- メタプラネットは海外募集による新株式発行を通じて、手取概算で約2041億円を調達する見込みだと発表。
- メタプラネット株は10日に16%急騰。
- ナカモト・ホールディングスは、3000万ドル(約44億4000万円、1ドル148円換算)相当の新株購入を決定したと発表。
日本最大のビットコイン(BTC)トレジャリー企業であるメタプラネットは、世界最大の暗号資産(仮想通貨)であるビットコインの保有を強化するため、海外募集による新株式発行を通じて、手取概算で約2041億円を調達する計画だ。
東京に拠点を置く同社は、すでに2万136BTCを保有しており、世界の上場企業の中で第6位の保有量を誇り、3億8500万株の新株を1株あたり553円に設定すると発表。同社株は10日、過去最高の取引高を記録し、16%急騰して714 円となった。
ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の暗号資産アドバイザーであるデビッド・ベイリー(David Bailey)氏が創業したビットコイントレジャリー企業、ナカモト・ホールディングス(Nakamoto Holdings)は、別の声明で、3000万ドル(約44億4000万円)相当の新株購入を決定したと発表。ナカモト・ホールディングスの株価は9日に77%急騰した。
メタプラネットは、調達資金のうち1837億円を、9月と10月に実施するビットコインの購入に充てると発表。さらに204億円は、ビットコイン・インカム事業に充てられる予定だ。
8月に発表されたこの発行が完了すると、メタプラネットの発行済株式総数は11億4000万株超に増加する。
|翻訳・編集:廣瀬優香
|画像:メタプラネットの株価(TradingView)
|原文:Metaplanet to Raise $1.4B in International Share Sale, Stock Jumps 16%


