- スクエアは自社ネットワーク上の加盟店に対し、ビットコイン決済の導入を開始。
- スクエアは当初の販売業者のオンボーディングを開始し、顧客からのライトニングネットワーク経由でのビットコイン決済を受け付けられるようにしたと、ジャック・ドーシー氏が創業した企業であるブロックが発表。
- スクエアは来年までに、自社の販売端末を利用する全ての加盟店にこのサービスを提供する計画。
ジャック・ドーシー(Jack Dorsey)氏のスクエア(Square)は、自社のネットワーク上の加盟店向けにビットコイン(BTC)決済の導入を開始した。
スクエアは当初の販売業者のオンボーディングを開始し、顧客からのライトニングネットワーク(Lightning Network)経由でのビットコイン決済を受け付けられるようにしたと、スクエアの親会社であるブロック(Block)の執行役員、オーウェン・ジェニングス(Owen Jennings)が22日にXに投稿した。
決済は、ビットコインのレイヤー2であるライトニング・ネットワークを使用してほぼリアルタイムで行われ、スクエアが法定通貨への交換を処理する。
スクエアは来年までに、自社の販売プラットフォームを利用する全ての加盟店にこのサービスを提供する計画だ。
スクエアは5月にラスベガスで開催された「Bitcoin 2025」カンファレンスでこのシステムを試験運用し、参加者がバーコードをスキャンしてビットコインで購入できるようにした。
スクエアは、これまで速度の遅さが障壁となってきたビットコイン決済の普及を加速させる計画において、ライトニング・ネットワークを基盤技術と位置付けている。
ライトニング・ネットワークは、メインのビットコイン(Bitcoin)ブロックチェーンから離れた場所で取引を処理できるマイクロペイメントチャネルを構築することで、この問題に対処する。
|翻訳・編集:廣瀬優香
|画像:スクエアのPoSレジ(Square/Unsplash)
|原文:Square Begins Rollout of Bitcoin Payments for Sellers, Targets Full Availability by 2026


