Web3インフラの開発・提供を手がけるG.U.Technologiesは、オリックス銀行と、改正資金決済法に準拠した特定信託受益権型（以下、信託型）ステーブルコイン発行に向けた実証実験を開始すると9月26日に発表した。基盤となるブロックチェーンには、日本企業が運営する、イーサリアム互換のパブリックチェーン「Japan Open Chain」を使用するという。
G.U.Technologiesは3月、「Japan Open Chain」上でのステーブルコイン発行に向けて、東京きらぼしフィナンシャルグループ、みんなの銀行、四国銀行とともに実証実験を開始したと発表している。
今回の実証実験では、信託型のメリットとブロックチェーン技術を活用したサービスの開発や、Japan Open Chain上でのステーブルコインの提供を目指した技術的検証を行う。
ステーブルコインは、6月の改正資金決済法の施行を受けて、動きが活発化。Binance JAPANと三菱UFJ信託銀行は、「Progmat Coin」基盤を活用したステーブルコインの発行に向けた共同検討を開始した。
｜文・編集：CoinDesk JAPAN編集部
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