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ポリゴン(POL/旧MATIC)を購入したいけど、どの取引所で買えばいいのか分からない、国内取引所と海外取引所のどちらを選ぶべきか迷っている、MATICからPOLへの移行について詳しく知りたい、と悩んでいませんか?
暗号資産の購入は、取引所選びを誤ると余計な手数料で損をしたり、セキュリティ対策が不十分でハッキングのリスクに晒されたりする可能性がある。
特にポリゴンは2024年にMATICからPOLへのアップグレードを実施しており、最新の情報を把握せずに購入すると混乱を招く恐れもある。
初心者から経験者まで、正しい知識を持って安全に購入することが重要である。
この記事を読めば、自分に最適な取引所を選び、安全かつ効率的にポリゴンを購入できるようになる。
手数料を最小限に抑えながら、セキュリティ対策を万全にした状態で暗号資産投資をスタートできるはずである。
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ポリゴン(POL/旧MATIC)とは?買う前に知っておきたい基本
ポリゴン(POL/旧MATIC)は、イーサリアムブロックチェーンの課題を解決するために開発されたレイヤー2スケーリングソリューションである。
2023年10月にPOLアップグレード契約が稼働し、より高度な機能を持つ次世代の暗号資産として生まれ変わった。
ポリゴンの最大の特徴は、イーサリアムが抱える「取引処理の遅延」と「高額なガス代(手数料)」という2つの大きな問題を解決することにある。
イーサリアムのメインネットでは取引が集中すると処理速度が低下し、1回の取引で数千円から数万円のガス代がかかることも珍しくない。
これに対してポリゴンは、イーサリアムへ定期チェックポイントを行い整合性を担保する設計となっており、取引処理を高速化し、手数料を大幅に削減することに成功している。
具体的には、ポリゴンを利用することで取引手数料は数円程度に抑えられ、取引の承認時間も数秒で完了する。
この圧倒的なコストパフォーマンスと処理速度の速さにより、NFTマーケットプレイス、DeFi(分散型金融)プロトコル、ブロックチェーンゲームなど、多様なプロジェクトがポリゴン上で展開されている。
実際に、世界中で数百万人のユーザーが日常的にポリゴンを利用しており、実用性の高いブロックチェーンプラットフォームとして確固たる地位を築いている。
POLトークンは2025年10月時点で時価総額ランキング40位台に位置しており、暗号資産市場において高い人気と需要を維持している。
元々はMATICという名称で知られていたが、Polygon 2.0というビジョンのもと、より包括的なエコシステムを構築するためにPOLへと進化した。
この移行により、ステーキング機能の強化、複数のブロックチェーンをつなぐクロスチェーン機能の向上など、従来よりも高度な技術的能力を獲得している。
ポリゴンを購入する前に理解しておくべき重要なポイントとして、まずイーサリアムとの深い関係性が挙げられる。
ポリゴンはイーサリアムと競合するのではなく、イーサリアムを補完し、その可能性を拡張する存在である。
そのためイーサリアムのアップデートや市場動向がポリゴンの価格にも影響を与える傾向がある。
次に、実需の高さも注目すべき点である。
単なる投機目的のトークンではなく、実際のプロジェクトやサービスで広く使用されているため、長期的な価値の裏付けがある。
大手企業やブランドもポリゴンを活用したプロジェクトを展開しており、実社会での採用事例が増加し続けている。
また、日本国内での取引環境も整備されている。
金融庁に登録された国内の暗号資産取引所でPOLを購入することができ、法的な保全を受けながら安全に取引を行うことが可能である。
海外の取引所を利用する場合と比較して、日本語でのサポートが受けられることや、日本円での直接購入ができることは大きなメリットといえる。
ポリゴンはサイドチェーンと呼ばれる技術を活用し、イーサリアムのメインチェーンとは別に取引を処理することで高速性と低コストを実現している。処理された取引の結果は定期的にイーサリアムのメインチェーンに記録されるため、イーサリアムの高いセキュリティの恩恵を受けることができる。
投資判断をする上では、ポリゴンが属するレイヤー2ソリューション市場全体の競争環境も考慮する必要がある。
Arbitrum、Optimism、zkSyncなど、同様の目的を持つプロジェクトが複数存在し、それぞれが技術的な優位性を競っている。
ポリゴンはこの分野の先駆者として市場シェアを確立しているものの、継続的な技術革新とエコシステムの拡大が今後の成長の鍵となる。
価格変動のリスクについても十分に認識しておくべきである。
暗号資産市場は全体として高いボラティリティを持ち、POLの価格も短期間で大きく変動する可能性がある。
投資を行う際は、余裕資金の範囲内で、長期的な視点を持って取り組むことが推奨される。
ポリゴンの将来性を左右する要素として、開発チームの継続的な取り組みと、エコシステムの成長が挙げられる。
ポリゴンの開発チームは業界内で高い評価を受けており、定期的なアップデートと新機能の追加を行っている。
また、開発者向けの支援プログラムやコミュニティ活動も活発であり、プラットフォームとしての魅力を高め続けている。
このようにポリゴン(POL/旧MATIC)は、確かな技術的基盤、実用的なユースケース、そして成長するエコシステムを持つ暗号資産である。
購入を検討する際は、これらの基本的な特徴と投資リスクを十分に理解した上で、自身の投資目的とリスク許容度に合わせた判断を行うことが重要である。
ポリゴンが買える取引所はどこ?
