テクノロジー関連のコンサルティング事業などを展開する東証グロース上場企業のDef consultingは11月17日、同社のイーサリアム(ETH)トレジャリー事業の戦略的推進を目的として、SBIクリプトアセットホールディングス代表取締役社長を務める田代卓(たしろ たかし)氏をアドバイザーに迎えたことを発表した。

田代氏は、ビットポイントジャパンの代表取締役社長などを歴任後、2025年6月には暗号資産トレジャリー(DAT)事業を推進するリミックスポイントの代表取締役社長に就任。しかし、わずか3カ月で同職を辞任した経緯があり、その短期間での交代は当時注目を集めた。
現在はSBIクリプトアセットHDの代表取締役社長をはじめ、国内外のWeb3・デジタル資産領域で複数の要職を兼任している。
Def consultingは、9月よりイーサリアムを軸としたDAT事業を中核戦略として推進しており、企業財務とブロックチェーンの融合による企業価値向上を目標に掲げている。
今後は社内手続きおよび株主総会での審議を経て、同氏を社外取締役として選任する提案も検討していくという。
|文:栃山直樹
|画像:同社ウェブサイトから(キャプチャ)


