ストラテジーのセイラー氏、Xに意味深な投稿
  • ストラテジーのマイケル・セイラー氏は、恒例の日曜日のXへの投稿で、オレンジ色のドットから緑色のドットへの切り替えを示唆した。
  • この動きは、同社が通常前週のビットコイン購入を発表する月曜日に新たなニュースが出る可能性を示唆している。
  • ストラテジーのフォン・レCEOは先週末、mNAVが1を下回った場合、永久優先株の配当金を賄うためにビットコインを売却する可能性があると述べた。

過去12カ月間、ストラテジー(Strategy)のマイケル・セイラー(Michael Saylor)会長は一貫したパターンを維持してきた。ほぼ毎週日曜日に遊び心のあるX投稿を行い、オレンジ色の点で示されたチャートを用いて、月曜日に追加のビットコイン(BTC)購入を発表することをほのめかしていたのだ。

しかし11月30日の日曜日、このパターンは少なくとも少し崩れたようだ。セイラーは同じチャートを投稿しながら、「緑色の点を追加し始めたらどうなるか」と述べたのだ。

この微妙な変化はビットコインコミュニティ全体で憶測を呼んでいる。緑色の点が自社株買いやバランスシートの調整を示唆するとの見方がある一方、ビットコイン売却の可能性を示唆しているのではないかと疑う声もある。

さらに、ストラテジーのフォン・レ(Phong Le)CEOは出演したポッドキャストで、同社が短期的な借り換えリスクを抱えていないことを再確認しつつ、mNAV(市場純資産価値)が1を下回った場合、永久優先株の配当資金調達のためにビットコインを売却する可能性があると説明した。レ氏はまた、ストラテジーが取得原価の高いBTCを選択的に売却することでキャピタルゲインを相殺し、1株当たりのビットコイン価値を高めることができるとも指摘した。

マイケル・セイラー氏が繰り返し主張する「ビットコインは売却しない」という原則を考慮すれば、ストラテジーによるいかなる理由でのビットコイン売却も注目に値する。

約65万BTCを保有する上場企業中最大のビットコイン保有者であるストラテジーの株価はここ数カ月で急落し、年初来41%下落、1年余り前の史上最高値からは約70%下落している。

この株価下落により、追加ビットコイン購入資金を調達するための普通株売却能力が制約されている。代わりに同社は優先株発行によるビットコイン購入に切り替えたが、批判派は「普通株のさらなる希薄化やビットコイン保有量の売却なしに優先配当を支払えるのか」と疑問を呈している。

|翻訳:CoinDesk JAPAN
|編集:井上俊彦
|画像:Nikhilesh De
|原文:Michael Saylor Sunday Change-Up Suggests New Announcement Coming Monday

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