ポリゴン(POL/旧MATIC)は、イーサリアムのスケーラビリティ問題を解決するレイヤー2ソリューションとして注目を集めている暗号資産である。
POLアップグレード契約は2023年10月にメインネットで稼働しており、移行は段階的に進行中。
現在、国内外の複数の取引所でポリゴンの購入が可能であり、投資家は自身のニーズに応じて最適な取引所を選択することができる。
国内取引所では、金融庁に登録された暗号資産交換業者がポリゴンを取り扱っており、日本円で直接購入できる利便性がある。
主要な国内取引所としては、コインチェック(Coincheck)、SBI VCトレード、ビットポイント(BITPOINT)などが挙げられる。
これらの取引所は日本語サポートが充実しており、初心者でも安心して利用できる環境が整っている。
一方、海外取引所では、バイナンス(Binance)やバイビット(Bybit)といった大手プラットフォームでポリゴンの取引が可能である。
海外取引所は取扱銘柄が豊富で、取引量も多いため、より有利な価格で購入できる可能性がある。
日本の金融庁の監督下にないため、利用には一定のリスクが伴うことを理解しておく必要がある。
取引所を選ぶ際には、以下の要素を総合的に比較検討することが重要である。
- 手数料体系
- セキュリティ対策
- ユーザーインターフェースの使いやすさ
- カスタマーサポートの質
また、金融庁・財務局のホームページで登録業者であることを確認することも、安全な取引を行うための基本的なステップとなる。
国内取引所でポリゴンを買う方法
国内取引所でポリゴンを購入する最大のメリットは、日本円で直接購入できる点と、金融庁に登録された事業者であるという安心感である。
国内取引所を利用する場合、基本的な購入手順は以下の通りである。
本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)を提出し、審査を経てアカウントが有効化される。
金融庁の規制により、国内取引所では厳格な本人確認(KYC)が義務付けられているため、審査には数日かかる場合がある。
多くの国内取引所では、銀行振込、コンビニ入金、クイック入金などの方法が用意されている。
コインチェックの場合、銀行振込による入金手数料は無料である(振込手数料は利用者負担)。
取引画面からポリゴン(POL/旧MATIC)を選択し、購入数量を入力して注文を確定する。
コインチェックでは、パソコンの場合「ウォレット」から「コインを買う」を選択し、スマートフォンアプリの場合は画面下部の「購入」ボタンからポリゴンを選択することで購入手続きを進めることができる。
国内取引所には「販売所」と「取引所」の2つの購入方法がある。
| 形式 | 特徴 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| 販売所 | 取引所が保有する暗号資産を直接購入する形式 | 操作が簡単で即座に購入できる | スプレッド(買値と売値の差)が広く、実質的なコストが高い |
| 取引所 | 利用者同士が売買する形式 | スプレッドが狭く、取引手数料も低い | 販売所に比べて操作がやや複雑 |
SBI VCトレードでは、イーサリアムチェーン上とポリゴンチェーン上の両方のポリゴン(POL/旧MATIC)を取り扱っており、DAppsなどで利用しやすいポリゴンチェーン上のネイティブトークンを直接購入できる利点がある。
ビットポイント(BITPOINT)も2023年1月からポリゴンの取扱いを開始しており、国内取引所の選択肢は着実に増加している。
国内取引所を利用する際には、各取引所が提供するセキュリティ機能を活用することも重要である。
以下のような多層的なセキュリティ対策が講じられている取引所を選ぶことで、資産を安全に保管できる。
- 二段階認証の設定
- 出金アドレスの登録制
- コールドウォレットでの資産管理
海外取引所でポリゴンを買う方法
海外取引所を利用してポリゴンを購入する方法は、国内取引所とは異なる手順とメリット・デメリットが存在する。
海外取引所の最大の魅力は、取扱銘柄の豊富さと取引量の多さであり、より多様な取引戦略を実行できる点にある。
バイナンス(Binance)やバイビット(Bybit)などの大手海外取引所では、ポリゴン(POL/旧MATIC)の現物取引だけでなく、レバレッジ取引やステーキングなど、多様なサービスが提供されている。
