世界最大のビットコイン（BTC）保有企業であるストラテジー（Strategy）は、先週の市場騒乱を利用して価格下落時に購入する機会を逃したようだ。
──先週の土曜日から一昨日の金曜日までに公開した記事のなかから、日曜日に読みたい10本を厳選！
ストラテジー、ビットコイン暴落前に2700万ドル分を購入──平均取得価格12万3000ドル
ストラテジーは220BTCを平均価格12万3561ドルで購入し、市場の下落局面での買いの好機を逃した。同社は優先株を売却し、購入資金として2730万ドル（約41億7700万円、1ドル153円換算）を調達した。ストラテジーのビットコイン総保有量は現在64万250BTCで、平均取得価格は7万3000ドル。
メタプラネット、ビットコイン財務戦略開始以来初めてmNAVが「1」を下回る
メタプラネットは、2024年にビットコイン（BTC）保有戦略を開始して以来初めて、mNAV（市場純資産価値）が1を下回って取引されている。mNAVは、企業がバランスシート上に保有する暗号資産（仮想通貨）の価値に対する、企業の時価総額を測定する指標と定義できる。
中国がアメリカの関税に反撃したことで、ビットコインは11万2000ドルを割り込み、ETHとDOGEは6%下落
中国の報復的な貿易措置を受け、世界市場にリスクオフの新たな波が押し寄せたため、ビットコイン（BTC）は10月14日のアジア取引時間に11万2000ドルを下回った。
ビットコイン、10万ドルまで下落する可能性──金曜日の暴落で2017～2021年のトレンドラインのレジスタンスが強化される
ビットコインの最近の暴落で、2017年と2021年のそれぞれの高値を結ぶ重要なトレンドラインを上回る上昇を維持できなかったのは3度目となった。
ビットコイン、10月の減速の裏には強さが潜む──アナリストは金に追いつくと予測
ビットコイン（BTC）は、好調なことが多かった過去の10月のペースには遅れをとっているが、少なくとも一部のアナリストは、11万1000ドル付近でのその安定性が、弱さではなく強さを示唆していると見ている。
【独占取材】PayPayマネーで暗号資産取引の「購入・出金」ストレス解消へ——PayPay×Binance Japanが描くWeb3と決済の統合
PayPayは10月9日、暗号資産（仮想通貨）取引所Binanceの日本法人、Binance Japan（バイナンスジャパン）の株式40%を取得し、資本業務提携を締結した。世界最大規模の取引所を運営する日本法人とタッグを組む。CoinDesk JAPANは、PayPay執行役員で金融戦略本部本部長の柳瀬将良氏とBinance Japan代表取締役・千野剛司氏に独占取材した。
ビットコインの古参のクジラが4億ドル超のショートポジションを構築
ビットコイン（BTC）価格の暴落は、古参のトレーダーが数億ドル相当の弱気な賭けをしたことによるものだ。
伝統的金融界に現れた「ゴキブリ」がビットコインを痛撃、だがFRBの対応は強気材料となる可能性も
JPモルガン（JPMorgan）のCEOジェイミー・ダイモン（Jamie Dimon）氏は10月15日、同行の決算説明会で新たな信用問題について警告した。
イーロン・マスク氏、再びビットコインに興味を示す？
2022年の弱気相場の底値付近でテスラ社が保有するビットコインのかなりの部分を売却した以外、イーロン・マスク氏はビットコインに関して長年沈黙を続けてきた。14日朝のXの投稿は、マスク氏が引き続きビットコインに注目していることを示唆した。
前回の米政府閉鎖は、ビットコインの底打ちとタイミングが一致
米政府閉鎖が続いているため、トレーダーは最新の経済指標の発表を得られず、市場に方向性の不確実性が生じている。こうした状況では、過去の政府閉鎖時に市場がどのように反応したかを振り返ることが有益だ。
