クジラから小口まで、すべてのビットコインウォレットが現在は売却モード
  • 総合的な蓄積トレンドスコアは0.26まで低下し、数日間にわたって0.5を下回っており、広範な売り圧力を示している。
  • 1万BTC以上から1BTC未満までの幅広いウォレットが、マーケットの勢いが弱まる中で、蓄積から売却へと転じている。

暗号資産業界のセンチメントは急速に変化する可能性がある。

Glassnodeのデータによると、現在、すべてのビットコインウォレットのコホートは何らかの形で売却に転じている。コホート別に分類された蓄積トレンドスコア(Accumulation Trend Score :ATS)は、規模に応じた蓄積または売却の相対的な強さを測定するのに役立つ。

[蓄積トレンドスコア。:Glassnode]

この指標は、過去15日間に取得されたビットコインの量と、保有者(エンティティ)の規模の両方を考慮して蓄積の強さを評価する。

スコアが1に近いほど蓄積を示し、スコアが0に近いほど売却を示す。

なお、取引所やマイナーなど、一部の特殊なエンティティは計算対象から除外されている。

現在、1万BTC以上の大口保有者から1BTC未満の小口ウォレットに至るまで、すべてのグループが売却傾向にあるようだ。これは、ビットコインが12万4000ドルを超えて過去最高値を更新したわずか1週間ほど前には、すべてのコホートが蓄積モードにあったことから見て、急激な転換だ。

現在の売却フェーズは、利益確定の動きを反映している。歴史的に見ても、ビットコインは過去最高値を更新した後に短期的な調整が行われる傾向がある。

総合的な蓄積トレンドスコアは現在0.26を示しており、ここ数日間にわたり0.5を下回っている。

ビットコインは4月から7月まで4カ月連続で上昇している。しかし、8月は例年、取引が静かになり、出来高も減少する傾向がある。実際、過去3年間の8月はすべて、二桁%台の調整が発生している。

|翻訳:CoinDesk JAPAN
|編集:井上俊彦
|画像:Shutterstock
|原文:All Bitcoin Wallet Cohorts Now in Distribution Mode, Glassnode Data

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