バイビットは日本語対応がほぼ完璧にされており、公式サイトやアプリも日本人ユーザーにとって使いやすい設計となっている。
国内取引所でXRPなどを購入 → 海外取引所に送金 → USDTに交換 → ポリゴン(POL/旧MATIC)購入
海外取引所でポリゴンを購入する一般的な手順は以下の通りである。
海外取引所のアカウントを開設する。
国内取引所と比較すると、本人確認の要件が緩やかな場合があるが、出金限度額を引き上げるためには本人確認が必要となるケースが多い。
多くの海外取引所では日本円の直接入金に対応していないため、国内取引所でビットコイン(BTC)やリップル(XRP)などの暗号資産を購入し、それを海外取引所に送金する方法が一般的である。
送金用の暗号資産としてリップル(XRP)が推奨されることが多いのは、送金速度が速く、手数料が安いためである。
ビットコイン(BTC)も広く利用されているが、送金に時間がかかる場合がある点に注意が必要である。
海外取引所に暗号資産が着金したら、その暗号資産を使ってステーブルコイン(USDTやUSDCなど)に交換する。
バイビットでの購入例では、XRP(リップル)でUSDT(テザー)を入手し、入手したUSDTでポリゴンを購入する流れとなる。
取引画面でポリゴンの取引ペア(POL/USDTなど)を選択し、購入数量と価格を指定して注文を出す。
海外取引所を利用する際の注意点として、日本の金融庁の登録を受けていない事業者であることを理解しておく必要がある。
金融庁は利用する際に登録を受けた事業者かホームページで確認することを推奨しており、未登録業者の利用は自己責任となる。
また、海外取引所は日本の法律による保護の対象外となるため、トラブルが発生した場合の対応が困難になる可能性がある。
さらに、海外取引所では税務上の取扱いにも注意が必要である。
暗号資産の取引による利益は雑所得として申告する必要があり、海外取引所での取引履歴も適切に記録し、確定申告時に報告しなければならない。
国税庁では暗号資産に関する税務上の取扱いについて詳細な情報を提供しているため、確認しておくことが推奨される。
取引所ごとの手数料を比較しよう
ポリゴンを購入する際、取引所ごとの手数料体系を理解し比較することは、投資コストを抑えるために極めて重要である。
取引所の手数料には、入金手数料、出金手数料、取引手数料(販売所スプレッドまたは取引所手数料)、送金手数料などがあり、総合的なコストを計算する必要がある。
国内取引所の手数料体系を見ると、入金手数料は多くの取引所で無料または低額に設定されている。
銀行振込の場合、取引所側の手数料は無料であることが多いが、振込手数料は利用者負担となる。
日本円の出金手数料も取引所によって異なり、無料の場合もあれば、数百円程度かかる場合もある。
取引手数料については、販売所と取引所で大きな差がある。
販売所では取引手数料が「無料」と表示されていることが多いが、実際には買値と売値の差(スプレッド)が実質的な手数料となる。
スプレッドは市場の状況によって変動するが、一般的に数パーセント程度となることが多く、取引量が大きい場合は無視できないコストとなる。
一方、取引所形式では、メイカー手数料とテイカー手数料が設定されている。
メイカーは注文板に注文を並べる(流動性を提供する)取引で、テイカーは既存の注文を約定させる(流動性を取る)取引である。一般的な国内取引所では、メイカー手数料が-0.01%(つまり手数料がマイナスで、取引するとリベートが受け取れる)、テイカー手数料が0.05%程度に設定されている例がある。
この手数料体系を考慮すると、スプレッドと取引手数料を合計しても、取引所形式を利用する方が販売所よりも圧倒的に低コストであると言える。
特に大口の取引を行う場合や、頻繁に取引を行う場合は、取引所形式を利用することで大幅にコストを削減できる。
暗号資産の送金手数料も取引所によって異なる。
ポリゴンの送金手数料は、イーサリアムなどと比較すると一般的に低額であるが、取引所によって固定額が設定されている場合と、変動制の場合がある。
自身のウォレットに送金する予定がある場合は、送金手数料も比較対象に含めるべきである。
海外取引所の手数料は、国内取引所と比較して一般的に低い傾向がある。
バイナンスやバイビットなどの大手海外取引所では、現物取引の手数料が0.1%程度に設定されており、取引量に応じた割引制度や、取引所独自のトークンを保有することで手数料が割引されるプログラムも提供されている。
