- ストラテジーは、6週間連続でビットコインを購入した後、先週は購入をしなかったようだ。
- ストラテジー株は史上最高値から約70%下落しており、市場価値対純資産価値は今サイクルで最も低い1.16倍をやや上回る水準となっている。
ビットコイン(BTC)を保有する最大の上場企業であるストラテジー(Strategy)は、先週ビットコインのポジションを増やしていないようだ。
エグゼクティブ・チェアマンのマイケル・セイラー(Michael Saylor)氏は、通常であれば毎週日曜日にX(旧Twitter)で購入の概要を示し、東部標準時月曜日午前8時頃までに詳細をツイートしている。しかし、今週はそのようなツイートはなかった。
これにより、10月6日から6週間にわたって続いていた毎週の購入が途絶えた。
ストラテジーのダッシュボードによると、バージニア州タイソンズコーナーに拠点を置く同社は64万9870BTCを保有しており、1枚あたりの平均取得コストは7万4433ドルとなっている。
この購入の一時停止は、ストラテジー株が史上最高値から約70%下落した水準で取引される中で起きたものだ。市場価値対純資産価値(mNAV)は1をやや上回る水準で推移しており、これは現在のサイクルの最低水準だ。
同社はまた、主要株価指数から除外される可能性をめぐる市場の噂にも直面しており、これは先週にセイラー氏の怒りを買うほど深刻な脅威だった。
ビットコイン価格は週末に小幅上昇して本記事執筆時点で8万6200ドルに達しており、これに連れて株価は24日序盤に1.5%上昇した。
|翻訳・編集:林理南
|画像:Shutterstock
|原文:Strategy Apparently Paused Bitcoin Accumulation Last Week


