マイクロソフト、開発者向け報酬システム「アジュール・ヒーローズ」をローンチ

マイクロソフト、開発者向け報酬システム「アジュール・ヒーローズ」をローンチ

良いことをして、「アライグマ」を手に入れよう。

アジュール・ヒーローズ

これが、マイクロソフト(Microsoft)がブロックチェーン・ゲーミング・プロジェクトのエンジン(Enjin)と共同でローンチした新しいインセンティブ・スキームの背景にあるアイデアだ。

「アジュール・ヒーローズ(Azure Heroes)」と名づけられたこの取り組みのウェブページには、「技術コミュニティーに意義ある影響を与えたことに対するデジタル報酬を獲得する、新しく楽しい方法」と記されている。

簡単に説明すると、アジュール・ヒーローズは、コーチング、デモ版の作成、サンプルコードの提供、アジュールについての投稿、課題の達成といったポジティブなアクションに対して、アジュール・コミュニティーのメンバーに報酬を与えるものだ。

さまざまなカテゴリーで優れた貢献をしたメンバーには「バッジ」が与えられる。

カテゴリーには、コミュニティー・リーダシップ、コンテンツ、指導、イノベーターなどがある。

※編集部注:バッジ[badge]には、アライグマがデザインされている。アライグマは英語でバッジャー[badger]、つまりメンバーは報酬としてアライグマを手に入れる。

ノンファンジブル・トークン

アマイグマ・バッジの発行と取引は、イーサリアム・ブロックチェーンで行われ、受賞者はノンファンジブル・トークン(NFT:非代替性トークン)として保有することができる。

マイクロソフトは以下のように記した。

「マイクロソフトとエンジンは、ブロックチェーンベースの認証プログラムを作るために限定的なパイロット・プロジェクトで協力した。アジュール・ヒーローズのアライグマ・バッジは、イーサリアム・パブリック・ブロックチェーンでデジタル資産へとトークン化された、多くのユニークなデザインで作り上げられた」

まず「一部の西欧諸国」でのパイロット・プロジェクトでは、アライグマ・バッジはパブリック・ブロックチェーンで認証可能な限定数で作成される。

「シーズン」に応じて発行される一部のNFTは、他のものよりも獲得が難しいとマイクロソフトは説明した。

アライグマ・バッジは、受賞者にQRコードを送ることで発行され、コードをスキャンすると、受賞者はエンジンのウォレットをインストールするオプションが与えられる。獲得すれば、NFTであるバッジはパブリック・イーサリアム・アドレスに送ったり、望めば破壊することもできる。

今回のニュースは、エンジンのトークン価格を大きく引き上げたようだ。コインマーケットキャップ(CoinMarketCap)によると、当記事執筆時点でエンジンコインは24時間で44%以上上がった。

10月、エンジンは非公開の額の出資を受けた後、ウォレット&データ提供企業ブロックチェーン(Blockchain)の新たなベンチャー部門を構成する最初の1社となった。

エンジンはまた、今春、サムスン電子のフラッグシップモデルであるブロックチェーン対応スマートフォン、ギャラクシーS10(galaxy S10)の公式パートナーにもなった。

翻訳:山口晶子
編集:増田隆幸
写真:Badger image courtesy Microsoft/Enjin
原文:Microsoft Teams up With Enjin to Offer Crypto Collectible Rewards

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