マトリックス法によるテクニカル分析(2023/10/13)ビットコイン、重要なサポートラインに差し掛かる:楽天ウォレット

本稿ではビットコイン相場をパターン分析・移動平均線(9MA・25MA)・一目均衡表・ボリンジャーバンド・MACD・RSIの代表的な6種類のテクニカル分析で5段階(5→1:強→弱)で評価し、その平均で相場の強弱を評価する。
テクニカル分析において定点観測と客観性が重要と考える。代表的な分析手法を複数組み合わせることで、恣意性を排除し、精度を高める狙い。

※本記事は「楽天ウォレット」のテクニカルレポートを転載したものです。

サマリー

総合評点は3.0。半値押し、200日移動平均線、一目の雲の上限と重要なサポートに差し掛かっている。ここでサポートされれば、再び全値戻し、年初来高値を目指す展開が見えてくるが、割り込むと下降トレンドに転じかねない岐路に立っている。

パターン分析

7月高値455万円と9月安値365万円の半値戻し410万円をクリアしたが、新たに形成した上昇チャネルを下抜け。9月安値と10月高値の半値押しでサポートされている。ここでサポートされて全値戻しを目指すか、半値戻しがダマしに終わってしまうか、岐路に立っている。

評点:4

移動平均線

ゴールデンクロス発生から約1ヵ月経過。9MAは下向きに転じているが、200MAにサポートされており、こちらも岐路に立っている。

評点:3

一目均衡表

下髭は入ったが、雲の上限に何とかサポートされている。基準線が転換線に肉薄、遅行線もローソク足に近づいており、3役好転消滅間近。

評点:4

ボリンジャーバンド

バンドはスクィーズしたまま明確なトレンドは出ず。バンドの上限から中心に戻しており、この下落は健全な調整の様にも見える。

評点:3

MACD

デッドクロス発生。

評点:1

RSI

50近辺で方向感なし。

評点:3

評点

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|編集:coindesk JAPAN
|画像:Rakuten Wallet
|転載元:Rakuten Wallet