ビットコインマイニング株が暗号資産株の上昇を牽引──ビットコインの12万2000ドル達成受け

- ビットコインが12万2000ドルを上回る史上最高値更新を達成したことを受け、14日の取引序盤ではビットコインマイニング株が暗号資産株の上昇を牽引した。
- MARAホールディングスは市場が開いてから1時間で約10%上昇し、約20.95ドルで取引された。
- ストラテジーやギャラクシー・デジタルといった他の主要暗号資産株もそれぞれ約4%上昇した。
ビットコイン(BTC)が12万3000ドル(約1784万円、1ドル145円換算)をやや下回る史上最高値まで駆け上がったことを受け、14日の取引序盤ではビットコインマイニング株が暗号資産(仮想通貨)株の上昇を牽引した。ビットコインはその後、12万2000ドルをやや下回る水準までわずかに反落している。
MARAホールディングス(MARA Holdings)は市場が開いてから1時間で約10%上昇し、約20.95ドル(約3000円)で取引された。一方クリーンスパーク(CleanSpark)は7.5%弱上昇し、約13.59ドル(約2000円)となった。
同じくマイニング企業であるコア・サイエンティフィック(Core Scientific)とライオット・プラットフォームズ(Riot Platforms)は、取引序盤で4~5%とやや控えめな上昇となった。
マイニングセクター以外では、ストラテジー(Strategy)やギャラクシー・デジタル(Galaxy Digital)といった主要暗号資産株がどちらも約3.75%上昇したが、コインベース(Coinbase)とサークル(Circle)の上昇率は2%未満だった。
ビットコインは欧州時間午前中に約12万2870ドルの史上最高値まで上昇したが、アメリカ市場が開く中約12万1700ドルまで反落した。
|翻訳・編集:林理南
|画像:Fran Velasquez/CoinDesk
|原文:Bitcoin Mining Stocks Lead Crypto Equity Gains After BTC Hits $122K