ただし、海外取引所を利用する場合は、国内取引所から海外取引所への送金手数料も考慮する必要がある。
ビットコイン(BTC)で送金する場合は数千円程度、リップル(XRP)で送金する場合は数十円程度の手数料がかかることが一般的である。
レバレッジ取引を行う場合は、さらに追加の手数料がかかる。
ロスカット手数料が建玉ごとに0.5%、レバレッジ手数料が建玉ごとに0.04%/日程度かかる取引所もあり、長期保有する場合はコストが積み重なることに注意が必要である。
総合的に判断すると、以下のような選択が合理的である。
- 少額の取引で操作の簡便性を重視する場合は国内取引所の販売所
- コストを最小限に抑えたい場合は国内取引所の取引所形式
- さらに高度な取引を行いたい場合は海外取引所
自身の取引スタイルと投資金額に応じて、最適な取引所と購入方法を選択することが、効率的なポリゴン投資の第一歩となる。
ポリゴンの買い方【国内取引所の場合】
ポリゴン(POL/旧MATIC)は、イーサリアムのレイヤー2スケーリングソリューションとして開発された暗号資産である。
国内取引所では、コインチェック、ビットフライヤー、ビットバンク、SBI VCトレードなど複数の金融庁登録済み暗号資産交換業者で取り扱われており、日本円で直接購入することが可能である。
国内取引所を利用するメリットは、以下のような点が挙げられる。
- 日本語サポートが充実している
- 日本円での入出金に対応している
- 金融庁の監督下にあり安全性が高い
ここでは、国内取引所でポリゴンを購入する際の具体的な手順を、口座開設から購入完了まで詳しく解説する。
暗号資産交換業者を利用する際は、金融庁・財務局に登録された事業者であることを確認することが重要である。
取引所に口座を開設する
国内取引所でポリゴンを購入するには、まず暗号資産交換業者に口座を開設する必要がある。
口座開設は無料で行うことができ、スマートフォンアプリやWebサイトから24時間いつでも申し込みが可能である。
口座開設に必要な書類は、本人確認書類として運転免許証、マイナンバーカード、パスポート、住民基本台帳カードのいずれか1点である。
これらの書類は、犯罪による収益の移転防止に関する法律(e-Gov法令検索)に基づく本人確認手続きに使用される。
金融庁の監督下にある暗号資産交換業者は、すべての利用者に対して本人確認を実施することが法律で義務付けられている。
ポリゴンを取り扱う国内取引所でアカウント作成から本人確認まで、オンラインで完結できる。
ポリゴンを取り扱う国内取引所の公式サイトまたはスマートフォンアプリにアクセスし、「口座開設」または「新規登録」ボタンから申し込みを開始する。
メールアドレスとパスワードを設定してアカウントを作成した後、氏名、生年月日、住所、電話番号などの基本情報を入力する。
多くの取引所では、スマートフォンで本人確認書類と自分の顔を撮影する「オンライン本人確認(eKYC)」を採用している。
この方法であれば、最短即日で口座開設が完了し、取引を開始できる。
具体的には、アプリの指示に従って本人確認書類の表面と裏面を撮影し、続いて自分の顔を様々な角度から撮影する。
AIによる本人確認が完了すれば、審査を経て口座開設が承認される。
オンライン本人確認を利用しない場合は、本人確認書類の画像をアップロードし、後日自宅に送られてくるハガキを受け取ることで本人確認が完了する方式もある。
ただし、この方法では口座開設完了まで数日から1週間程度かかる場合がある。
- 入力する住所は本人確認書類に記載されている住所と完全に一致させる必要がある
- 相違があると審査に時間がかかったり、申し込みが却下されたりする可能性がある
- 取引所によっては年齢制限があり、18歳以上または20歳以上でなければ口座開設できない場合がある
日本円を入金する
口座開設が完了したら、次に暗号資産を購入するための日本円を入金する。
国内取引所では、主に「銀行振込」と「即時入金(クイック入金)」の2つの入金方法が用意されている。
銀行振込での入金方法
銀行振込は、自分が利用している銀行から取引所が指定する銀行口座に振り込む方法である。
取引所のWebサイトまたはアプリで入金メニューを開くと、振込先の銀行口座情報が表示される。
この情報を確認し、自分の銀行のインターネットバンキングやATM、銀行窓口から振り込みを行う。
振込名義人は必ず本人名義である必要があり、家族や第三者名義での振り込みは受け付けられない。
