ビットフィネックスのビットコインロング、3カ月で40%増加──トレーダーは下落局面で買い増し
  • 暗号資産取引所ビットフィネックスの証拠金取引のロングは3カ月で42%増加しているが、ビットコインは26%下落している。これは、顕著な市場の弱さにもかかわらず蓄積が続いていることを示している。
  • このポジションは2024年以降に3回7万BTCの水準に達しており、いずれも主要な市場の底値と一致していたため、今回の蓄積に説得力を持たせている。

ビットコイン(BTC)は過去7週間のうち6週間下落しており、10月の12万6500ドル(約1961万円、1ドル155円換算)から約8万1000ドルまで約35%下落した。その後、やや回復して8万5000ドルを超えた。

この調整局面全体で、ビットフィネックス(Bitfinex)ではトレーダーが蓄積を続け、借入資金によって購入されたビットコインの量は7万714BTCに達している。これは8月初旬の5万BTCから増加している。

TradingViewのデータによれば、過去3カ月間で証拠金取引のロングが42%増加している。一方、ビットコインは26%下落している。これは、ビットコインが2022年6月以来で最低となる月間パフォーマンスになることが予想される状況でも強気の確信が続いていることを浮き彫りにしている。

ビットフィネックスのクジラが証拠金取引のロングポジションを約7万BTCまで拡大したのは、2024年9月以来3度目だ。過去2回の拡大は、主要な市場の底値と一致していた。

最初のケースは2024年8月、円キャリートレードの巻き戻し局面でビットコインが4万9000ドル(約760万円)に向けて下落した際に発生した。その後、2024年11月にトランプ氏が大統領選挙に勝利し、ビットコインが10万ドルまで上昇した際にポジションは縮小された。

2番目のケースは2025年4月、関税騒動の際にビットコインが約7万6000ドルまで下落した時期に発生した。その後、クジラがエクスポージャーを縮小するにつれて6月には12万ドルに向けて反発した。過去5年間に、ビットフィネックスのクジラは2022年の弱気相場における重要な反転タイミングも捉えており、2023年の上昇局面を通じて徐々にロングポジションを縮小していった。

|翻訳・編集:林理南
|画像:BTCUSDロング (TradingView)
|原文:Bitcoin Longs on Bitfinex Jump 40% in Three Months as Traders Double Down on Dip

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