- 非流動性供給量は1430万BTCを超え、30日間で2万BTC増加。
- ビットコインが8月中旬に12万4000ドルのピークに達した後も、長期保有者は蓄積を継続。
グラスノード(Glassnode)によると、ビットコイン(BTC)の非流動性供給量、つまり支出履歴の少ない主体が保有するコインは、8月下旬に1430万BTCを超え、過去最高に増加した。
現在流通しているビットコインは1990万BTCで、総供給量の約72%は非流動性であり、長期保有者やコールドウォレット保有者などの主体が保有。この増加は、最近の市場ボラティリティが高い状況下でも、蓄積傾向が継続していることを強調している。

8月中旬、ビットコインは12万4000ドルという史上最高値を記録した後、約15%下落。価格の下落にもかかわらず、非流動性供給量は増加を続け、保有者が短期的な調整に動じない姿勢を示している。
過去30日間だけで、非流動性供給量のネット増減は2万BTC増となり、投資家の揺るぎない信念を強調している。
このカテゴリーの継続的な増加は、供給量の逼迫を示唆しており、センチメントが回復すれば新たなモメンタムのための舞台が整えられる可能性がある。現時点では、この傾向は、ビットコインが長期的な価値の保存手段として信頼を高めていることを反映している。
|翻訳・編集:廣瀬優香
|画像:
|原文:Bitcoin Illiquid Supply Hits Record 14.3M as Long-Term Holders Continue to Accumulate


