XRPの個人投資家センチメントが弱気に転じる──逆張り買いシグナルが点灯
  • XRPの弱気コメント比率は、最近2回にわたって1.0を下回り、恐怖心による売り圧力が生じている可能性を示している。
  • 過去のパターンでは、個人投資家のセンチメントが極端にネガティブな時は買いの機会のサインである可能性があることが示されている。
  • 過去の市場反転の傾向を踏まえると、現在のXRPをめぐるネガティブなセンチメントは、需要が増加すれば追い風となる可能性がある。

歴史的に逆張りで利益が出てきた指標において、エックス・アール・ピー(XRP)では再び個人投資家の懐疑的な見方が示されている。

サンティメント(Santiment)のデータによれば、XRPに関するコメントにおける強気と弱気の比率は、過去3日間で2回1.0を下回った。10月4日が0.74、10月6日が0.86であり、これらの水準は歴史的に恐怖心による売り圧力と一致する。

背景として、個人投資家のセンチメントがここまでネガティブとなったのは、トランプ大統領が関税計画を発表したころにあたる半年前が最後だ。この出来事の後に底値が形成され、その後もコメントは慎重なままだったが、価格は徐々に上昇した。

サンティメントは、この動きをシンプルに説明している。小規模なトレーダーが一方的に傾きすぎるとき、市場は逆方向にブレイクする傾向があるという。

9月の高値は、逆の教訓をもたらした。17日には強気コメントが弱気コメントを3.21対1で上回り、熱狂的な水準となった。これは、XRPが3.14ドル超えで上げ止まったタイミングと一致しており、その後反落した。

この状況は、ナラティブ(物語)と記録との間のフィードバックループを浮き彫りにしている。高値で一斉に楽観論に傾くコミュニティは反転を引き起こすことが多く、逆に、群衆が絶望感に包まれている中で価格が安定またはじりじりと上昇する局面は、次の上昇の始まりとなる傾向がある。

XRPについて、これは現在のFUD(恐怖、不確実性、疑念:fear, uncertainty and doubt)の壁が警告というよりはむしろ、需要が入ってきて逆張りシグナルが有効であることを証明すれば追い風になる可能性があることを意味する。

|翻訳・編集:林理南
|画像:Shutterstock
|原文:XRP Retail Sentiment Flips Bearish, Flashing a Contrarian Buy Signal

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