、まだこれからだ」とブレイディはインスタグラムに投稿した。

ブレイディは2021年4月にNFTプラットフォームのAutographを発表。アスリートやセレブが自身のNFTを作成、販売することを支援すると述べた。同社はファンタジースポーツのDraftKingsや映画会社のLionsgateと提携し、スター選手や映画シリーズをもとにしたNFTを作成した。

Autographは今月初め、大手ベンチャーキャピタルのアンドリーセン・ホロウィッツ(a16z)などから1億7000万ドルを調達した。だがブレイディは、以前から暗号資産に興味を持っていたようだ。

彼は、2020年のシーズン前に暗号資産業界に参加したいと考えたと米CoinDeskが開催したカンファレンス「Consensus 2021」で語っている。

「このオフシーズンは、本当に予期できないものだった。すべてが、あっという間に起きた。だが暗号資産とブロックチェーン技術について学べば学ぶほど、私は本当に自分自身、他のアーティスト、他のエンターテイメントブランドが素晴らしいNFTを作成できるプラットフォームの構築に関わりたいと思うようになった」とブレイディはその時、語っていた。

※敬称略

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:Shutterstock
|原文:Tom Brady Retires to Focus on Family, NFT Startup