- エルサルバドルは、市場の大幅な売りにもかかわらず、ビットコイン保有量を1000BTC以上増加させた。
- 同国のビットコイン準備金の総量は現在7500BTCに迫っており、1日1BTCを購入する政策によって維持されている。
- ブケレ大統領による最近のビットコイン購入は、アメリカ当局者との暗号資産規制に関する協議の最中に行われた。
エルサルバドルは、今年最も激しいビットコイン(BTC)売りの中で、その戦略を強化し、国家のBTC保有量に1000BTC以上を追加した。
同国は現在、約7500BTCを保有している。これは1日1BTC購入の方針によって構築されたポジションだ。国際通貨基金(IMF)が追加の公的保有を控えるよう勧告しているにもかかわらず、エルサルバドルは、購入は今後も継続すると述べている。
Hooah! pic.twitter.com/KxMVbUrcGE
— Nayib Bukele (@nayibbukele) November 18, 2025
最近のBTC購入は、暗号資産(仮想通貨)の監督に関するアメリカ政府との連携強化とも歩調を合わせており、6月にはナジブ・ブケレ(Nayib Bukele)大統領とホワイトハウスの暗号資産アドバイザーであるボー・ハインズ(Bo Hines)氏の会談が行われていた。
ビットコインはアジア取引時間中に一時9万ドルを割り込み、世界的な市場でリスク選好が弱まる中、最近の下落幅を拡大した。
|翻訳:CoinDesk JAPAN
|編集:井上俊彦
|画像:Shutterstock
|原文:El Salvador Buys 1,090 BTC as Prices Drop and IMF Pressure Mounts


