トランプ一族と関係するアメリカン・ビットコイン、第3四半期は黒字で収益は倍増
  • アメリカン・ビットコインは第3四半期の決算で黒字を計上し、上場企業として初めてとなる全期間が含まれる四半期で収益が2倍以上になったと発表した。
  • 同社のビットコイン保有量は今月4004BTCに増加した。
  • 暗号資産市場の低迷を受け、株価はプレマーケット取引で急落した。

ビットコイン(BTC)マイナーであるアメリカン・ビットコイン(American Bitcoin)は第3四半期の決算で黒字を計上。マイニング能力を拡大して上場企業として初めてとなる全期間が含まれる四半期を完了する中、収益が2倍以上に増加したと発表した。

米証券取引委員会(SEC)に提出した書類によれば、ドナルド・トランプ・ジュニア(Donald Trump Jr.)氏とエリック・トランプ(Eric Trump)氏が20%を所有するマイアミ拠点のアメリカン・ビットコインは、純利益が347万ドル(約5億2050万円、1ドル150円換算)に増加し、前年同期の57万6000ドル(約8640万円)の損失から転換した。収益は5倍となり、6420万ドル(約96億3000万円)に急増した。

アメリカン・ビットコインはグリフォン・デジタル・マイニング(Gryphon Digital Mining)との合併を完了し、ハット8(Hut 8)のマイニング事業から分離独立した後、独立した上場企業となった。ハット8は約80%の株式を保持している。

ビットコインの価格下落を受け、同社の株価はプレマーケット取引で13%下落した。CoinDeskのデータによれば、ビットコインは過去24時間で7%下落している。

第3四半期中にアメリカン・ビットコインは3000BTCを追加し、保有量合計は3418BTCとなった。今月行われたX(旧Twitter)の投稿によれば、現在は4004BTCを保有している。これは1株あたり432サトシに相当する。サトシはビットコインの最小単位で、1BTCの1億分の1に相当する。

マイニング能力は第3四半期中に約2.5倍拡大し、25エクサハッシュ毎秒(EH/s)となった。効率についてはマイニング機器全体で平均して16.3ジュール毎テラハッシュだ。

|翻訳・編集:林理南
|画像:エリック・トランプ氏(CoinDesk)
|原文:Trump Family-Linked American Bitcoin Posts Q3 Profit, Doubles Revenue

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