また、取引所によっては振込名義人に識別番号を付ける必要がある場合があるため、必ず指定された形式で振り込むことが重要である。
銀行振込のメリット
- 多くの取引所で振込手数料が無料または安価に設定されている
- 最低入金額が設定されていないことが多い
銀行振込のデメリット
- 口座への反映まで時間がかかる
- 銀行の営業時間内であれば数時間程度で反映されることが多いが、営業時間外や土日祝日の場合は翌営業日以降の反映となる
即時入金(クイック入金)での入金方法
即時入金(クイック入金)は、提携している銀行のインターネットバンキングを通じて行う入金方法である。
取引所のアプリまたはWebサイトから即時入金を選択し、入金額を入力すると提携銀行のログイン画面に遷移する。
そこで銀行口座にログインし、入金手続きを完了させると、通常は数分から十数分程度で取引所の口座に反映される。
即時入金のメリット
- 24時間365日いつでも入金できる
- すぐに取引を開始できる
- 価格が急変動している時など、すぐに購入したい場合に非常に便利
即時入金のデメリット
- 取引所によっては即時入金を利用した場合、一定期間は暗号資産の送金が制限される場合がある
入金方法の比較
| 項目 | 銀行振込 | 即時入金(クイック入金) |
|---|---|---|
| 反映時間 | 数時間~翌営業日 | 数分~十数分 |
| 対応時間 | 銀行営業時間に依存 | 24時間365日 |
| 手数料 | 自己負担の振込手数料のみ(取引所側は無料が多い) | 取引所により異なる |
| 最低入金額 | 設定なしが多い | 1000円以上などの設定がある場合も |
| 送金制限 | なし | 一定期間制限される場合あり |
入金時の注意点
入金時には、以下の点に注意が必要である。
- 最低入金額が設定されている場合がある:取引所によって異なるが、銀行振込の場合は最低入金額が設定されていないことが多い一方、即時入金では1000円以上などの最低金額が定められていることがある
- 入金手数料は取引所や入金方法によって異なる:事前に確認しておくことが推奨される
- 多くの取引所では銀行振込の場合、自己負担の振込手数料のみで取引所側の手数料は無料としているケースが多い
入金完了後の確認
入金が完了すると、取引所のアプリやWebサイトの「資産」または「ウォレット」画面で日本円の残高を確認できる。
この残高を使って、いよいよポリゴンの購入に進むことができる。
ポリゴンを購入する
日本円の入金が確認できたら、実際にポリゴンを購入する手続きに進む。
国内取引所でのポリゴン購入方法は、主に「販売所」と「取引所」の2つの方式がある。
販売所は、暗号資産交換業者が保有するポリゴンを直接購入する方式である。
操作が非常にシンプルで、購入したい金額または数量を入力して「購入」ボタンを押すだけで取引が完了する。
初心者にとって最も分かりやすい購入方法であり、即座に取引が成立するため、確実に購入したい価格で入手できる。
取引所のアプリまたはWebサイトにログインし、「販売所」または「購入」メニューを選択する。
取り扱い暗号資産の一覧からポリゴン(POL/旧MATIC)を選ぶ。
購入したい金額または数量を入力する。
多くの取引所では、日本円で金額を指定する方法と、ポリゴンの数量を指定する方法の両方が選択できる。
入力内容を確認し、問題がなければ「購入する」ボタンをタップまたはクリックすることで、購入が完了する。
販売所のメリットは操作の簡単さと取引の確実性であるが、デメリットとして「スプレッド」と呼ばれる実質的な手数料が発生する点がある。
スプレッドとは、販売所が提示する購入価格と売却価格の差のことで、この差額が取引所の利益となる。
一般的に、販売所のスプレッドは数パーセント程度に設定されており、取引コストとしては取引所形式よりも高くなる傾向がある。
一方、取引所は、ユーザー同士が直接売買を行う板取引形式である。
自分で希望する価格と数量を指定して注文を出し、その条件に合う相手が見つかると取引が成立する。
販売所よりも有利な価格で取引できる可能性が高く、取引手数料も低めに設定されていることが多い。
取引所でポリゴンを購入する場合、注文方法には「成行注文」と「指値注文」がある。
成行注文は、価格を指定せずに現在の市場価格で即座に購入する方法である。
確実に購入できるメリットがあるが、価格変動が激しい時には予想外の価格で約定する可能性がある。
