SBINFTは9月17日、同社が運営するNFTマーケットプレイス「SBINFT Market」が、日本ブロックチェーン基盤が管理する「Japan Open Chain(JOC)」に対応したことを発表した。
開発は同月12日に完了しており、これによりユーザーは、既存のEthereumやPolygonに加え、新たにJOC上で発行されたNFTの取引が可能となる。
SBINFT Marketは、審査をクリアしたコンテンツホルダーのみがNFTを発行できる承認制を採用。マーケットプレイスのマルチチェーン化を推進することで、多様なNFTの流通を促進しユーザーの利便性向上を図ることを目的としている。
一方、Ethereumと完全な互換性を持つレイヤー1ブロックチェーンJapan Open Chainには現在、14社のバリデータ(ブロックチェーン運営パートナー)が参画している。
国内におけるデジタルアセットの創造と流通を共同で推進するという両社の目的が合致し、今回の連携が実現した。
今回の連携を契機に、JOCは、アート、ゲーム、メタバースといったNFT領域での本格的な展開を加速させる方針を示している。
|文:栃山直樹
|画像:リリースから


