<strong>野村ホールディングス子会社</strong>のレーザー・デジタル、ドバイでの営業ライセンスを取得

金融サービス大手、野村ホールディングスのデジタル資産運用子会社であるレーザー・デジタル(Laser Digital)は、ドバイ首長国の暗号資産(仮想通貨)規制機関「Virtual Asset Regulatory Authority(VARA)」から営業ライセンスを取得した。

ドバイに拠点を置くレーザー・デジタル・ミドル・イーストは、承認プロセスの4段階をすべて完了し、仮想資産(VA)ブローカー・ディーラー・サービスとVA管理・投資サービスを提供できるようになったという。

ドバイは今年初めにライセンス・プログラムを導入し、Crypto.comとOKXなどの企業が完全な承認に達する過程にある。世界最大の暗号資産取引所であるバイナンス(Binance)は、7月にドバイでのライセンスを取得した。

レーザー・デジタル・ミドル・イーストは、今後数カ月のうちにトレーディングとアセットマネジメント事業を開始し、店頭(OTC)トレーディングサービスとさまざまな暗号資産投資商品を提供する予定だという。

「VARAの徹底したコンサルティングプロセスは、機関投資家がこのアセットクラスに投資する際に必要な保証を提供するものだ」とレーザー・デジタルのジェズ・モヒディーン(Jez Mohideen)氏は述べている。

|翻訳:CoinDesk JAPAN
|編集:井上俊彦
|画像:ジェズ・モヒディーンCEO(Laser Digital)
|原文:Nomura’s Crypto Arm Gains Operating License Approval in Dubai
※編集部より:タイトルに誤りがありました。訂正のうえ、更新しました。

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