指値注文は、自分が購入したい価格を指定して注文を出す方法である。
例えば、現在のポリゴン価格が100円の時に「95円で購入したい」と指値注文を出しておけば、価格が95円まで下がった時に自動的に購入が実行される。
希望する価格で購入できるメリットがあるが、価格がその水準まで下がらなければ取引が成立しないデメリットもある。
取引所のアプリまたはWebサイトで「取引所」メニューを選択し、ポリゴン(POL/旧MATIC)の取引画面を開く。
画面には「板情報」と呼ばれる売買注文の一覧が表示されており、現在どの価格帯でどれだけの売買注文が出されているかを確認できる。
成行注文で購入する場合は、「成行」を選択し、購入したいポリゴンの数量を入力して注文を確定する。
指値注文の場合は、「指値」を選択し、希望する購入価格と数量を入力して注文を出す。
注文が約定すると、購入したポリゴンが自分のウォレットに反映される。
取引所によってはポリゴンが「販売所」でのみ取り扱われ、「取引所」では取り扱っていない場合がある。
事前に自分が利用する取引所のサービス内容を確認することが重要である。
また、最低購入数量が設定されている場合があるため、少額から始めたい場合は最低購入数量の確認も必要である。
購入が完了したポリゴンは、取引所のウォレットに保管される。
長期保有する場合は、セキュリティを高めるために、取引所のウォレットから自分が管理するハードウェアウォレットなどに移すことも検討できる。
ただし、初心者の場合は、まずは取引所のウォレットで保管し、暗号資産の取り扱いに慣れてから外部ウォレットの利用を検討することが推奨される。
以上が、国内取引所でポリゴンを購入する際の一連の流れである。
口座開設から日本円の入金、そして実際の購入まで、それぞれのステップを正確に理解し、安全に取引を行うことが重要である。
いますぐボーナスで始めよう!おすすめの国内暗号資産取引所3選
ポリゴンの買い方【海外取引所の場合】
ポリゴン(POL/旧MATIC)は、イーサリアムのスケーラビリティ問題を解決するレイヤー2ソリューションとして開発された暗号資産である。
海外取引所でポリゴンを購入する場合、国内取引所のように日本円で直接購入することはできないため、いくつかの段階を踏む必要がある。
海外取引所では、ビットコイン(BTC)やUSDT(テザー)などの主要な暗号資産とポリゴンを交換する形で購入を行う。
Binance(バイナンス)やBybit(バイビット)といった大手海外取引所では、MATIC/USDTやMATIC/BTCなどの取引ペアが提供されており、高い流動性のもとで取引が可能である。
海外取引所でポリゴンを購入する流れは、まず国内取引所でビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などの暗号資産を購入し、それを海外取引所に送金した後、ポリゴンと交換するという手順になる。
以下では、この一連の流れを詳しく解説していく。
ビットコイン(BTC)やUSDTを用意する
海外取引所でポリゴンを購入するためには、まず交換用の暗号資産を準備する必要がある。
最も一般的なのは、ビットコイン(BTC)またはUSDT(テザー)を用意する方法である。
ビットコイン(BTC)は国内取引所で日本円から直接購入できる暗号資産であり、ほぼすべての国内取引所で取り扱われている。
以下のような国内大手取引所で口座を開設し、本人確認を完了させれば、日本円を入金してビットコイン(BTC)を購入することが可能である。
- bitFlyer(ビットフライヤー)
- Coincheck(コインチェック)
- GMOコイン
ビットコイン(BTC)を購入する際は、販売所と取引所の違いに注意が必要である。
販売所は操作が簡単で初心者向けだが、スプレッド(売買価格差)が大きく、実質的な手数料が高くなる傾向がある。
一方、取引所形式では板取引を通じて他のユーザーと直接取引するため、スプレッドが小さく、より有利なレートで購入できる場合が多い。
USDTに関しては、2025年10月時点で日本国内の取引所では取り扱いがないため、国内取引所でビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)を購入し、それを海外取引所に送金した後、USDTに交換するという手順を踏む必要がある。
