Suiベースのイールドプロトコル「Nemo」がハッキングを受け、240万ドル相当の被害
  • スイ・ブロックチェーン上のイールドプロトコルであるネモが、240万ドルのエクスプロイト被害に遭った。
  • ハッカーはUSDコインをアービトラムからイーサリアムに移動させた。

暗号資産(仮想通貨)の価格の上下動は繰り返されるが、変わらないものもある。ハッキングだ。最新の被害者は、スイ(Sui)・ブロックチェーンを基盤とするイールドプロトコル「ネモ(Nemo)」だ。

このプロトコルは9月8日、ハッキングによって240万ドル(約3億6000万円、1ドル=150円換算)相当の被害を受け、機関投資家による暗号資産の採用が進む中でも分散型金融(DeFi)に持続的な脆弱性が存在することを浮き彫りにした。

悪意のある主体は、サークル(Circle)が発行するドルペッグ型ステーブルコインのUSDコイン(USDC)を盗み、盗んだトークンをアービトラム(Arbitrum)からイーサリアム(Ethereum)へブリッジしたとブロックチェーン・セキュリティ・データ分析企業のペックシールド(Peckshield)がXで発表した

ネモはスイ・ブロックチェーン上に構築されたDeFi利回り最適化プラットフォームだ。ユーザーはステーキングした資産を元本トークン(PT)と利回りトークン(YT)に分割することで利回りをトークン化し、将来の利回りを取引・ヘッジ・投機できる。

ハッキングの後、ネモの利回り取引のTVL(総預かり資産)が600万ドル(約90億円)超から153万ドル(約2億2950万円)に急落したことをDeFiLlamaのデータは示している。

[ネモの総預かり資産(TVL)。: (DefiLlama]

|翻訳:CoinDesk JAPAN
|編集:井上俊彦
|画像:Shutterstock
|原文:Sui-Based Yield Protocol Nemo Exploited for $2.4M in USDC

PR

ボーナスで始めるのにおすすめな国内暗号資産取引所3選

取引所名特徴

Coincheck
500円の少額投資から試せる!】
国内の暗号資産アプリダウンロード数.No1
銘柄数も最大級 、手数料も安い
無料で口座開設する

bitbank
【たくさんの銘柄で取引する人向け】
◆40種類以上の銘柄を用意
◆1万円以上の入金で現金1,000円獲得
無料で口座開設する

bitFlyer
初心者にもおすすめ】
◆国内最大級の取引量
◆トップレベルのセキュリティ意識を持つ
無料で口座開設する