USDTは米ドルに価格が連動するステーブルコインであり、価格変動リスクを抑えながら取引できるメリットがある。
元手となる暗号資産を選ぶ際は、送金手数料と送金時間も考慮すべきである。
ビットコイン(BTC)は送金手数料が比較的高く、ネットワークの混雑状況によっては着金まで時間がかかることがある。
送金コストを抑えたい場合は、リップル(XRP)やステラルーメン(XLM)などの送金に特化した暗号資産を中継通貨として利用する方法も有効である。
海外取引所に送金する
国内取引所で暗号資産を購入したら、次に海外取引所へ送金を行う。
送金作業は慎重に行う必要があり、手順を誤ると資産を失うリスクがあるため、細心の注意を払うことが重要である。
まず、海外取引所で口座を開設し、本人確認(KYC)を完了させる必要がある。
Binance、Bybit、Gate.ioなどの主要海外取引所では、メールアドレスまたは電話番号での登録が可能で、基本的な本人確認を済ませることで入出金機能が利用できるようになる。
海外取引所のウォレットページにアクセスし、送金したい暗号資産(例:ビットコイン)の入金アドレスを確認する。
この際、ネットワーク選択を間違えないよう注意が必要である。
例えばUSDTの場合、複数のネットワークが存在するため、送金元と送金先で同じネットワークを選択しなければならない。
- ERC-20(イーサリアムネットワーク)
- TRC-20(トロンネットワーク)
- BEP-20(BNBチェーン)
入金アドレスをコピーしたら、国内取引所の送金画面を開き、送金先アドレスとして貼り付ける。
アドレスは1文字でも間違えると送金した暗号資産が永久に失われる可能性があるため、必ずコピー&ペーストを使用し、貼り付け後にアドレスが正確に入力されているか確認することが重要である。
初めて送金する際は、まず少額でテスト送金を行うことを強く推奨する。
テスト送金が無事に着金することを確認してから、本送金を行うことで、アドレス間違いによる資産喪失のリスクを最小限に抑えることができる。
送金手数料は取引所や暗号資産の種類によって異なる。
| 暗号資産 | 送金手数料の目安 |
|---|---|
| ビットコイン(BTC) | 数千円程度(比較的高額) |
| リップル(XRP) | 数円~数十円程度(非常に安価) |
| ステラルーメン(XLM) | 数円~数十円程度(非常に安価) |
送金完了後、ブロックチェーン上でトランザクションを追跡できる。
各暗号資産には専用のブロックチェーンエクスプローラーがあり、トランザクションIDを入力することで送金状況をリアルタイムで確認することが可能である。
ビットコイン(BTC)の場合、ネットワークの混雑状況にもよるが、通常は数十分から数時間で着金が完了する。
ポリゴンと交換する
海外取引所への送金が完了し、暗号資産が着金したら、いよいよポリゴンとの交換を行う。
海外取引所では現物取引を通じて、保有している暗号資産をポリゴンに交換することができる。
取引ペアの選択
まず、海外取引所の取引画面にアクセスし、ポリゴンの取引ペアを選択する。
ビットコイン(BTC)を送金した場合は「MATIC/BTC」、USDTを保有している場合は「MATIC/USDT」のペアを選ぶ。
MATIC/USDTペアは取引量が多く流動性が高いため、スムーズに取引できることが多い。
注文方法の種類
取引方法には主に「成行注文」と「指値注文」の2種類がある。
| 注文方法 | 特徴 | メリット・デメリット |
|---|---|---|
| 成行注文 | 現在の市場価格で即座に購入 | 確実に約定するが、価格変動により不利なレートになる可能性がある |
| 指値注文 | 希望する価格を指定して注文 | 有利な価格で購入できる可能性があるが、約定しない場合もある |
成行注文は現在の市場価格で即座に購入する方法で、確実に約定するが、価格の変動によっては想定より不利なレートで取引が成立する可能性がある。
指値注文は自分で希望する価格を指定する方法で、その価格に達した時点で自動的に取引が実行される。
相場が希望価格に到達しない場合は約定しないが、より有利な価格で購入できる可能性がある。
取引の手順
初心者の場合は、まず少額から取引を始めることを推奨する。
海外取引所の取引画面を開き、希望する取引ペア(MATIC/BTCまたはMATIC/USDT)を選択する。
購入したいポリゴンの数量、または使用する暗号資産の金額を入力する。
注文内容を確認してから発注する。
注文が約定すると、保有資産としてポリゴンがウォレットに反映される。
コンバート機能の活用
BinanceやBybitなどの大手取引所では、「コンバート機能」も提供されている。
これは取引所の板取引を経由せず、簡易的に暗号資産同士を交換できる機能である。
操作が簡単で初心者向きだが、板取引よりもやや不利なレートになる場合がある。
- 操作が簡単で初心者向き
- 即座に交換が完了する
- 板取引よりレートがやや不利になる場合がある
ポリゴンの保管方法
購入したポリゴンは、取引所のウォレットに保管される。
長期保有する場合や、大きな金額を保有する場合は、セキュリティの観点から、ハードウェアウォレットや自己管理型のソフトウェアウォレット(MetaMaskなど)に移動させることも検討すべきである。
取引所はハッキングのリスクがゼロではないため、「自分の秘密鍵を管理していない資産は、完全に自分のものではない」という暗号資産の基本原則を理解しておくことが重要である。
- 取引所のウォレット:手軽だがハッキングリスクあり
- ハードウェアウォレット:高セキュリティで長期保有向き
- ソフトウェアウォレット(MetaMaskなど):自己管理型で利便性が高い
Polygonエコシステムでの活用
ポリゴンの購入が完了したら、必要に応じてDeFi(分散型金融)サービスでの運用や、NFTマーケットプレイスでの利用など、Polygonエコシステム内で様々な活用が可能になる。
Polygon公式サイトでは、エコシステムに関する最新情報が提供されており、ユーザーは常に最新の動向を把握することができる。
ポリゴン(POL/旧MATIC)を買うときに気をつけること
ポリゴン(POL/旧MATIC)は、イーサリアムのレイヤー2ソリューションとして注目を集めている暗号資産である。
購入前には、いくつかの重要なポイントを理解しておくことで、安全かつ効率的に取引を開始できる。
暗号資産取引には特有のリスクが存在するため、事前の準備と知識が不可欠である。
価格変動の大きさ、技術的な仕様の変更、セキュリティリスクなど、多角的な視点から注意すべき点を把握しておく必要がある。
特にポリゴンは2024年にトークンの大規模なアップグレードを実施しており、購入前にその内容を理解することが重要である。
また、取引所ごとに最低購入金額や手数料体系が異なるため、自分の投資計画に合った取引所を選択することも成功の鍵となる。
ここからは、ポリゴン購入時に必ず押さえておくべき3つの重要なポイントについて、具体的に解説していく。
MATICとPOLの違いを理解しておこう
ポリゴンは従来のトークンである「MATIC」から新トークン「POL」へのアップグレードを実施している。
このアップグレードは、Polygon 2.0というプロジェクトの一環として行われ、ポリゴンのエコシステム全体の進化を目指すものである。
MATICは、Polygon PoS(Proof of Stake)チェーンのエコシステムの基軸トークンとして機能していた。
一方、POLはこれらの機能を引き継ぎながら、より拡張性の高い設計となっている。
POLは複数のブロックチェーンでバリデーターとして機能できるハイパープロダクティブトークンとして設計されており、将来的なポリゴンエコシステムの拡大に対応する仕様となっている。
2024年のアップグレード以降、ポリゴンネットワーク上のMATICの99%以上がPOLへの移行を完了している。
多くの主要取引所でも、MATICからPOLへの自動移行または交換サービスが提供されており、ユーザーは基本的にスムーズに新トークンへ移行できる環境が整っている。
取引所によってはまだ「MATIC」という表記を使用している場合があるが、実質的にはPOLを取り扱っているケースが多い。
購入前に、取引所の公式アナウンスを確認し、実際に取引されているトークンがPOLであることを確認することが推奨される。
日本の主要取引所では、アップグレードに伴う対応が完了しており、ユーザーが特別な手続きを行わなくても新トークンを取引できる体制が整っている。
また、外部ウォレットにMATICを保有している場合は、公式の移行手続きが必要になる場合がある。
Polygon公式サイトでは、MATICからPOLへの移行ツールが提供されており、1:1のレートで交換が可能である。
ただし、移行には若干のガス代(手数料)が発生するため、その点も考慮に入れておく必要がある。


